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気まぐれな唇
Turning Gate
★★★★★☆☆☆☆☆
2002年 韓国
監督/脚本:ホン・サンス
出演:キム・サンギョン / チュ・サンミ / イェ・ジウォン


☆こういう作品☆
 うだつの上がらない俳優のギョンス(キム・サンギョン)は決まっていた仕事を失って途方に暮れ、先輩と
再会。そして先輩からギョンスのファンだというダンサーのミョンスク(イェ・ジウォン)の紹介を受ける。


☆こう観た☆
 筆者の関心は、脱力系な主人公ギョンスがどのような男であるかということの一点だったのだが、結局
最後までそれはわからずじまいだった。単に少しエキセントリックと言われればそれまでだし、ほんの数
日の間に2人の女と絡んだことで本当の愛を見つけたと言われてもどうも説得力がない。パッとしないエッ
チ好きな青年、という人間像しか浮かんでこないのだ。こんな男のどこに女は惹かれたのかも今ひとつ伝
わってこない。(あるとすれば役者としての彼のファンだったということだけ)
 劇中忙しそうな人間が誰ひとり登場しないからか、雰囲気は終始のんびり。出演者の演技も自然で、
BGMを廃したこの空間は居心地悪くない。しかしこのムードも、時の流れがスローになっていくに従って冗
長に思えてくる。
 救いはホテルへと導くくだり。どうにかお手合わせ願おうとする男の思惑と、それを感じ取った女のちょっ
とした掛け合いが熱い。監督はこことベッドシーンだけに重点を置いたように思える。心配性な2人目の女
の家族など、笑えるシーンも作れる監督なのだからもう少しメリハリの利いた演出もできたのではと思う。

余談:登場する2人の女優。服を着た姿は2人目の方がキレイに見えるのに、ベッドの上では1人目のほ
うが色っぽい。女は脱いでみなわからん…。
written on April 9, 2004


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▽ここで観た:テアトル梅田 (大阪) 



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