地上波の帝王  2004.10〜2004.12
2004.12.28
「蒼穹のファフナー」:最終回1時間スペシャル。乙姫良し!
 ってことで最終回。「蒼穹作戦」発動ってことで、一騎・真矢・剣司・カノンはフェストゥム本拠へと総司救出のために出撃。4人は相互リンクによって繋がれており、1人でも欠ける(戦死する)とリンクも途切れて分断されるというシステム。このシステムのおかげか、4人の一体感はとても良い感じで、臆病なはずの剣司もオットコ前です。
 今回秀逸だと思ったの
2人の個体フェストゥムの対比です。竜宮島と共に生きる決意をした乙姫は、島との同化による個体としての自分の消滅を前に恐怖します。一方の敵個体フェストゥムも自らの消滅を前に恐怖します。ただ、この後に乙姫が恐怖を乗り越えて、新たな生命の誕生のために自らを犠牲(というか昇華)にすると選択するのに対して、敵個体フェストゥムは消滅の恐怖に負けた(?)かのように描かれているように感じました。同じような条件に対して、生と死に対する認識の違い、そして希望と絶望の対比をしているようでなかなか見応えがありましたね。
 オチとして、総司は(とりあえず)消滅してしまったワケですが、乙姫の意志によって生命と死を理解したフェストゥムが竜宮島(そしておそらく地球にも)生命の息吹を蘇らせたことによって希望は繋がれていると思わせるラストでした。惜しむらくは経過良好との情報のあった咲良の快復を見せてほしかった気はします。まぁ、これは個人的な希望ですんで、これがなかったからと言って大きな問題はありません。放送開始当初に見切らなくて正解だった。かなり満足な作品でした。
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2004.12.26
「魔法少女リリカルなのは」:最終回。ストーリーのヤマは前回にて片付いていたので、後日談的な感じで進行。日常に帰るなのはよりも、フェイトの処遇の方が気になる展開です。サブタイトルの「なまえをよんで」は、なのはのフェイトに対する想いであると同時にOPの歌詞にも重なる良い題名だと思います。
 この番組はいわゆるキャラ萌えアニメだろうと思ってて、それほど期待せずに観始めたんですが、意外に良いストーリーだったので好感度がグングン上がっていきました。惜しむらくはメインストーリーに重点を置きすぎたためか、なのはの日常(家庭や学校など)の描写が少なかったところですかね。まぁ1クールしかなかったのだから仕方ないのかも。
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2004.12.25
「機動戦士ガンダムSEED DESTINY」:第11話&12話。1時間スペシャルで2本立て
 まず11話。ブルーコスモスのリーダーは前々回の核攻撃大失敗により避難囂々。逆恨みパワーでさらに熾烈な攻撃をしそうなことを言ってはりました。戦況は激化するのですね。
 オーブでは閣僚っぽい連中が「現実問題として北大西洋連合(実情はブルーコスモス)と同盟しないと」と言っとります。対してカガリちゃんは「中立! 中立!」とのことですが「また親父の時みたいに国を燃やす気かよ」と愚痴られて沈黙。へこむカガリちゃんをキザ夫が下心丸出しで慰めますが、脈なさそうだなぁ。
 さらに宇宙ではアスラン君がイザーク&ディアッカと再会。イザーク君は憎まれ口を叩きながらも嬉しそう。皆でニコル&ミゲルのお墓参り。ここでイザーク君がアスラン君に「帰ってこい、お前はこちら側の人間」と、かつてアスラン君がキラ君に言ったのと同様のお誘い。アスラン君は悩みながらも返事できず。
 そしてザフトは「積極的自衛行動」の名の元に地球侵攻開始のようです。艦船にMS積み込んで大気圏突入してます。でも
ザクは大気圏突入能力標準装備のはずなので、いきなりMSだけ大量降下させた方が奇襲としてははるかに効果的だと思うのはオイラだけなのかなぁ。艦船は制空権とってから降下で充分だと思うけど。
 そして新造艦(ミネルバ)には「砂漠の虎」が危機を知らせます。そして艦長はオーブ脱出を決意。出港寸前にはカガリちゃんが訪問。ここでまたまたシン君にケチョンケチョンにけなされて、さらにへこみます。いったい何しに行ってるんだか。しかしシン君、本気で目立ってないなぁ。しっかりせな。
 続いて12話。オーブから出港したミネルバの眼前には地球軍の大艦隊が。後ろからはオーブ艦隊が「もう戻ってくんな、シッシッ」とばかりに大砲の照準を向けます。艦長は正面突破しか我らの生き残る道は無し、との判断で応戦決定。戦艦1隻とMS3機に対して、敵艦船は10隻以上、MSは画面から察するに100機くらいかな。まぁ一瞬でボコられて終わ・・・らない。スタッフはここでコーディネーターは優秀との設定を思い出したのか、けっこう互角に戦うミネルバ隊。数隻の艦艇と数十機のMSを破壊された地球軍司令官は「
けっこうしぶといね」の一言でさらっと流してましたが、かつてファーストガンダムではシャアがザク3機を失った時点でドズルから叱責されてたことから考えるとMSや兵士の価値は下がりまくりです。しかしあの戦力差でここまで苦戦するとは、地球軍指令の無能ぶりは常軌を逸していますなぁ。
 そんなこんなで地球軍は新型兵器を投入。それは巨大MAザムザザー。見た目は大きな蟹。こいつに向けてミネルバは陽電子砲を撃ちます。そしてバリアに阻まれます。このバリアに一同びっくり。って、SEED世界には何でもバリアが存在してるんだから、そんなに驚くことないじゃん。まさか何でもバリアはなかったことになってるのかなぁ。
 で、この凄い新兵器に苦戦するミネルバ隊。シン君のインパルスも善戦するが、エネルギー切れで大ピンチ。ここでシン君の種が弾けてバーサークモードに。切れてたエネルギーはミネルバから発射された
ビームを額に受けて復活。って、お前はウルトラセブンか!? そして狂戦士と化したシン君によって地球軍に対する虐殺が始まります。いやぁ強い強い。まるでシン君が主役みたいに見えるぜ。インパルスも強くなってるみたいで、砲撃まともに喰らっても無傷です。なんとか生き残った地球軍は命からがら退散しちゃいました。
 最後にアスランがザフトに復帰。赤服を着てセイバーを受領。とりあえずはミネルバに合流するらしいですが、基本的には自由行動で良いという破格の扱い。でも議長はきっとアスラン君を騙してると思うぞ。
 来週、ってか来年はいよいよ
キラ君&フリーダム復活です。地上最強のMS、まさにオーガ的な存在であるキラ君&フリーダム。来年もSEED DESTINYからは眼が離せませんぜ。
「マーメイドメロディーぴちぴちピッチ ピュア」とうとう終わってしまった。しかしまぁ、いろんな意味ですげぇ最終回だったなぁ。さすがに2年近く放送してるとスケジュールに余裕がありますな。
 ま、前回でストーリー的な部分では完結してたっぽいので、この最終回はお遊び満載のサービス回だったようです。オープニングもスペシャルバージョン。劇中の馬鹿芝居も笑わせてもらいました。愛すべき駄作の見本ですな。
 ちなみに今日一番面白かったのは星羅の「
これが、季節に関係なくトロピカルフルーツサンデーが食べたいって想いなのね」 ですね。あー、こりゃココ達でなくても大爆笑するわ。
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2004.12.18
「機動戦士ガンダムSEED DESTINY」:第10話。戦闘シーンは回想だけ。ちょっと寂しい。
 デュランダル議長とアスラン君の会話によってザフト側の現状が解説されていきます。大勢としては地球側に対しての全面戦争を望む声が多いものの、戦争忌避の声も少なくはないって感じです。ここでザフトの人心をまとめる手段としてデュランダル議長が投入すした秘密兵器がアナザー・ラクス。アナザーの説得(評議会に従ってね♪)と歌(withエッチぃ衣装)によってザフト人民は結束。けっこう単純です。やはり
コーディネーターが優秀という設定はなくなっているようです。
 そのアナザーですが、やはりアスラン君にはバレバレだったようで、議長も「手屁っ」てな具合にあっさり偽者だと認めちゃいました。議長いわく「だって僕達じゃ、人心をまとめられないんだもーん」だそうです。ホントにコーディネーターは無能民族に成り下がっております。だいたい本物の身柄を抑えてないんだから、オリジナル・ラクスが出て「アイツは偽者だぁっ!」って言い出してバレちゃったら、人民は結束どころか暴動を起こしますよ。保健をかけずにこんなリスキーなことをするというのは、無能以外の何者でもないです。
 さらに議長はアスラン君に新型MS「セイバー」をプレゼントしよう、とか言い出します。きっと口止め料です。タテマエとしては、このMSをアスラン君の「
悪・即・斬」のために使ってもらおうってことなんですが、絶対に口止め料ですぜ。一応、ザフトが悪だと思ったら殺ってくれてもOKとか言ってましたが、きっと外部からコントロールする仕掛けとかしてるに違いありません。ザフトに対して攻撃しようとかしたら強制的にフリーズしたりする展開になる、に1000点。
 そしてホテルに帰ったアスラン君にはアナザー自らがご接待。さすがは議長、MSという物資に加えて女まであてがいます。ここでアナザーの本名はリーア・キャンベルと判明。クローンとかではなく、ただのそっくりさんみたいです。こんなのに騙されるザフト人民はかなりマヌケ揃い。やはりコーディネーターが優秀という設定は(以下略)。
 そして主役(のはず)のシン君の出番はチョビッとだけ。開戦に怒って壁パンチしただけ。シン君といい、インパルスといい、とても主役キャラ&主役メカとは思えないような放置プレイが続きますなぁ。シン君が一番活躍してるのは「NTTフレッツ」のCMだというのは問題だと思います。
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2004.12.11
「機動戦士ガンダムSEED DESTINY」:第9話。開戦したー!
 前回の最後通達はザフトに対して全面降伏に近い条件つきつけるような内容だったみたいです。ぶっちゃけ第二次大戦直前に日本につきつけられたハルノートのような感じみたいなんで、ザフトからしたら「そんなん聞いてられるかーっ!!」って気分ですね。デュランダル議長は表向きは対話による解決を望んでいますが、その裏でザフト人民の不安を煽りまくります。やっぱし彼もやる気まんまんのようです。
 で、地球側はちゃっちゃと攻撃開始です。気が早すぎます。大艦隊でザフトに進撃します。MSもばんばん出撃です。ザフトも当然迎撃します。今回は両軍共にガンダムタイプがいないからか、超絶無敵MSはいませんでした。イザーク君、ディアッカ君、
謎の橙色ザクの三体はそこそこの活躍をしてましたが、だいたいにおいては五分って感じ。2年前まではナチュラルはMSの操縦ができないくらいに鈍くさいという設定だったんですが、現時点ではコーディネーターの優位点は全くと言って良いほどありません。今では単にアースノンドとスペースノイドくらいの差でしかないと考えるべきですな。
 ところで地球軍は核兵器満載の艦隊をコソーリと隠しておりました。ザフトの気を大艦隊に向けた所で出撃。核ミサイル搭載MSを大量に出撃させます。この核部隊を迎撃するのはわずか3隻のザフト鑑。イザーク君たちも迎撃に向かいますが追いつきそうにありません。ザフト軍ぴーんち! ですがさすがは赤い彗星のデュランダル議長。主戦場ではなく、この迎撃部隊の方に
超兵器を差し向けていました。その名は「スタンピーダ」。どんな理屈かは判りませんが、大量の核ミサイルとMS、ついでに艦隊までもを完全消滅させるという、広範囲殲滅兵器です。こんなんあったら最初に攻めてきた大艦隊も瞬時に消滅してたと思うんですが、そこいらは気にしちゃーイカンですな。良い子のお約束だ!
 ま、そんなこんなでザフトは防衛に成功。ここでザフトに来ていたアスラン君はアナザー・ラクスと出会います。あー、たしかに胸でかいような感じ。しかし2年前まで婚約してたくらいなんだから気付きそうなもんだが。やはりコーディネーターは優秀という設定は過去の遺物なのか。このアナザー・ラクス(
どうも本名はミーア・キャンベルというみたい)ですが、基本的にオリジナル・ラクスの身柄を確保しない状態で表に出てもしょうがないと思うのはオイラだけ? 本物が地球で健在なかぎりは頑張っても「郷ひろみに対する我修院達也」でしかないと思うんだけど・・・
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2004.12.04
「機動戦士ガンダムSEED DESTINY」:第8話。戦闘シーンがないよー!
 新造艦はオーブへ到着。ここでオーブの首脳陣が登場。なんか悪代官っぽい宰相も登場です。こいつらがカガリちゃんをないがしろにして国政を動かしてるワケかな。まるで十二国記のようだ。で、悪代官の息子はカガリちゃん狙いってことで、アスラン君に対してイヤミ丸出しです。三角関係になるんかなぁ?
 さて、新造艦の修理をするのは
マリューちゃんだ! マリアとか名乗ってますが、マリューちゃんだ! ここで新旧無能艦長のツーショット。むぅ、ブライト&ヘンケンとは比べ物にならない華やかさだ。
 そしてアスランはキラ君の所へお出かけ。なんか普通に会話してるのでありがたみはありませんね。この後にシンちゃんとキラ君の邂逅もあるんですが、これもサラっと流してるような感じで、特に盛り上がりはありませんでした。まだまだ序章だということなのでしょうか? OPでは闘っているシンちゃん&キラ君なので、これからの展開に期待ですかねぇ。
 さらにアスラン君はザフトへ行きたいとか言い出します。アスラン・ザラとして出来ることをしたい、と言ってましたが、それはパトリック・ザラの後継者になるということなのか? そうはならないんだろうけど、オイラとしてはそうなってほしいと思っとります。そして
OPのようにアナザー・ラクスと手を組むという展開を希望っス。そして出立の時にカガリちゃんの左手薬指に指輪をはめるアスラン君。ここでプロポーズというのは、お別れ確定みたいな気が。とは言え死にゃーせんだろうから敵になる可能性は高くなると思いまっする。つまりはオイラの希望が叶うのか?
 で、最後に地球側(オーブ含む)からザフトに最後通達という所で今回終了。この最後通達から宣戦布告という流れになるみたいですね。次回予告のエールはゲイツ(ザフトの量産型MS)に送られてましたし、次回以降は本格的な戦争に突入していくのかなぁ。していくといいなぁ。

「K−1ワールドグランプリ2002」:今年はレミー・ボンヤスキーが優勝。去年に続いての連覇ということになりました。準優勝は武蔵。これも去年と同じです。各試合内容や結果についてはそれほど不満が残るようなものではなかったです。まぁ、ぶっちゃけ今年は突出した選手がいないっぽいという感じだったので、パっとしない印象は拭えなかったと思います。逆に言えば誰もが優勝のチャンス有りという見方もできたので、それはそれで良いですが・・・
 問題として、
くそジャッジ消えてしまえ!というのがあります。K−1はミドル級もそうなんですが、昨今の偏向ジャッジには吐き気すら感じます。こいつらがK−1を駄目にしていくと思います。
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2004.11.28
「たかじんのそこまで言って委員会」:今日は久々に田嶋陽子が出てました。オイラは彼女をキチガイに近い人だと認識しているんですが、今日は良い発言をされてました。オイラとは意見が合わないということは相変わらずだとは思うんですが、これまでとは微妙に違うように感じました。天皇家の問題についてなどは問題提起としてもなかなかにグッドな意見を言っていたように思います。ちょっとだけですが見直しました。人は進歩するのですなぁ。
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2004.11.27
「機動戦士ガンダムSEED DESTINY」:第7話。コロニーとザクとインパルスが落ちて行くー。
 さて、コロニーが落ちていくのを阻止するべく新造艦は主砲による砲撃。なんとか少しでも小さく砕いていきます。ところで今回主砲は「タンホイザー」と呼ばれています。前作では「ローエングリン」。主砲に愛称をつける感覚は全くもって理解不能です。なんか深い意味でもあるのでしょうか? 誰か知ってたら教えて下さい。
 で、ザクとインパルスは大気圏で燃え尽きませんでした。SEED世界では
量産型MSにも大気圏突入能力は標準装備のようです。あはははははははははははははははははは  はぁ。
 さて、砕いたとはいってもやっぱし大きなコロニーの破片。世界各地でけっこうな被害を出してます。地上ではキラとラクスのいた孤児院みたいな建物も吹っ飛ばされておりました。これで地球上のナチュラル達はコーディネーターに対しての怒りを燃やすという流れみたいで、ブルーコスモスの若大将は「青き清浄な世界のために」と呟いて一人寂しく乾杯してました。とはいえコーディネーターにとってもシナリオ通りといった感じで、デュランダル議長は
アナザー・ラクスと二人で満足そうにしてはりました。どっちも殺る気満々のようですなぁ。
 さて、第三勢力たるオーブの馬鹿大将カガリちゃんはというと、「アスランが無事で良かった、地球の被害も少なくて良かった」などと衆人環視の前で発言し、またもやシンちゃんに怒鳴られてはりました。えーと、カガリちゃんは政治の表舞台には出ないほうが良いと思います。っていうか、もっと補佐官とか大臣とかキチンとした見識のある人材を揃えろよ。
 そんなこんなで地上編へと突入です。あ、もうひとつ。新造艦ではパイロット達が射撃訓練をしてました。ここでアスラン君は百発百中の腕前を披露してルナマリアちゃんから尊敬の眼差しで見られます。ルナマリアちゃんは射撃が苦手とのこと。ルナマリアちゃんは以前デブリ戦も苦手とか言ってました。いったい何が得意なんだ? 
あれでよく赤服着れたなぁ
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2004.11.21
「魔法少女リリカルなのは」:良い展開になってます。ちょっと主人公たちが9歳という設定にしてはしっかりしすぎてる(中学生くらいの設定にしてた方がしっくりするように思える)けど、主人公(なのは)とライバル(フェイト)の母子関係が対照的な点もうまくできてるし、心配する仲間の存在は共通してるのに、その立場の違いからくるもどかしさも良い感じ。特にフェイトを心配するアルフの描写はツボですな。
 おそらく残り4〜5話だと思うんですが、うまくまとめてほしいです。なのははもちろん、フェイト(とアルフ)も幸せにして終わらせてもらいたいです。あ、ただ戦艦はちょっとアレです。この世界観にSFすぎる戦艦は似合わないです。
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2004.11.20
「機動戦士ガンダムSEED DESTINY」:第6話。とりあえず結論から書きますと、ガイアは変形して駆け抜けてました。まぁ壊れたコロニー周辺部で四つ足に変形して戦闘するメリットについてはかなり疑問ですが。
 さて、コロニー落としを阻止するべくザフト軍が奮闘するワケですが、そのコロニー落としを遂行せんとする連中はザフト製のモビルスーツに乗っています。つまり表面上はザフトvsザフト。視聴者も困惑です。様子を見に来た泥棒戦艦の盗品ガンダム達にも「ザフト」で一括りにされてるっぽい感じです。ま、当然ですな。
 この戦闘ではイザーク君とディアッカ君、そしてアスラン君が活躍します。アスランと久々に再会する二人ですが、イザーク君はアスラン君に「今は俺が隊長だ」「民間人が」とか憎まれ口を叩きつつもなんか嬉しそうでしたし、ディアッカ君の「
グゥレイトぉっ!」も前作からのファンには嬉しいセリフです。この三人はザクに乗ってたんですが、さすがに雑兵とは違って強いですよね。新型のガンダムにも負けてませんでしたし。特にアスラン君のザクは、シールドの中から大きな斧を三個も引っ張り出しては投げつけるという素敵技を披露してました。命名「四次元シールド」。
 なんだかんだで、コロニーを(ある程度は)砕くことには成功するものの、コロニー落としを企んでたのは、アスラン親父の思想に共鳴していたナチュラル殲滅派の残党であることが判明。アスラン君は動揺しまくりで、シンちゃんと一緒に大気圏へと落下していきます。大丈夫でしょうか? 大丈夫だろうけど。
 今日の無能。その1、新造戦艦艦長。前回は議長との愛人関係から艦長になったと思われたわけですが、本日「
あたしはこれでも運の強い女です」と自ら告白。そっか、運で出世したんだという自覚があったんだ。で、その2はカガリちゃん。危険な大気圏突入をするから退鑑しようという艦長とザフト評議会議長の申し出を「アスラン君が心配」との理由から断ってしまいます。ほんとに一国の元首の自覚があるんだろうか、コイツは?
 落ちていくコロニーの残骸、シンちゃんのインパルス、アスラン君のザク。追いかける新造戦艦。ということで、次回からの舞台は地球に移りそうです。そして地球にはラクスとキラが。彼らが今後のキーになっていくんでしょうなぁ。
 最後に、次回予告の決めゼリフ。「熱き大気、切り裂け、インパルス!」で、インパルスに戻ってました。もうネタ切れのようで寂しいです。面白かったのでまたチョイチョイ変えてもらいたいですね。
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2004.11.17
「舞HiME」:ぼちぼちとHiME能力者の数も増えてきてバトル(?)の方も期待できそうな感じになってきてますねぇ。まぁ、この番組に関してはバトルよりもキャラそのものに魅力があるように思いますが。オイラが思うに、あくまでも「現時点では」ということになりますが、キャラ毎の行動原理(というか目的)がハッキリしているように感じるので、観てて「なんでやねん?」という部分が少ないのが良いのかなぁ、とも思います。もちろん、目的が謎な人に関してはこの限りではないですが。
 で、今回も面白かったです。奈緒は「
戮家奥義千条鏤紐挙」っぽい技を使うし、碧ちゃんは「黙秘拳」だし。この勢いをキープし続けてほしいですが、主要キャラの増加と、学園の背景とかがクローズアップされてくるとペースが乱されるんではないかなぁ、と老婆心ながらちょっと心配してます。がんばれ!
「蒼穹のファフナー」:こちらはスタート時のグダグダ感が払拭されつつあるようで、明らかに今のほうが面白いと思います。序盤からファフナーパイロットが死亡したりしているので、毎回のバトルを観てても「今日は大丈夫かのぉ?」という緊張感があります。
 日常生活も面白おかしく演出されつつあるので、こちらも楽しんで観れます。まぁキャラの行動が突然すぎることも多いので、前述の「舞HiME」とは対照的にキャラ毎の行動原理が今ひとつ掴みきれないのが難点かなぁ、とも思いますが。
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2004.11.13
「機動戦士ガンダムSEED DESTINY」:第5話。とりあえず結論から書きますと、ジンは切なる思いを叩きつけることには成功してたっぽいです。かなり地味でしたが。
 で、本編ですが、駄目っぽい新造艦の艦長さんですが、どうして艦長になれたのかが何となく判明しました。どうもザフトの評議会議長の愛人っぽいからみたいです。
美人は得ですな。
 さて、コロニー落としが実行されるってことで、地球の選民思想主義者である「ブルーコスモス」のお歴々が「この騒ぎを利用して、もっぺんザフトと戦争しようぜ。コーディネーターなんか滅ぼそうぜ」と密談しています。先導してるのは若造っぽい奴です。前作のアズラエルの後継者ってとこですかね。
 そしてザフトでは地球に落下する前に砕いてしまえ、ってことで艦隊派遣が決定します。新造戦艦も追撃作戦は中止してお手伝いに行くようで、パイロット達は作戦について雑談です。ここで一人が「いっそ地球が滅んだらスッキリしていーかも」みたいな発言をします。これを偶然聞いちゃったカガリちゃんが正義感丸出しの綺麗事発言でお説教です。いきなり外国の国家主席に怒鳴られたパイロット達はかなりひきますが、オーブに恨み満載のシンちゃんは負けません。カガリの親父の綺麗事に巻き込まれて家族を殺された(と本人は思い込んでる)シンちゃんに、またもや言い負かされるカガリちゃん。こんな
無能の癇癪持ちを国家主席に据えるオーブの未来が心配です。
 で、コロニーに派遣された艦隊の司令官はイザークくん。部下のディアッカくんと共に登場です。しかし出世したイザーク君は艦橋で指揮、降格したディアッカ君は前線でMSパイロット。差がついてます。
 さらにアスラン君が「手伝うからMS貸して」と言い出して前線復帰決定。これまでバレバレの偽名を使ってたアスラン君ですが、発進シーンで「アスラン・ザラ、出る!」って言い切っちゃうし。
 それにしてもコロニー落としというのは往年のファンにとっては重みのある作戦です。これをうまく消化できれば作品の評価がぐぐっと上がると思います。あんまりなトンデモ展開で、オイラ達を異次元へ飛ばすようなことだけはしないでほしいと切に願います。ここが序盤のヤマ場かもしれんですな。
 さーて、次回予告の決めゼリフは「漆黒の空、駆け抜けろ、ガイア!」でした。犬に変形するガンダムのことですね。そのうち苦しくなると思うのですが、できる限り頑張ってほしいです。
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2004.11.10
「舞HiME」:もえる十七歳、すばらしいです。
ホントは24歳らしいけど。
「ふしぎの海のナディア」:NHK教育め、31話をすっとばしやがった。録り残してたのに_| ̄|〇
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2004.11.06
「機動戦士ガンダムSEED DESTINY」:第4話。とりあえず結論から書きますと、ザクはその力を見せつけてはくれませんでした。まぁやられメカではありませんでしたが。
 で、本編ですが、今度の艦長も駄目っぽくて良いです。敵艦に不意打ちをくらったんですが、小惑星を盾にして身を守ろうと命令します。しかし盾であるはずの小惑星は敵のミサイルで勢いよく破裂してしまい、より大きなダメージを受けちゃいました。全くもって盾になってねぇ・・・
 そして偽名を使いグラサンで顔を隠してやって来たアスラン君ですが、素顔を晒され本名を明かされても「本物?」と疑われる始末。つい2年前までの国家的英雄を忘れ去ってしまえるコーディネーターの記憶力のなさには脱帽させられます。知能を強化されてるという設定のはずなんだけどなぁ・・・
 んでまぁ、なんとかかんとか逃げ延びる新造戦艦なんですが、追跡相手から不意打ち喰らっちゃうくらいですからな〜んも戦果はありません。多分来週も追っかけっこが続くんだと思います。ところが終了間際でビッグニュースが。どうやらスペースコロニーが軌道を外れて動いているとのこと。これは
コロニー落としの前兆なのかっ!?
 次回予告ではイザーク君とディアッカ君が出ていましたので、来週は彼らの活躍が観れると思われます。ちなみに決めセリフは「切なる思い、叩きつけろ、ジン!」でした。ジンなんて量産型のやられメカまで煽り文句に使うとは。侮れないなぁ。
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2004.10.30
「機動戦士ガンダムSEED DESTINY」:改めて第3話。どうも一週ずつ遅れての放送になったみたい。ネットで聞いた話では年末に一挙二話放送して帳尻を合わすらしいとも。忘れんとこっと。
 で、第2話からの続きということで、ザフトの新造戦艦が泥棒戦艦を追いかけます。一応艦隊戦をやってるんですが、泥棒戦艦が捨てていったプロペラントタンク(らしき物体)をぶつけられて慌てふためいてる間にまんまと逃げられます。
 さて、それでもめげずに追撃続行する新造戦艦ですが、こいつには逃げ込んできたザフトの議長とオーブの馬鹿姫が乗り込んでます。
国家元首を二人も乗せて泥棒を追いかけるなんて、ステキすぎて感動です。追撃戦を続行せなあかん新造戦艦がどっか安全な所へ寄られへんのは良いとしても、人員運搬用のシャトルとかを積んでないんでしょうか? あ、就航前だからとかいう言い訳は不許可です。燃料弾薬、モビルスーツまでぎっしり積み込んで待機していたくらいですからねぇ。
 一方の泥棒戦艦では実行犯の三人組がスヤスヤと眠ってます。仮面兄貴の話によると、三人組は前作のジャンキートリオの改良版とのこと。あれよりは安定しているらしいんですが、観てる限りではたいして進歩してないような・・・
 戻りまして新造戦艦。ザフト議長がカガリちゃんに戦艦内部を御案内。MS格納庫まで来た所でカガリちゃん爆発。「武力に頼っているから争いがなくなんねー!」みたいなことを格納庫で絶叫。
まるで社民党さすがは平和主義者です。が、そこでシンちゃんが「綺麗事はアスハさん家のお家芸」みたいな皮肉をピシャリ。そう、彼は2年前のオーブ攻防戦で家族を滅殺されていたんですね。当時のオーブ(指導者はカガリの親父)は表向きは「平和〜、中立〜」とか言っときながら裏で連邦と手を組んで新兵器の開発に精を出し、オーブ本国もきっちり重武装していたのでした。そんな経緯がありましたので、シンちゃんはカガリちゃんの言う事がお気に召さなかったのでしょうなぁ。
 そしてラス前で泥棒戦艦を発見しました。新造戦艦からはシンちゃんのインパルスとルナマリアちゃんの赤ザクが発進です。インパルスはわざわざ出撃してから合体です。おかげでMS時に不要なパーツが宇宙空間にポイポイ捨てられていきます。
宇宙デブリです。デブリ課のハチマキやフェイさんに怒られますよ。ちなみに次回予告での決めセリフが「その力、見せつけろ、ザク!」だったので、次回は赤ザクが大活躍すると思います。楽しみですね。
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2004.10.23
「機動戦士ガンダムSEED DESTINY」:第3話。と、行きたかったところですが、残念ながら番組は開始数分で中止となってしまいました。それというのも、
新潟方面にてかなり大きな地震があったようで、そのニュース特番のためです。この地震はかなり大規模だったようで、ほとんどの放送局で21時現在も通常の番組を中断し続けています。ガンダムが観れなかったのは残ねではありますが、被災者のことを考えるとあんましダダをこねるワケにもいきませんね。一日も早い復興を願います。でも、ちゃんと今日の分は放送し直してほしいですけど・・・
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2004.10.22
「この秋から始まった番組 第3弾」:ぼちぼち出揃ったようなのでラスト。
 げんしけん:大学でのヘビーなオタクライフを描いた作品。オーバーな表現も多いが、我が身と被る部分も多いという複雑なアニメ。原作は漫画ですが、原作の雰囲気をうまく出してるとは思います。ただ、劇中アニメの「くじびきアンバランス」という作品とのオーバーラップが中途半端に思えてしまうのが惜しいかなぁ、というところ。できれば「くじびきアンバランス」を数話(可能であれば1クール)放送してから「げんしけん」本編に移行できれば判りやすかったのではないかなぁ。第2話までの評価は「くじびきアンバランス」込みでC。
 焼きたて!! じゃパン:これも原作は漫画。日本独自のパン「じゃパン」を作ろうとする少年の物語。見所としてはパンの美味しさをどこまで表現できるか、というところでした。で、オチとしては「ミスター味っ子」の焼き直しでした。それ自体はどーということではないのですが、やはり
味皇・味仙人・味将軍・味頭巾・ドクターシェフ・ロボコック等の強烈キャラクターが存在しない状態ではパンチ不足の感がぬぐえません。まぁ味っ子スキーなオイラからはこういう評価しかでませんよ、ってことですね。作品自体は可もなく不可もないと思います。第2話までの評価はCダッシュ。
 サムライガン:これも漫画からですねぇ。でもオイラ的にはつまらなかったように思いました。なんか画面は暗いし、ガンアクションも地味なんですよねぇ。第1話の評価はDダッシュ。
 下級生2〜瞳の中の少女たち〜:第1話は録画失敗したんで観てなかったので、2話目からの視聴なんですよ。で、絵的にはけっこう好きです。等身も今期アニメでは最も高いかもしれません。ただ、途中から観てるからかもしれませんが、ストーリーが判りにくいのが欠点か。これで作画が荒れてきたりしたらクソアニメの資格アリなんでしょうなぁ。あとOPの歌は電波すぎるのでなんとかしてほしいです。唄い出しが「
ビビビビ ビビビビ ヤンヤンヤヤンヤーン」というのはさすがに面白キツすぎます。第2話からの評価としてはCダッシュ。作画に助けられてですが。
 月詠:「下級生2」に匹敵する電波OP。ひたすら「
ネコミミ・モード」を繰り返す潔さは買いますが、テーマというか、メッセージ性は感じられませんでした。これまた面白キツいです。で、内容は伝奇モノに美少女萌え要素を足したという売れ筋っぽい作りになっています。これまた原作は漫画だそうです。まぁポイントを押さえたあざとい作りですので、安心して観れるようになっとるのではないでしょうか。第2話までの評価はC。
 さーて、10月新番組(オイラが観たのは)はこれでひと通り書きましたね。もう視聴中止したのもあるけど。ま、そのうち中間報告をやるかもしれませんが、その時に抜けてる作品があれば、それは視聴中止になっている作品だと思っといて下さい。あ、
ガンダムについては当然別格ですので、十把一絡げでは扱ってませんので、そこんとこヨロシクぅ。
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2004.10.16
「機動戦士ガンダムSEED DESTINY」:第2話。今日も楽しいはずだよね。
 で、とりあえず前回の続きということでガンダムファイト。さすがに新型機ってことで、主役ガンダムと強奪された3体のガンダムは強いです。っていうか、その他のMSがポンコツすぎです。スタッフの皆さんはコーディネーターが知能・体力・反射神経等が強化されてることを忘れてるような扱いです。なんだかなぁ。
 で、強奪部隊の隊長が出てくるんですが、仮面を被ってます。
声は子安です。搭乗機はオールレンジ攻撃をする戦闘機です。どうやらフラガ兄貴は生きていたようです。なんだかなぁ。
 で、主人公の味方も登場します。フラガっぽい隊長の行動を感じて
額からイナズマ放射します。声が関俊彦です。どうやらクルーゼと同じタイプのクローンだと思われます。なんだかなぁ。
 んで、強奪されたガンダムですが、主役ガンダムとその他のMS数十機の追撃もなんのその、まんまと宇宙空間へと脱出してしまいます。その宇宙空間ではたった一隻の
消える戦艦(出たよ超兵器)が、駐留艦隊をボッコボコにしています。どうやらスタッフの皆さんはコーディネーターが知能・体力・反射神経等が強化されてることを忘れてるような、っていうよりも、一般ピープルの方が知能・体力・反射神経が良さげな印象さえ与えてくれます。なんだかなぁ。
 そんで、主人公側の戦艦も仕方なしに迎撃のために出発進行です。ここで今回は終了。むーん、でもきっと来週も面白いさ。そうに違いないよ。誰かそうだと言っておくれよ・・・・
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2004.10.12
 ちょっと訂正。新番組だと思っていた「エルフェンリート」ですが、
DVD販促用のスペシャルだったそうです。ですから当然2話以降は放送されません。思い起こせば「ちっちゃな雪使いシュガー」でも同じようなことがあったなぁ。
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2004.10.09
「機動戦士ガンダムSEED DESTINY」:帰ってきましたよ、SEEDが。じゃ、観てみようっと。
 冒頭。主人公シン・アスカ君の戦争体験から。前作でのオーブ攻防戦での戦闘に巻き込まれた彼の家族が犠牲になってしまいます。でも
血まみれバラバラ死体を夕方のアニメで出すのはどうかなぁ?
 オープニング。TMレボリューションの歌声にのって軽快に進んでいきます。が、その映像の構成が前作とほとんど同じ。きっと
マンネリじゃなくオマージュなんだと自分に言い聞かせて本編へ。
 今回は前作のおよそ二年後。新体制になったらしいザフト軍が新型ガンダムをこっそり開発していたようです。この新型ガンダム3機が特殊部隊員っぽい連中にあっさり強奪されてしまいます。そしてタイミング良く居合わせたカガリちゃん(とアスラン君)がその騒ぎに巻き込まれるって、前作の第1話ほとんど同じやーん。き、きっと
マンネリじゃなくオマージュなんだと自分に言い聞かせて続きを。
 この騒ぎを鎮めるために主役登場です。その名もインパルスガンダム。コアファイターと上半身、下半身、バックパックが飛んできて空中で合体、モビルスーツ形態になって闘うぞっと。その合体シーンは
ゲッターロボを彷彿させる感じです。この合体については評価しにくいなぁ。劇中で活かされると良いんですけどねぇ。
 でまぁ、次回に続くって感じなんですが、とりあえずは良くも悪くもSEEDでした。美形キャラが溢れかえり、雑魚ロボは哀しいほど弱く、そして必然性の希薄な展開。だからこそオイラとしては合格です。ただ希望としては、今作こそちゃんと一年でまとめてほしいですね。これはけっこう切実な希望です。
 最後にエンディング。玉置成実の歌声にのって軽快に進んでいきます。が、その映像の構成が前作とほとんど同じ。きっと
マンネリじゃなくオマージュなんだと自分に言い聞かせ・・・れるかぁっ! さすがにここまでくるとフォローできませんな。ホンマにワンパターンやなぁ。ちょっとは考えつかんかったんかなぁ。もはやパロディなんぢゃないだろうか? とさえ思えてきます。むーん、でもきっと来週も面白いさ。そうに違いないよ。誰かそうだと言っておくれよ・・・・
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2004.10.09
「この秋から始まった番組 第2弾」:ってことで、第2弾。
 
うた∽かた一種の魔法少女ものなんでしょうか? 鏡の向こうからやってきた謎の少女の力によって変身する少女のお話。作画は良好、パンチラ多め。そう言ってしまえばそれまでなんだけど、それだけではなさそうな期待感を持ってしまいました。何が、と聞かれると困るのですが、とりあえず家族や友人にも敬語で話すヒロインは面白そうです。個人的には魔法の展開よりも日常を観ていきたいですね。第1話での評価はBダッシュ。
 
ダブルウィッシュ:15分の短いアニメ。記憶をなくした少年の学園恋愛ものみたいです。どうも原作はゲームのようですが、オイラはやっとらんので差異が判らないので気楽に観れます。作画は良好だったんですが、このレベルをキープできるかどうかの一点がこの番組の生命線だと思います。第一話での評価はC。
 
φなる・あぷろーち:これまた15分アニメ。最近は第1話では設定とかを説明しないで進めていくのが主流のように思えるのですが、この作品は最初から一気に説明してくれました。全体の半分くらいが説明に当てられてたんじゃないでしょうか。作画も良好ですし、ヒロイン二人も良さげなキャラっぽいのでフツーに楽しめました。全然期待してなかったんですが、ひょっとしたらめっけ物かもしれないです。第1話の評価はBダッシュ。
 
ファンタジックチルドレン:近未来のミステリーっぽい話。なんですが、1話を観ただけではチンプンァンプンですわ。上記のφなるが説明を盛り込んだのと好対照の展開だったのではないでしょうか。もちろん賛否は割れるでしょうが。ただキャラデザがちょっと昔っぽいというか、名作劇場っぽいというかで、あんまし近未来っぽくなかったです。さてさて未来少年コナンのような名作になれるでしょうかねぇ? 第1話の評価としてはDですけど。
 
舞・HiME:今期の話題作のひとつ。ということなんですが、第一印象としては「また中原と清水かよ!」でした。だったんですが、観てるうちにこの感想は消えました。例の二人以外のキャストがうまくバランスを取ったんでしょうか? テンポも良くキャラも良さげで作画も良好。とりあえず大きな欠点が感じられないというだけでも立派です。ただ、大きく惹き付ける点もなかったのではないでしょうか? ここいらは次回以降に期待です。第1話の評価は期待も込めてAダッシュ。
 
双恋:「双恋」と書いて「ふたこい」だそうです。まぁヒロインが全部双子ってだけでも異常ですが、劇中で「この町の女の子には双子が多い」旨の発言があったんですが、それって環境に問題があるのでは? 作画も今イチでしたし、双子ばかりというのもちょっとねぇ。第1話の評価はDダッシュ。
 
BECK:なんでも音楽漫画が原作らしいんですが、第1話では肝心の音楽シーンが出てきませんでした。ですんで何とも言いにくいですね。まぁ、この手の音楽家を主役とする場合には、音楽シーンのインパクトが重要になってくると思うので、この番組でも一度は音楽シーンを観ないと評価はできないですよね。ということで、評価保留。
 
tactics:お耽美の入った妖怪退治もの。主役コンビ(退魔師と天狗)にはあんまし興味がわかなかったです。お供の妖弧のヨーコちゃんは良さげなキャラでした。作画は良く、ストーリーも悪くなかったんですが、それだけなんですよね。オイラは嫌いではないですが、一般受けしないような気がするなぁ。第1話の評価はC。
 
トゥハート リメンバー・マイ・メモリーズ:前作「トゥハート」の続編?っぽい作品。キャストは第1話を観た限りでは前作と同じ。これだけでも快挙だと思います。若干絵柄が変わってるような気がしないでもなかったですが、充分に許容範囲内でしたので、前作の余韻を引きずったまんま視聴可能でしたね。で、今回のテーマは失われたマルチの記憶を取り戻すというもの。この辺りは前作の終わり方と矛盾しているので、正当な続編とは言い切れないのが難点といえば難点か。まぁ、前作がけっこう好きだったオイラとしては、それなりには楽しめそうな感じです。第1話の評価はBダッシュ。

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2004.10.05
「この秋から始まった番組 第1弾」:さてさて、この秋はかなり多めの番組が始まったようで、一度に書くのは面倒そうなので、ちょっとずつ書いてみます。ってことで、第1弾。
 
エルフェンリート:とりあえず萌えに妙なリアル感を融合させようとしているようなんですが、かなり失敗気味。ヒロインは小便漏らすし、無能キチガイ軍人は見苦しいし、ちなみに無能軍人は背後に女性職員(非武装)が立ったら・・・
 
 _, ,_  パーン「俺の後ろに立つな!バカ女」
 ( ‘д‘) 
   ⊂彡☆))Д´)

とか問答無用で殴り飛ばすくせに、実戦では部下(重武装)を背後に引き連れてました。部下(重武装)は背後に立って良いみたいです。ゴルゴ13の様な孤高の狙撃手のようなキャラかと思わせておいて、実は集団行動のできない勘違い野郎という、使えないことこの上なしの無能ぶり。ストーリーについても第1話から中途半端さを予想させるのが心配点ですね。とはいえ、萌えと恐怖の融合には惹かれる部分もありますので、もう少し見守っていこうと思っとります。第1話での評価はCダッシュ。
 
流星戦隊ムスメット:セーラー服とブルマーとスクール水着で闘うヒロインという馬鹿番組。パンチラを前面に押し出したお色気アニメのようですので、それ以上やそれ以外を求めるのは野暮というものでしょう。そういう意味では見応えが(それなりには)あると言えるんじゃないでしょうか。第一話での評価はCダッシュ。
 
神無月の巫女:とりあえずテーマが判りにくいです。「ロボットアクション」「ラブコメ」「伝奇」「巫女」「レズ」とイパーイありすぎて見所を絞りづらいです。とりあえずは作画も良さげですが、このレベルをキープできるかどうか、というのがこの番組の生命線になるのではないでしょうか? あとはテーマを絞れるかどうか、ですかねぇ。第1話の評価はC。
 
スクールランブル:予想通りに面白かったですね。作画についても良好のようで、ヘタレ絵も巧くこなしているように感じました。原作ファンの反応がどうなのかは判りませんが、オイラは原作漫画はほとんど読んでいないので素直に楽しむことができました。あと、OPはちょっと浮いてるように思いましたが、EDは良かったです。小倉優子の歌が良いと思える日が来るとは、EDアニメがそれだけハマってたってことですかねぇ。第1話の評価はAダッシュ。
 
ブリーチ:これまた予想通りの出来かなぁ。良くも悪くも無難に作られているように感じました。ただ、OPについてはちょっと作風に合ってないように思いました。第1話の評価はC。
 
陰陽大戦記ノリは悪くはないんですが、陰陽術とアイテム(デジモンのような機械)の組み合わせが違和感バリバリです。しかも陰陽術で召還された式神が普通に会話するというのもマイナスポイントです。うまくまとめれば面白くなるかもしれませんが、ちょっと難しいかなぁ。第1話の評価はCダッシュ。
 
冒険王ビイト:冒頭で主人公が激強いシーンがあるんですが、その直後に過去話に突入。ちょっと感情移入しにくい流れであるように感じました。ストーリーとしては主人公(と仲間たち)が「友情」「努力」「勝利」するような展開っぽいです。無難っちゃぁ無難なんでしょうが、絵柄等の関係もあって古臭さを感じてしまいます。原作者のイメージからか、ドラクエっぽい世界観を脱しきれていないのもややマイナスでしょうか。第1話での評価はD。
 
アークエとガッチンポー:評価不能です。なんだか異次元空間に視聴者を連れてってくれます。評価なぞ無意味
 
ウルトラマンネクサス:1話だけではほとんど概要が判りません。とりあえずアイアンキングシステムを採用しているようで、主人公とウルトラマンは別人っぽいです。今のところはそれくらいしか判んないです。評価はCダッシュってことにしときますが、大化けする可能性もなくはないです。ただ、画面が全体的に暗いです。見にくいので改善希望です。
 
ニニンがシノブ伝この物語はスーパーハンサムボーイ音速丸と・・・ってのはアレですが、まぁ面白いです。ただし、主役のシノブは白痴に近いようなキャラなので、この辺りに忌避感を持つ人もいるのではないでしょうか。そこいらを克服できるのであれば、充分に楽しめると思います。ジャンルとしてはほのぼのお色気コメディとでも言うんでしょうか。評価はB。
 
魔法少女リリカルなのは:お約束の魔法少女もの。小学生が魔法の小動物から魔力を与えられて(裸になってから)変身してどないかするってストーリー。第一話での評価はCダッシュですが、化けるかなぁ?
 
ゾイド・フューザーズ:ゾイドシリーズの続編ですが、直接のつながりはなさそうです。オイラはストーリーは無印、キャラはスラッシュゼロが気にいっていたんですが、このフューザーズはどちらに転ぶのでしょうか? 少し見守っていきたいと思います。ただ気になるのはゾイドのインフレ。主役はライガー・ゼロ。町の治安部隊はゴジュラス。盗賊っぽい若造はバーサーク・フューラー。これはちょっとなぁ・・・ 評価はいろんな意味で微妙なんですが、とりあえずはCってことで。

 とりあえず第1弾だったんですが、多いなぁ。また第2弾は近々やるつもりですが、それもけっこうな数があるみたいです。まぁ、頑張って視聴しますよ。あ、あとオマケで・・・

 
鋼の錬金術師:10月になってから終了したので、前回書き損ねましたわ。で、終わっちゃったんですが、ちょっと残念ムードですかね。最初は良かったんですが、ホムンクルスの設定を原作と変更させてからグダグダになっていったように思います。設定の矛盾点をフォローしきれずに無理矢理集結させた感があるので、せっかくの良い部分もかすんでしまったように思えます。終わり方についても、こっちの世界に残った方はハッピーエンドっぽいですが、門の向こう側へいった三人についてはちょっと不満が残りましたねぇ。まぁ一年間楽しませてはもらいました。総合評価はBダッシュ。