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キル・ビル
Kill Bill Vol.1
★★★☆☆☆☆☆☆☆
2003年 アメリカ
監督/脚本: クエンティン・タランティーノ
出演: ユマ・サーマン / ルーシー・リュー / ディビッド・キャラダイン / ダリル・ハンナ / サニー千葉 / 栗山
千明


☆こういう作品☆
 暗殺集団の一員ザ・ブライド(ユマ)は結婚式の当日、彼女の組織のボスで彼女に宿ったもうひとつの命
の相手でもあるビル(キャラダイン)の裏切りで半殺しの目に遭い、約4年間昏睡状態に。そこから奇跡の
回復を見せた彼女は自分を痛めつけた5人をリストアップ。復讐の旅に出る。


☆こう観た☆
 冒頭、教会でザ・ブライド(以下ブライド)に猶予なく放たれた銃弾、そしてリビングとキッチンでいきなり
繰り広げられる復讐リスト2番目との熱いバトルは、決して良くない周囲の評判を聞いて鑑賞に臨んだ筆
者に淡い期待を抱かせたが、お楽しみはここまでだった。
 "Vol.2"で明らかになるのだろうが、そもそもこのブライドが裏切りに遭った理由が明確でないために、彼
女に感情移入してこの戦いを見届ける意味を見出せない。だから、むしろご親切に激動の幼少時代をア
ニメで紹介してくれた復讐リスト1番目のオーレン・イシイ(ルーシー・リュー)を心なしか応援してしまう始
末。
 沖縄のパートも、千葉扮する服部半蔵とその弟分のまったく笑えない掛け合いには目をつむるとしても、
そこに剣術や日本語を学ぶシーンがないのは致命的。剣術はいいとして、のちにブライドが発するあの実
用性なさすぎな日本語を千葉から教わっている微笑ましいくだりが少しは欲しかった。このほか、彼女が
異常に黄色にこだわる理由(パクったクルマが黄色だったから、では片付けられない)も含め、説明不足
は否めない。
 それでもラスト、ビルの含みあるセリフにかろうじて次作への興味は残したが。
 結局筆者の目に最も焼きついたものは、ユマが履く黄色いオニツカタイガー(ちょっと欲しくなった)と、栗
山千明の太もも(不謹慎)であった。
written on November 15, 2003


▽webサイト: こちらから


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▽ここで観た: イオンシネマ久御山 (京都) 



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