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ぼくは怖くない
Io Non Ho Paura
★★★★★★☆☆☆☆
2003年 イタリア
監督:ガブリエーレ・サルヴァトーレス
出演:ジョゼッペ・クリスティアーノ / マッティーア・ディ・ピエッロ


☆こういう作品☆
イタリアの田舎に住む少年ミケーレ(クリスティアーノ)。彼は友達と遊んでいた時、あるほら穴を発見。そ
して、その中に人が閉じ込められているのを知り、彼はほら穴に通いつめるようになる。


☆こう観た☆
 金色の草原を駆け抜ける少年たち。無邪気だった日々を想起させる美しいシーンとは対照的なかけっこ
に負けた少女への罰ゲーム。子供の無垢さと残酷さを同時に見せる意味深なオープニングは、主人公の
少年ミケーレと彼の両親の間でこれから起こる出来事の予兆を連想させるプロローグとして強い印象を残
す。
 ミケーレがほら穴に閉じ込められた少年フィリッポの素性を知るまでにそう時間はかからない。しかし、
愛する両親が罪を犯しているという矛盾を受け入れる力が彼にはまだ無い。大人の都合に巻き込まれた
小さな子供の大きな苦悩が浮き彫りになっている。それでも彼は強い正義感でフィリッポを守ろうと奔走す
る。心身ともに未熟な少年の危うさは、こちらがやきもきさせられる。
 サスペンス的な見方をするとやや中途半端で、成長物語と言えるほど少年に目ざましい発展は劇中感
じられないが、ミケーレ演じるジュゼッペ・クリスティアーノの演技は見るものがある。『マレーナ』の主人公
もそうだったが、イタリアの子役はなぜこうも表現力豊かなのだろうといつも感心させられる。
written on April 9, 2004


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▽ここで観た:テアトル梅田 (大阪) 



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