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マトリックス レボリューションズ
The Matrix: Revolutions
★★★★★★★☆☆☆
2003年 アメリカ
監督/脚本/製作総指揮: ラリー・ウォシャウスキー / アンディ・ウォシャウスキー
製作: ジョエル・シルバー
出演: キアヌ・リーブス / ローレンス・フィッシュバーン / キャリー=アン・モス

<ネタバレ注意!>
今回の批評は映画の内容に深く関わっています。未見の方は作品鑑賞後ご覧いただくことをオススメ致
します。m(_ _)m


☆こういう作品☆
 人間VSマシン、そしてネオ(キアヌ)VSスミス(ヒューゴ・ウィービング)の戦いはついに完結。“リローデ
ッド”でセンティネルを倒した際、現実とマトリックスの間の世界に入り込んでしまったネオ。トリニティー
(モス)らの助けによって現実へと舞い戻るが、残された時間で自分が何をすべきか、その答えを求めて
三たびオラクル(メアリー・アリス)を訪ねる。その一方で、センティネルの大群はいよいよザイオンに侵入
しつつあった。


☆こう観た☆
 薄っぺらいアクション映画で終わりたくなかったのだろう。完結編でも何かと“愛”を乱用。深みを吹き込
もうとする姿勢があまりに露骨すぎてカラダがムズかゆいが、ネオとトリニティーとの間には常にそれが謳
われていたので許し得る。
 “リローデッド”では増幅したマシンやスミスに唯一太刀打ちできるネオのワンマンになりつつあった人間
陣営だったが、トリニティーはザコ相手に“1”で見せた軽やかな舞いを取り戻し、常に冷静沈着なオラク
ルの側近セラフ(コリン・チャウ)の意外な頼もしさも爽快。ザイオンのメカAPUはクールだし、ミフネ(ナサニ
エル・リーズ)も男ットコ前だ。
 だが硬派に作りすぎたがゆえか、ちょっとしたアラが気にかかる。センティネルVS人間の大迫力の攻防
を満喫後、名もない志願兵の坊主の「戦争は終わったんだ!」のセリフを一瞬にして鵜呑みにし、雄叫び
を上げる人間たちのリアリティのなさに興ざめ。最強決定戦と思われたネオVSスミスの“ドラゴンボールZ”
さながらなバトルに舌鼓を打った後、結局最強だったのはオラクル(?)という「あのバトルは何だったん
だ?」な結末。
 確かに現在のウォシャウスキー兄弟の引き出しはすべて見せたように思える。だが、観たもの以上に案
外得られていない満足感に首をかしげながら、長い長いエンドロールが尽きるまで席に座り込んでしまっ
ていた。
written on November 16, 2003


▽webサイト: こちらから


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▽ここで観た: イオンシネマ久御山 (京都) 



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