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グッバイ、レーニン!
Good Bye, Lenin!
★★★★★★☆☆☆☆
2003年 ドイツ
監督/脚本:ヴォルフガング・ベッカー
出演:ダニエル・ブリュール / カトリーン・ザース / チュルパン・ハマートヴァ


☆こういう作品☆
 父が家を出て西ドイツに亡命した後も、東ドイツのガチガチの社会主義者としてたくましく生きている母ク
リスティアーネ(ザース)を敬愛する青年アレックス(ブリュール)。しかしその母が心臓発作で倒れ、8ヶ月
間昏睡状態に。その間にドイツはベルリンの壁が崩壊し、国のカラーが一変。目覚めた母にショックを与
えてはいけないと医者に言われたアレックスは、母に東西統一のことを気付かせてはなるまいとあの手こ
の手で何も変わっていないことを装う。


☆こう観た☆
 もし私が主人公アレックスの立場で、クリスティアーネのような母を持ったらと考えてみたが、母にショッ
クを与えまいとする彼のちと行き過ぎた行動にはとても感情移入できそうにない。しかし、若さゆえの無垢
な愛情表現という見方ができると愛らしく思える。そのあたりは周囲を取り巻く人々が一番よくわかってお
り、彼のあくなき執念にウンザリしながらも、決して見捨てようとはしない。カワイイガールフレンドのララは
ナースらしく彼と母双方の支えになっているし、架空のニュース番組を一緒に撮ってくれる協力的な職場
の同僚は、映画監督志望という夢が生かせて目が輝いている(むしろ私は彼に共感できた)。
 クリスティアーネがベッドから離れ、ひとりで外に出てしまうシーンや、はなればなれになっていた父親と
の再会は、歴史を目の当たりにしてきた本国の観客の胸にさぞかし響いたことだろうと想像はつく。それ
だけに、私が当時のドイツの歴史に疎い日本人であることを残念に思うのであった。
written on April 8, 2004


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▽ここで観た:梅田ガーデンシネマ(大阪) 



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