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ペイチェック 消された記憶
Paycheck
★★★★★☆☆☆☆☆
2003年 アメリカ
監督: ジョン・ウー
出演: ベン・アフレック / ウマ・サーマン / アーロン・エックハート


☆こういう作品☆
 舞台は、人間の一定期間の記憶を消去することが可能になった時代。企業の極秘プロジェクトに参加し
ては報酬を荒稼ぎし、その都度記憶を消されていたエンジニアのマイケル(ベン)だったが、消された記憶
の間に企業の陰謀にハマり、警察とその企業に追われるハメに。


☆こう観た☆
 登場人物は一見文化系人間ばかり(やり手のエンジニア、生物学者、etc)なのに、どこで覚えたのか
エンジニアのバイクテク(“M:I-2”は鍛え上げられたスパイだったから一応納得したが)や生物学者のケリ
(演じるはウマ・サーマン。“キル・ビル”続編の宣伝としか思えない)はキマりすぎで、彼らの本職を忘れ
てしまう。このほか、“マイノリティ・リポート”の二番煎じのような作風(原作者が同じ。なるほど)やタイム
パラドックスの根本的な矛盾(ひとつ違う行動を起こせば未来は変わるはずなのに、用意したアイテムが
なぜかことごとく役に立つ)、機転が利きすぎる主人公、超リッチなはずなのにマフィンにロウソクという現
実味のないバースデーケーキ、シロウトが見てもわかる色分けされた「細工」、なぜか6番目に仕掛けるト
ラップ…(まだあると思う)。とにかくツッコミどころ満載で、コメディ的な見方をすれば案外楽しめてしまう。
 頭を使わなければそれなりの娯楽作には仕上がっている。ジョン・ウーに対する評価は一般的に凋落す
る一方なのに、彼に周囲の声を気にする様子はなく、己の道を突き進んでいる姿勢は逆に評価したい。
written on March 18, 2004


▽オフィシャルwebサイト: こちらから


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▽ここで観た: イオンシネマ久御山 (京都) 



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