地上波の帝王 2003.02〜2003.04
2003.04.26
「機動戦士ガンダムSEED」:第29話。今回で中立国からはお別れです。ちょっとした人事異動としては、カガリちゃんが中立国に居残り、キラ君の学友のトール君って人が戦闘機のパイロットになりました。これで戦闘機乗りが正式に二人になったわけですが、上は少佐で下は二等兵。階級差がありすぎですが、まぁTVだし。
 さて、中立国から出た途端にガンダムファイトが始まります。攻めてきたのはいつものガンダムチーム(イージス、デュエル、バスター、ブリッツ)なんですが、こいつら準主役級のくせに弱ぇっス。特にバスターとかデュエルなんかはなーんもせんうちにリタイアするし。ま、逆に言えばストライクが強く扱われすぎなんかもしれません。今回なんかはランチャーストライカー→エールストライカー→ソードストライカーと三段換装をフルに活用しての大活躍。主役交代を間近にして、視聴者に「
ほ〜ら、こんなに活躍してるストライクのプラモを買おうね」と訴えてるように思えて、ちょっといじらしいです。皆さんもプラモデル買ってあげて下さいね。実際、SEEDのプラモは全体的に良い出来だと思いますよ
 さて、OPでハブにされてたので心配していたブリッツとニコル君ですが、やっぱりアボ〜ンしちゃいました。オイラの予想は大的中です。消えるガンダムとしてオイラのお気に入りだったブリッツですが、アスラン君のイージスをかばって斬られるというなかなか味のある最期を迎えました。
 SEEDという番組は、全体的に人物描写に重きを置いているようで、その反動として戦闘シーンがかなり少ないように思います。ブリッツとニコル君も第一話から登場してた割にはあんまし活躍の場がありませんでした。デュエルやブリッツなんかも同様で、GガンダムやガンダムWでのガンダム達と比べても扱いがぞんざいで、後半に新型ガンダムが登場したら、さらに日陰の扱いになるのではないでしょうか?オイラ的には、ちょっと一年で終わらせると中途半端になりそうで、かなり不安っス。来週以降もドキドキしながら見守っていきたいと思いまっする。
2003.04.19
「機動戦士ガンダムSEED」:第28話。やっとこさストーリーが進むと思ったんだけど、あんまし進みませんでした。とりあえず千点頭脳の持ち主のようなようなキラ君の天才パワーによって、一般ピーポーでもモビルスーツが普通に操縦できるようになった点が最重要ポイントでしょう。フラガ兄さんが「これで儂もストライクに乗れるなぁ」みたいなこと言ってはりましたし、新OPでもフラガ兄さんがストライク乗ってはるみたいやし、GW開けくらいにはキラ君にもMS仲間ができそうです。ひょっとしたら、サイ君もMS操縦に再チャレンジしたりするんでしょうか?
 あとですね、キラ君の両親とカガリちゃんの父親の会話からの推測なんですが、どうも
キラ君とカガリちゃんは兄妹(姉弟?)かもしんないです。いろんなコトをくよくよと考える超天才のキラ君と、反射神経が大脳を通らずに運動神経にダイレクトに直結してそうなカガリちゃんの血が繋がってるというのは、どうだかなぁ?と思いますが、ハッキリするまでは評価保留としときましょう。
 さーて、来週は久々のバトルが展開されそうです。もしかしたらニコル君なんかは見納めになるかもしんないので、そこいらへんは特に気にしながら観ることにします。ところで、フリーダムガンダムはいつ出るのかなぁ?
2003.04.12
「機動戦士ガンダムSEED」:第27話。先々週の26話が総集編。先週は特番でお休み。今週は全体の2/3くらいが総集編。総集編ばっかりでつまらんわー。
 まぁ、今回は新OPと新ED、特に新OPこそが目玉かな、と思われます。EDの絵は変わらなかったんですが、OPは絵が一新。キラ君もアスラン君も新型ガンダムに乗ってはります。どうもストライクにはフラガ少佐(だったよな)が乗るみたいやし、それ以外にも4種類の新型ガンダムが登場してはりました。まぁ、そのうち一種類は量産型のアストレイなんですが、他の3種類のガンダムにはそれぞれパイロットらしき新キャラの絵も出ており、これからの展開に期待です。前から頑張ってはるデュアルとイザーク君、バスターとディアッカ君、ブリッツと・・・あれ?
ブリッツとニコル君の絵がないぞ。こりゃぁひょっとするとひょっとするのでしょうか?
 さて、これからは人間関係もこじれていきそうな気配も出てきてます。来週こそはちゃんとストーリーが進んでくれることを祈ってお別れです。バッハハ〜イ!
2003.03.29
「機動戦士ガンダムSEED」:第26話。予想通り総集編でした。つまらんかったです。今回の総集編のウリはTMレボリューションの西川貴教がナレーションをするってことだったんですが、だからどーってこともなかったです。やっぱストーリーが進まんと感想もクソもないですわ。
「満月をさがして」:最終回。知る人ぞ知るオイラのお気に入り番組。重い病気で余命一年の女の子が死神に助けられて、歌手になって最期まで精一杯生きる、というストーリーだったんですが、途中で満月(主役の女の子ね)の心の支えだった少年は死んでたり、死神は消滅しかけたり、屋良有作三原順子が出演してたり、と波瀾万丈の演出がイカしてました。そんな演出とかのおかげでオイラの楽しみだったんですが・・・、ですが・・・、この最終回はどうなん?満月は病気治るし、死神は人間にもどるし、超のつくハッピーエンドぢゃん。悪くはないんですが、どーも物足りんですな。ちなみに原作漫画の方がもっとパンチの効いた演出なんで、オイラの期待はこちらに向くことになりました。でも漫画の方はいつ頃完結するんかなぁ?
2003.03.22
「機動戦士ガンダムSEED」:第25話。番組が始まったと思ったら、もう戦闘が始まってました。敵は4体のガンダム。昔で言うド・ダイみたいな飛行機に乗って、空を飛びながらの攻撃。こんな便利なのがあるんなら、砂漠戦でも使えば良かったのに。そしたら「うわーん、砂に足をとられて動けなーい」みたいな情けないコトを言わんで済んだのに。装備品は良く考えて有効に使おうね。
 ところで、よく格闘漫画などでは「頭上を取られたら負け」などと言われたりするんですが、今回空飛ぶガンダム4体は全てがストライクの頭上を取っていましたが、アスラン君のイージスを除く3体はキラ君にパピョンパピョンと落とされてはりました。こいつらホンマに役に立たねぇ。初登場時の犬型MSや泳ぐMS以下です。
 とは言え、ストライクはともかくアークエンジェルの方がエンジン壊されたりしてボロボロになっていきます。ここでカガリちゃんが「
中立のオーブ国へ逃げ込め!あたしゃぁ、オーブの姫様だから大丈夫!」などと暴露して国境に突入していきます。アスラン君達は国際問題になるのを恐れて撤退です。中立国に入ってからはあんまし面白くなかったので、今日はここまで。来週は総集編っぽいので、ちょっと萎え萎えです。
 さて、私事ですが、某雑誌の懸賞で、マリュー艦長こと三石琴乃さんのサイン入りテレカが当たりました。これからより一層マリュー艦長を応援していくことにします。マリュー艦長がんばれーっ!
2003.03.15
「機動戦士ガンダムSEED」:第24話。潮風を頬に受け裸足で駆けてく〜、とフローネ一家のように無人島に流されてしまったカガリちゃんとアスランくんの話。お約束のお色気(?)シーンを含む嬉し恥ずかしな展開で、先が読める、読める。頼むからオリジナリティをみせてくれ。ちょっとでいーからオリジナリティをみせてくれ。
 今日のマリュー艦長。人命を尊重する優しい艦長。珍しく指揮官っぽかったです。なんかしっかりしてきてるし・・・
 今日のバジルール中尉。人命を軽視する非道な士官。いつも通りです。なかなかの悪役っぷりです。
 ところで、
あるお方(アニカラ界の支配者と呼ばれる超大物)が「そろそろ味方から敵に寝返る女が出てくる頃かと思われる」というナイスな予想をしてくれはりました。さすがは某支配者。なかなかに深い読みです。しかしながら、オイラとしては逆の予想をしたいと思います。すなわち「敵から味方に寝返る女(男かも?)が出てくる」です。さてさて、どっちの予想が当たるのか?それともどっちも外れるのか?どうなることやら。
 さて、次回予告によれば、来週ようやくガンダムファイトが始まるみたいです。もうじき前半終了ということで、ストライクガンダム(とイージスガンダム)は派手に壊されるかもしれません。たーのーしーみーだー。
2003.03.08
「機動戦士ガンダムSEED」:第23話。宇宙からキラ君のライバル(?)であるアスラン君が地上に降りて来ました。これによって地球上にガンダム5体が勢揃い。近いうちに大規模なガンダムファイトが催されるのではないかと期待してしまいます。すでに番組後半でキラ君とアスラン君が搭乗する新型ガンダム二種類も発表されているので、ストライクとイージスはぶっ壊れる可能性もありますね。楽しみ〜。
 さて、今回は海戦第二弾。新型の泳ぐMSも登場して、アークエンジェル大ピンチ!・・・の筈だったんですが。結果から言ってしまえば、やっぱ地球軍にMSなんて必要ないっス。アークエンジェルの戦力は、戦艦×1、MS×1、戦闘機×2です。MSはキラ君が乗って、敵の新型MSを倒しました。これは良い。で、敵の他の戦力、潜水母艦×1、泳ぐMS×2、飛ぶMS×1は戦艦と戦闘機だけで撃破しちゃいました。ちなみに敵戦力は格納されていたMS等は含んでませんので、実際はもっと充実してた筈っス。ホント、なんで開発したんだろう?改良人間であるコーディネーターの能力とMSの性能が脅威とかいう設定はもう存在しないも同然っス。トホホのホだ。
 あ、最後にアスラン君の乗ってた輸送機が撃墜されて、彼は無人島に流れ着いてしまいました。同じく漂流してきたカガリちゃんと「ふしぎの島のフローネ」状態になりそうな所で次回に続きます。しかし、地球に来るなり撃墜→漂流とは笑えるライバルです。もっとしっかりしてほしいもんっス。
 しっかりと言えば、マリュー艦長。なんかしっかりしてきました。マリュー艦長と大阪(あずまんが大王)にはしっかりなんかしてほしくありません。もっとボーっとしてて下さい。
2003.03.01
「機動戦士ガンダムSEED」:第22話。海だー。だから何だーって言われると困りますが。
 空飛ぶMSと泳ぐMSが二機ずつ攻めてきました。対するキラ君のストライクガンダムは「
空は飛べない、泳げない」とのことで、役に立ちゃしねぇ。ファーストガンダムが究極の汎用機体として開発されていたので、飛んで良し、走って良し、泳いで良しだったのに比べると、同時期に目的別で5種類(裏設定では6種類らしいですが)も開発されていた用途限定の機体は融通がききません。まぁ、犬型MSという前例もありますんで、どうせ強いのは初登場の時だけでしょうが、とりあえずアークエンジェルはまたもや大ピンチです。
 さて、飛べない泳げないストライク。どないすんねやろー?と思ってたら、キラ君が「
泳がれへんゆーたかて、泳がんとしゃーないやんけー!」とヤケクソ発言をかまして海にドボーン。ヤケクソファイトで水中MS二機を破壊。アークエンジェルも珍しくミサイルを空中MSに命中させて撃破。防衛成功ですよ、防衛成功。
 しかし、マリュー艦長は地味になったなぁ。もっと大活躍をしてくれんと観てる方としては張り合いないですわ。
2003.02.22
「機動戦士ガンダムSEED」:第21話。砂漠の虎がアークエンジェルに総力戦を仕掛けはりました。犬型MSを数体出すだけでアークエンジェルを窮地に追い込んだ虎。その虎が地上戦艦やら駆逐艦まで繰り出してヤル気マンマンの総攻撃。しかも援軍としてガンダム2体をゲット。危うし、アークエンジェル。
 ・・・と思ったら、弱ぇ。犬型MSはショッカーの再生改造人間のように弱く、キラ君によって瞬く間に全滅。二体のガンダムは「
うわーん、砂に足をとられて歩けなーい」てな感じで役に立たないったらありゃしません。虎も専用の犬型MSで出撃しますが、同乗していた愛人(声:ビビアン・スー)と共にキラ君にやられて死んじゃいました。やっぱり虎は、ちょっと前に危惧していたとおりの中途半端キャラでした。駄目だねー。
 今回お亡くなりになった虎ですが、番組の冒頭で「クルーゼの事きらーい」と言ってました。やっぱり顔を隠すような奴は味方からも好かれないようです。
 次回予告を観たところ、来週は海戦をするみたいです。空飛ぶMSやら泳ぐMSやらも登場するみたいなので、ビミョ〜な期待と不安が混じり合います。どうだかなー。
2003.02.16
「最終兵器彼女」:最終回。なんか原作よりアッサリ・サッパリした終わり方のような気が・・・。まぁ、あんまし救いようのない終わり方というのもなんですし、あんなモンですかねぇ。
「爆竜戦隊アバレンジャー」:第1話。とりあえず一回目ということですが、ホンマに暴れてるだけやんけー!ま、もうしばらくは見守るとします。
「仮面ライダー555」:今日一番のヒット。何が良かったって、その強さが、人間<怪人<仮面ライダー<バイクロボと判明したからっス。いや、敵怪人が変身ベルトを奪ってライダーに変身して主人公達が大ピンチって場面で、突然バイクがロボットに変形。仮面ライダーをボッコボッコにしばき倒しはりました。すごいなぁ、強いなぁバイクロボ(正式名は不明っス)。地球の平和はキミが守るんだ!しかしサポートロボより弱いライダーって・・・
2003.02.15
「機動戦士ガンダムSEED」:第20話。サブタイトル「おだやかな日に」。サブタイのまんまです。あんましストーリーが進展しませんでした。メカ戦もなけりゃ、マリュー艦長の活躍もない。とほほー。
 ま、今回のポイントは
顔も見せれん輩は信用しちゃぁイカンという所でしょう。仮面の男「ラウル・クルーゼ」というみたいですが、なんか妙な薬を飲むわ、なんか企んでるっぽいわ、と怪しさ大爆発です。歴代ガンダムシリーズでも「シャア」「ゼクス」という「顔は見せられないわ」って感じの男が出世街道をばく進してましたが、どちらも所属軍隊に関してはシッカリと叛意を示してはりました。こんな前例がある以上は、クルーゼ君もそのうちなんかしでかす事は予定調和のようなモノと考えるべきだと思います。ま、せいぜい頑張っとくんな。
2003.02.09
「忍風戦隊ハリケンジャー」:最終回。まぁ、ストーリーなんてあってないようなもんだしなぁ。
 今日で終わっちゃったんですが、一年間まぁまぁ楽しめた作品だったと思います。特に前回のサンダール(声:池田秀一)の「
当たらなければどうということはない!」とか「見せてもらおうか、地球のカラクリ巨人の性能とやらを」とかのセリフはファーストガンダム世代のおっさんのハートをがっしり鷲掴みだったことでしょう。
 とりあえずラスボスの精神体→巨大タウザント→暗黒七本槍→タウザントと、やられたら変化して復活というパターンは、
まるでFFのラスボスのようでちょっと鬱陶しかったっス。FFと違って全部弱っちかったので、戦闘時間だけやたらと長引くってことはなかったのが、救いと言えんこともないかなぁ。
 来週からは「爆竜戦隊アバレンジャー」が始まるそうです。予告を観る限りでは恐竜型メカがCGで暴れ回る感じなので、オイラ的にはハリケンジャーより期待しています。頑張って暴れまくってほしいもんです。
2003.02.08
「機動戦士ガンダムSEED」:第19話。こないだ雑誌でキラ君の乗る新型ガンダムの設定画を見ました。個人的な意見ですがすんげぇダサいので、ちょっと萎え萎えです。むーん。
 気を取り直していきます。今回は「砂漠の虎」とキラ君(withカガリちゃん)との邂逅です。どうも砂漠の虎は切れ者だけどスチャラカ軍人という設定らしいんですが、オイラにはすんげぇ中途半端に思えてしかたがありません。こういうキャラはスパロボ系の番組なら成立するかもしれませんが、リアル系の番組には無理が多いので、浮きまくりキャラになる可能性が大です。砂漠の虎もプカプカと浮いているような感じです。なんだかなぁ・・・
 他には虎の愛人キャラの声を「
ビビアン・スー」が演ってましたが、全員標準語の世界で片言の日本語は虎の設定以上に浮きまくってました。何考えてるんだかなぁ・・・
 今回もマリュー艦長の活躍少なくて寂しい。もっと頑張れ!マリュー艦長。
2003.02.01
「機動戦士ガンダムSEED」:第18話。さぁて、今週のSEEDっス。なんか前回の三角関係はあんまし尾を引いておらず、ちょっとガックシ。マリュー艦長もほとんど活躍をしないし、見所少ないねぇ。
 今回スポットライトを浴びていたのは「
砂漠の虎」なんぞと呼ばれている敵の中ボスでした。民間人の村を攻撃する前には「今から村を燃やすんで逃げなさぁい」等と村人に警告を出したりする偽善者っぽく描写されてはりました。それでも住む所や食料・燃料は完全燃焼させていったんで、村人にはキッチリと恨まれてはりました。んで、レジスタンスの村人は、リベンジのためにバギーに乗って出撃します。
 しかし、こないだの健闘ぶりはどこへやら、村人バギーは犬型MSにコロンコロンと蹴散らされていきます。中ボス曰く「喧嘩にもならない」戦力差だそうです。前回負けたくせに偉そうですが、現実問題としてキラ君のガンダムが応援に来るまでにケチョンケチョンにされてましたんで、反論はできんでしょう。
 村人レジスタンスはほぼ壊滅したと思って間違いないでしょう。というか、今日まで生き残っていたのが不思議なくらいの負けっぷりでした。キラ君にも「気持ちだけで何が守れるっちゅぅねん!?」などと説教くらってはりました。
 最後にバンダイのCM。いくらなんでも
蝶野正洋がガンコレを集めてるって設定には無理があるぞ・・・