地上波の帝王  2005.01〜2005.04
2005.04.30
「機動戦士ガンダムSEED DESTINY」:28話。ル、ルナマリアがぁっ!
 前回の続きでピンチなミネルバ。しかしながら(観た感じ)10倍以上の戦力差で攻められながら「ピンチ」程度で済んでいるところが笑えますな。しかもミネルバの搭乗員って殆どが新兵同然の連中なところがSEEDクォリティ。
 とはいえ、さすがに多勢に無勢ってことでミネルバも徐々に追いつめられていきます。ミネルバの艦橋前に敵MSが取りついてビームライフルの照準を合わせます。ここでミネルバを救うのはフリーダム。BGMに「ミーティア」が流れる中、蒼天からゆっくりと降りてくるフリーダム。これは前作35話「舞い降りる剣」の再現。というセンスのあることは相変わらず馬鹿スタッフが考えるはずもなく、21話と同じく普通に飛んでくるフリーダム。普通すぎて感動は全くなしです。
 で、懲りずにオーブ連中を説得しようとするカガリですが、もはや
一般兵士からもありがた迷惑の邪魔者扱い。ま、当たり前の反応だとは思いますよ。本国は放ったらかしでこんな前線でチョロチョロされてもなぁ。
 そんなことを考えていたらオーブの攻撃がルナマリアに命中。いや〜やめて〜、オイラのルナ(とミーア)は苛めちゃいけませんってばよ。とりあえずルナは生きているようでひと安心。だが、これがシンちゃんの怒りの炎を燃え上がらせて、久々に種炸裂。なんと
強化人間(青)を撃破します。ルナと違ってこいつは死んだみたいですが、オイラ的にそれは問題なし。
 さて、もちろん最強キラ君も負けてません。
強化人間(緑)を瞬殺(殺しはしなかったが)。それからアスラン君とのおしゃべりタイムに。「前も言ったけど、カガリをオーブ本国に連れて行けや」
「でもカガリが泣いてるんだ」「は?」「今、この戦いを止めたくて泣いてるんだ」「は?」「カガリの気持ちが判らないのかー!」ってそんなん判るかいな。で、勝手に怒り出したキラ君は一瞬でセイバーの両手足を切断してしまいました。アスラン、弱っ!
 でもまぁ、オイラ的にはアスラン君の方が正論だと思うんですよ。なんだかんだでカガリの現状は、実権を失ってゲリラの頭目に落ちぶれたってレベルでしかありませんからね。
 そして種割れシンちゃんはオーブ艦をバッコンバッコン沈めていきます。ここで今回最高の馬鹿登場。その名はトダカ。ここまではオーブ軍の良識派かつ常識派っぽく描かれていた彼ですが、今回唐突にSEEDクォリティ発揮。なぜか空母を前進させていきます。そして一方的にミネルバに撃たれて撃沈寸前に。ワケ判んないですよ。そして全員退艦を命じて、自らは艦と運命を共にするとか言い出します。さらに同行を申し出る部下に対しては「死ぬくらいやったらアークエンジェルと合流しろ」と
軍から脱走してゲリラになることを勧めます。あー、有能そうに見えても所詮はオーブ軍人だったのね。
 で、トダカは艦が沈みきる前にシンちゃんに殺られて今回は終了。ルナの顔に傷とか残ってないかだけが心配だ。
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
2005.04.23
「機動戦士ガンダムSEED DESTINY」:27話。ディアッカ・・・(´Д⊂
 前回宇宙へと旅立ったラクスと虎は、宇宙のどこかに隠されていたエターナルに合流。しかし、アークエンジェルは連合から、エターナルはザフトからパクった戦艦なワケですが、戦争終了時に本来の持ち主に返還せずに隠し持っていた所から考えると、こいつらは
和平条約なんざこれっぽっちも信用しとらんかったワケですな。
 24話で盗み聴きした内容を今頃タリア艦長に報告するルナマリア。どうもアスランとザフトに対して疑問を持ちだしたルナマリア。そしてステラを治療する方法が判らない軍医さん。しかし
医務室の扉を開けたらすぐ危険人物のベッドというセキュリティのなさはSEEDクォリティ全開で素晴らしい。
 そしてブルーコスモスの大将は仮面兄貴に「ちゃっちゃとミネルバを沈めろや」とハッパかけます。仮面兄貴はオーブ軍にハッパかけます。立場の強弱が判り易くて素晴らしい。で、それに乗せられて馬鹿っぽいノリで安請け合いするMr.モミアゲ。以前もそうなんですが、こいつの考えっていうか態度というかは、ある意味で正しい選択のひとつなんですが、こいつがしゃべると無条件で駄目っぽく聞こえてしまうのは哀しいことですなぁ。
 アークエンジェルではラクスの抜けた穴埋めにミリアリアが合流。
能無しカガリには任せられないのですね。(ディアッカ)エルスマンとはどうなった? との質問に「ふった」と直球ストレートな返事のミリアリア。哀れなりディアッカ・・・
 で、オーブ艦隊がミネルバを襲います。例によって大艦隊と雲霞のようなMS群。護衛も戦力補強もなしで出撃するミネルバの馬鹿っぷりも素敵ですが、噛ませ犬ムードが漂いまくりのオーブ艦隊も素敵です。ま、そんなこんなで大乱戦が始まったワケですが、これまで鉄壁の守備を誇っていたミネルバが、散弾ミサイルごときで穴だらけになるのは如何なものか。さらに艦砲が雨あられと撃たれていて、MS群に囲まれている状態でバラバラ状態で出撃して呑気に合体するインパルスには呆然。オイラはこういう部分で興醒めになってしまうので、もうちょっと頑張ってほしいですね。
 さらにアークエンジェルがまたもやちょっかい出すために出撃します。
艦橋に居場所のないカガリちゃんも、ストライクルージュで出撃します。ってことで、来週は乱戦の続きからってことですね。
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
2005.04.17
「4月から始まった番組」:とりあえず第1話を観た感想を並べてみます。実はもう観てない番組もあったり。
うえきの法則:フツーに観れますね。テンポも悪くないし、原作漫画の雰囲気を残しながらもアニメっぽさも出てるように思えます。原作終了してからけっこう経ってのアニメ化の意図は今イチ判りませんが、逆に考えるとアニメオリジナル展開とかなしで完結まで進行できるだろうという安心感はありますね。現時点評価はC。
英國戀物語エマ:原作未読なので予備知識皆無状態で観ました。淡々と話が進んでいくのですね。とりあえずエマは凄い美人だという設定は伝わってきました。しかし、エマが坊ちゃんに惚れる(ように感じた)理由が全然判らん。坊ちゃんは原作ではもうちょっと魅力的な男性に描かれていたのだろうか? もう少し展開に起伏が欲しいかな。現時点評価はC。
エレメンタル・ジェレイド:原作漫画は未読なので、単純にアニメの評価になるわけですが、まぁ王道展開なんぢゃないでしょうか。ドジっぽい主人公が謎の美少女を守って戦うというお約束全開ストーリー。ただ、王道すぎて特に期待できる部分が見当たらないのが欠点か。とりあえずしばらくは見守るってことで現在評価はC。
エルフェンリート:半年程前にDVD販促特番で1〜2話の総集編を放送した時に感想を書いたので、今回は割愛。
バジリスク〜甲賀忍法帳〜:面白いですよ、コレ。オイラはGガンダムとか男塾みたいな超絶バトルが大好きなので、こういう破天荒忍者が大活躍するのはシビレルですよ。作画も良好、キャストも豪華。このレベルで最後まで突っ走れたら良いんだけど、これだけのレベル&テンションの維持は難しいだろうなぁ、でも頑張ってほしいなぁ。あー、原作漫画を買うかもしれねーです。現在評価はAダッシュ。
創世のアクエリオン:神様だか天使だかが前世の宿命を帯びて戦う話、とでもいうのだろうか。敵も味方もメカニカル天使っていうか、ファンタジーなのかSFなのかハッキリしてません。「ラーゼフォン」や「蒼穹のファフナー」なんかと似た感じっちゃぁ似た感じなんですが、それよりは明らかにメカメカしいです。ストーリーはまだなんとも言い難いのですが、メカに関しては面白そうな雰囲気はあります。主人公の機体は「ゲッターロボ」みたいに3機が3種類に変化合体するシステム。合体する時には美少女キャラが「気持ちい〜」とか言うのは笑い所だと思います。しかしプラスにもマイナスにも化けかねない雰囲気が漂っているので、正直ビミョーなんですよね。とりあえずの現在評価としてはC、としか言いようがないかなぁ。
ガラスの仮面:・・・。昔、もう20年以上前になるのかなぁ、アニメでやってたんですよね。オイラはそれ観てた記憶があるんですよねぇ。今回再アニメ化ってことで観てみたんですが、マヤの基地外っぷりに呆然。原作は未読ですが、オリジナルもこんなんなんですかねぇ。昔は気付かなかったけど、こいつはたしかに駄目だ、使えねぇ、っていうか絶対に友人になりたくないタイプだ。とりあえず月影先生に弟子入りするまでは観続けるか、どうか、自信はないなぁ。現在評価はDダッシュ。
LOVELESS:作画良好。キャストも悪くない。世界観にも面白そうな点がある。女の子も可愛い。でもホモアニメだ。それだけでオイラの評価は急降下。現在評価なぁ、Dくらいかなぁ。
甲虫王者ムシキング:森の民とかいう小人の少年の冒険ストーリー。見所は昆虫同士のバトル。普通の昆虫のはずなのだが、体長10メートル以上ありそうなスケール感と映像効果で描かれているので、とても笑えます。オイラ的には昆虫バトル以外はどーでもいー内容となっていたので、現在評価はD。
アイシールド21:原作通りに進行しているんだとは思うんですが、ヒルマの声のインパクトがなさすぎて、どうにも素直に楽しめません。ヒルマはこの作品の肝となるキャラなので、誰が演じれば良かったってワケではないんですが、あの声は弱すぎます。とはいえ、その他は普通に作られており、トータルとしては破綻しているって感じでもないんですよね。オイラ的には現在評価はCダッシュ。
IZUMO -猛き剣の閃記-:エロゲーが原作(だったよね)のアニメ。お約束として幼馴染の美少女(3人)は欠かせない? 内容としては、ライバルで親友が実は主人公に対して屈折した感情をもっており、それが表面化した時に皆で仲良く異世界に跳んじゃう、という「天空戦記シュラト」丸出しのストーリー。一話目では異世界での展開が全然なかったので、評価し辛いのではありますが、とりあえずはCダッシュってことで。しかしオイラのツボを突いた点はライバルの名前が「ヤマトタケシ」だったこと。劇中で「ヤマトタケシの歌」を唄ってくれないかなぁ、とこっそり妄想中。
極上生徒会:なにがなんだかよく判らないのですが、なんとなく面白く感じるという不思議な作品。とりあえず主要キャラはどいつもこいつも頭のネジが一本以上抜けてるっぽい感じがするんですが、それをうまくギャグとして表現している気はします。このままギャグアニメとして続けるのであれば期待できるのかなぁ、とは思います。お気に入りは主人公、というよりその手に付いてるブッチャンですなぁ。製作サイドの狙いなんだろうけど、やっぱ笑えるしなぁ。現在評価はBダッシュ。
フタコイ オルタナティブ:前作の「双恋」をなかったことにして作られたギャグアクションアニメ(とでも言うのかなぁ)。明らかに前作より面白いと思うんですが、双子である意味はないように思うのはオイラだけ? なまじ前作と同じキャラが出てるもんだから、その設定のギャップに戸惑ってしまうのも事実。でもまぁ、30分のなかによくもまぁ凝縮して作ってるなぁ、って感じの密度の高いものだとは思いました。願わくはこの質が第一話限定ではないように・・・。現在の評価はB。
ジンキ・エクステンド:地方なので、首都圏からかなり遅れて始まりました。ネットでは糞味噌の評価を受けていたようですが、第一話を観た限りでは悪くないですね。設定やらなんやらは全く説明されていませんが、これは第一話ということから考えると我慢できるものですし、ヒロイン(?)の青葉ちゃんも可愛らしい感じが出てますし、メカも頑張ってる感じがしましたし。ということで、現在評価はBダッシュ。
こみっくパーティー revolution:完全に前作の続編ってことで、何の説明もない状態で始められてました。状況やキャラの解説が一片たりとも存在してないので、ここから見始めた視聴者(いないと思うが)には何がなんやらアッパッパーだと思います。今回は新番組の第一話として評価しますので、現時点ではD。
ふしぎ星の☆ふたご姫:これは拾い物かな。雰囲気で言うと「おジャ魔女どれみ」に近いような感じかな。所謂萌えキャラなんだけど、笑える展開も多く、キャラは適度に崩れるけど可愛さキープという微妙なバランスが上手く出来てる。観ていてほのぼのするのは良い傾向なんじゃないでしょうか。ゆるゆる〜っと視聴継続確定。現時点評価はB。
ツバサ・クロニクル:ぼんやり覚えてる限りでは原作通りに作られてるっぽい。ただ、場面転換時にしょっちゅう流れる意味ありげなBGMと、画面全体の色あせたような感じは違和感として残ります。特に、画面の色あせたっぽさ、前週まで放送されていた「カードキャプターさくら」が綺麗な色使いの画面構成で、明るく前向きなストーリーだったのも相乗効果(主役が被ってるしなぁ)になり、作品全体が暗い雰囲気に感じられてしまってます。また、キャスティングについても、仕方ないのかもしれませんが、前述の「カードキャプターさくら」及びその他のCRAMPアニメの廉価版というイメージになっています。とはいえ、作画レベルは高いし、単体の作品として考えれば充分なのかもしれませんけどね。現在評価はBダッシュ。
交響詩篇エウレカセブン:なんとも評価の難しい作品ってゆーか。第1話ということもあって、世界観とかはざーっと説明したようなしてないような。で、主人公の少年(14歳)が鬱屈した状態から抜け出すことを渇望している時に、空から謎のロボット(with美少女)が振ってきて、そっから冒険が始まりそうな感じ。作画レベルも良好、テンポも悪くないので、今後に期待できるとは思うので、応援の意味も込めて現在評価はBダッシュ。
機獣創世記 ゾイドジェネシス:ゾイドシリーズ最新作。こないだまでやってたゾイドバトル物ではなく、少年を主人公とした冒険話になりそうな感じ。主役ゾイドは海底からサルベージされた「ムラサメライガー」。長大なカタナを振り回して闘うという、格闘戦タイプの機体です。ベタな感じではありますが、この長大なカタナを使ったアクションはオイラ的にはなかなかカッチョエエと思っております。裏番組が強敵(ふたりはプリキュア)ということもあって苦戦は必至でしょうが、ぜひ頑張ってほしいです。現在評価はBダッシュ。
MAR〜メルヘブン:作画は悪くないし、キャラデザも悪くないし、声優も悪くない。でもあんまし面白くない。同じサンデー原作の「うえきの法則」より落ちる感じだなぁ。やっぱしバトル路線になるまでは燃えれないのかなぁ。現時点評価はD。
こいこい7:OPは変な歌で良さげだったので、本編も期待して観てみましたが、わっはっは。つまんねー。説明も脈絡もなーんもないやー。現時点評価はEでいーや。
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
2005.04.16
「機動戦士ガンダムSEED DESTINY」:26話。ED変更。すでにお亡くなりになられたキャラも登場させてのキャラ相関図再構成って感じ? しかしアスランとカガリの距離は微妙になってるっぽい。
 で、前回やっつけたステラちゃんを拾って帰るシン君。アスランの制止を振り切ってミネルバに帰投。敵兵の治療には艦長の必要だという正論を述べる軍医に「後から許可を取るから」という根拠ゼロの理由で無理矢理ステラちゃんの治療をさせます。で、艦長に小言を言われるシン君。って、以前にも書いたが、
この馬鹿をとっとと軍法会議にかけないとミネルバは今後も軍規は緩み、大ピンチの連続になること請け合い。いったいいつまで野放しにしとくなだろう。
 なんだかんだで治療されるステラちゃんですが、当然のように強化人間であることがバレてしまい、なんか体内には有り得ない物質まで存在してるわ、脳波までおかしくて記憶も操作されてるっぽいわ、といろいろ判ってきます。まぁ、前回データを入手していたタリア艦長や軍医のおっさんには想定の範囲内だったようですが、シン君には衝撃だったようです。記憶の混乱でシン君のことを忘れたり思い出したりするステラちゃんを相手にして、シン君はこれからどうやってコミュニケーションを取っていくんでしょうか? どうせすぐに逃げられちゃうとは思うんですけどね。
 ステラちゃん騒ぎの中、ミネルバではルナマリアは偽ラクスの件を報告してないっぽい描写、連合では仮面兄貴が強
化人間(青)強化人間(緑)からステラちゃんの記憶を消去させようとする描写もあったり。
 一方、海底のアークエンジェルではオリジナルラクスが「ぼちぼちザクス本国に戻って様子を見とかんとなぁ」と言い出します。そして虎をお供に、偽ラクスことミーアに化けて(頭飾りと乳の大きさでバレると思うが)ザフトの基地からシャトルを強奪。ま、本物の偽ラクスことミーア(ややこしいな)の登場でバレちゃうワケなんですが、キラ君のフリーダムがザフトに関知されることなく飛来して、基地の戦力を一瞬で無力化したので、シャトルは無事に宇宙へ。いや、フリーダム強すぎ。こいつなら1ヶ月もあればザフト・連合の戦力を完全に無力化するのも夢ぢゃなさそうな気もします。
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
2005.04.09
「機動戦士ガンダムSEED DESTINY」:25話。OP変更。
カガリ下着姿でアスランに捨てられてる? それ以外にも仮面兄貴の素顔(らしきもの)やら、シンとルナマリアの絡みが増えてるっぽいこと、ラスボスっぽい巨大ガンダムのパイロットがステラっぽいこと、青グフトリプルドムっぽいのが出るらしいこと、あたりが新展開かな。
 前回の続きでキラ・カガリ(・ミリアリア)vsアスラン。オリジナルラクスがコーディネーターに狙われたことを知らされて形勢不利のアスラン君、ほぼ逆ギレ状態で「ウリは戦勝国のザフトに復隊したニダ、敗戦国のチョパーリはオーブに帰っておとなしくしてるニダ!」とか言い残して去っていきました。きっと涙目だったと思います。
 一方シンとレイが発見したのはクローン施設ではなく、地球連合の強化人間製造施設でした。施設内部には死体が山のようにうち捨てられており、どうやら施設廃棄命令に従うか否かの内乱で殺し合ったらしいとのこと。で、人間は全滅してたのですが、施設はほぼ完璧に残っていたようで、被験者の詳細なデータから、
脳味噌の陳列サンプルまで見事に保存されておりました。前作では連合の本拠でさえ有無を言わさず強制消滅させるような連合の皆様が、こんな重要施設をほったらかしにしてた理由は華麗にスルーされていました。この脳足りん具合がSEEDクォリティ
 で、強化人間製造施設での回想シーンで判明した事実として、エキセントリックな髪の色のキャラしか強化人間として大成しない。黒だの茶色だのの髪ではまさしく雑魚キャラ扱い。判りやすいのもSEEDクォリティ。
 で、この施設がザフトに押さえられたとの情報に今さら焦りまくる仮面兄貴と連合の皆様。特に
強化人間(青)の動揺はすさまじく、強化人間(緑)が宥めようと必死ですが、母親が死ぬとかなんとかの恐慌状態。この発言から「死」というワードに反応したステラちゃんは基地をぶっ壊して勝手に出撃。「母」だの「死」だのという日常的に出てくる単語に反応して制御不能になるような連中を実戦に投入、時には独立行動させるという冒険心に乾杯。ここもSEEDクォリティ。
 で、勢いで単機出撃したステラちゃんですが、アスラン&シンの2機がかりで迎撃されましたので、あっけなく生け捕りに。来週は捕まったステラちゃんが軸になって展開していくと思われます。どうなることやら。
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
2005.04.06
「この春に終了した番組」:ぼちぼち暖かくなってきました。そしてそれは番組改編期。ということで、この春に終わってしまった番組の総括。書かれていないのはオイラが視聴してない(する価値もない?)ものってことで。
アムドライバー:意外な健闘作。青くさいストーリーではありましたが、それは判り易くまとめられていたと捕らえることも可能なので、この点はマイナス評価にするのも酷でしょう。後半以降は強さのインフレ現象が起きていた面もありましたが、これも少年漫画の王道と考えればマイナス評価にするのは酷でしょう。シシィやシーンの死に方については賛否両論あるでしょうが、重要キャラでも死ぬ時は死ぬ、という割り切りには好感が持てました。ま、オイラとしてはシャシャが出てたから観てたという感じは否めないのですがね。総合評価はC。
UG☆アルティメットガール:15分番組だからか、毎回展開が唐突だった気はしますが、それなりに面白かったと思います。UFOマンこと古谷徹の使い方については笑えましたが、無駄使いっぽい気もするので、ちょっと微妙なんですよね。萌え要素は良いとして、ストーリーよりもサンテレビとかsakusakuとかのお遊び要素が笑えるような人にならオススメできるかなぁ、といった所。総合評価はC。
スクールランブル:素直に面白かった。ストーリーはあってないようなものなんでしょうが、一応は繋がっていたし、キャラも立っていたし、お遊び要素も素晴らしく充実していました。半年で終わってしまいまったのは残念ですが、また原作が貯まってきたら続編を作ってもらいたいもんです。しかしながらアレのせいで総合評価はAダッシュ。
ファンタジックチルドレン:地味な作品なんですよね。キャラデザも地味だし、開始当初の展開も伏線だらけで本編が追いついていない感じだったし。それが中盤以降は面白くなってきましたよ。伏線もほぼ回収されてましたし。ただやはりキャラデザインについては今イチの感がなぁ。漫画版ではヒロインがすげぇ萌えキャラになってるんですよ。あのキャラデザでアニメをやってたら、オタハートの掴み具合は倍以上になっていたと思いますね。総合評価はBダッシュ。
舞・HiME:え〜、かなり不満です。最終回の手前まではかなりの高評価をしとったんですが、最後の最後でやっちゃいました。ハッピーエンドになるのは問題ないけど、半分以上をギャグにしてしまうのはいかがなものか。半年かけて築いてきたものを自ら潰してどないしまんねん。で、AかAダッシュ評価にするつもりだったんだけど、最終回のせいでB評価に落ちることに。むぅ、勿体ないねぇ。「堪忍な」では済まないよ。
スターシップオペレーターズ:うーん、なんだかなぁ。テーマが重そうだっただけに書き込めば面白くなったと思うんだけど、1クールでは無理なのかなぁ。とりあえず敵の軍人や政治家が無能すぎるのはなんとかしてほしかった。おかげで戦闘とか外交の駆け引きがつまんないこと、つまんないこと。政治・軍事面で中途半端な展開(もはやギャグレベルだった)にするんなら、イッパイいた美少女キャラを使って萌え路線に徹した方が良かったのではないかなぁ。総合評価はD。
BECK:これも中途半端な所で終わっちゃった感じ。これからビッグになるのかな、という期待感を残してるので、区切りとしては悪くないのかもしれないけど、オイラ的には不満も多い。原作未完のせいなんだろうけど、どのキャラも結論がないというのはちょっと寂しかったかなぁ。中盤以降の展開が良かっただけに残念感もひとしお。総合評価はC。
tactics:中途半端の王道。渡辺頼光と茨木童子は何だったのよ? オイラとしては、お耽美キャラには興味がちーとも沸きませんでしたが、妖狐のヨーコちゃんが良かったので視聴し続けてました。作画レベルが平均として高かったので、そういう意味では高評価なんだけど、肝心のストーリーについては特筆することもなし。だいたいタイトルの「tactics」って「戦術、策略、駆け引き」って意味なんだが、全く関係なかったみたいだしねぇ。総合評価はCダッシュ。
らいむいろ流奇譚X 〜恋、教ヘテクダサイ。〜:馬鹿っぽくて良かった。ストーリーとかは気にしないというのは大前提ですが。もともとエロゲーなんだから、そりゃ全員が主人公に惚れるし、奇天烈な衣装も着てるさ。そういう点さえ抑えておけば楽しめたんじゃないですかね。だからといって名作だとは決して思いませんが。総合評価はC。
レジェンズ 蘇る竜王伝説:これまた微妙な作品。ギャグとしては秀逸な部分も多く、けっこう笑えたのではありますが、根幹のストーリーについては行き当たり場当たりに感じる部分が多く、盛り上がりにも欠けた気がします。レジェンズ・ウォーとかがない状態での単純なドタバタギャグにしていた方が評価は高かったとは思いますね。総合評価はC。
魔法少女隊アルス:一回が10分程度の番組ということもあって、展開が唐突になることが多かったのではありますが、トータルとしてはまとまりも良く、さすがにNHK的な大団円って感じはしました。キャラ立ても元気なアルス・真面目なシーラ・健気なエバと綺麗に揃っており、可もなく不可もない仕上がりの良作だったのではないでしょうか。ただ、キャラデザインがちょっと強面というか、なんというかなのと、画面が全体的に暗いというビジュアル面でのマイナスはけっこう大きかったようにも思います。総合評価としてはBダッシュ。
まじかるカナン:広橋涼の声は可愛いね。終了。 っていうか、1クールの作品でOPとEDにちゃんとした絵がついたのが10話くらいになってからってのはどうよ? ストーリーも(オイラがちゃんと観てなかったからかもしれんが)何がなんだか判らないし。褒めれる部分はOPと広橋涼だけ。総合評価はDダッシュ。
月詠〜moon phase〜:うーん、面白かったんだとは思うんですよ。ネコミミモードのインパクトも高かったし、ギャグもそれなり笑えたし。ただ、作画がなぁ。紙芝居っていうか、背景だけ写して声優の声だけ流すってのはどうよ? 紙芝居があまりにも多すぎたのは大きくマイナスです。せっかく面白かったのに、総合評価としてはC止まり。
グレネーダー〜ほほえみの閃士〜:馬鹿っぽくて良かった。ストーリーとかは気にしないというのは大前提ですが。もともとがエロゲーじゃないんだけど、、奇天烈な衣装くらい着るさ。本来のウリである戦闘とかおっぱいリロードなんかはオイラ的には今イチでしたが、キャラの馬鹿っぷりは愉快だったので、オイラはけっこう好きでした。総合評価はC。
アレこと「AIR」:あー判ってますよ。地上波じゃないですよ。でもね、こいつを観なければスクランはA評価だったですよ。この時点で2005年最高傑作に認定ですよ。国崎、最高ーっ! 評価? そんなもんはAに決まってるよん。
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
2005.04.02
「機動戦士ガンダムSEED DESTINY」:24話。キラ達の介入に怒るミネルバの皆さん。ま、確かにザフトにもオーブ・連合にも襲いかかってたんだから意外性はあったろうが、本来ならオーブの援軍と考えるのが妥当だろ。ザフトだけ一方的にシバかれなかっただけでも良かったと思うべきなんじゃないかなぁ。
 で、アスランはアークエンジェルの連中を探して真意を質したいとのことで、ミネルバから離脱。どうやって探すのかなぁ、と思ってたら
街中で偶然ミリアリアに再会。わずか数分でアークエンジェルへの連絡手段確保。わっはっは、すごいやラッキーマン。ここではディアッカの話題で複雑な表情を見せるミリアリアに注目かな。
 そしてアークエンジェルには銭湯が。その名も
天使湯。カガリとラクスが温泉で語り合い。今回のサービスシーンですな。なんか良い話っぽいことを言ってましたが、ここは飽くまでもサービスシーン。内容はどーでも良いや。
 ミネルバではシンとレイに指令が。どっかの施設を偵察してこい、とのことですが副艦長に堂々とぶーたれるシン君。
こいつが独房にぶち込まれない理由を誰かオイラに説明してくれ。さらにルナマリアはなぜかアスランを監視。
 アークエンジェルではミリアリアからの連絡を受けてアスランにキラとカガリが逢いに行くことに。夕焼けの崖っぷちでまずはミリアリアと再会。そしてアスランがザフトに復帰してることを知る二人。そこにアスランのセイバー到着。実はルナマリアに尾行されてるんですが、アスランは気付いてない様子。ルナマリアは集音マイクで盗聴。
 
アスラン「ワケ判らんことすんな」カガリ「だってオーブの戦いを止めたいんだ」アスラン「こんな所じゃなくオーブ本国で連合加盟とか阻止しとけ」キラ「ザフトこそあの偽ラクスはなんやねん?」アスラン「(-_-;)」
ルナマリア「(;゚д゚)!?」キラ「しかもオリジナル・ラクスを殺そうとしたやんけ」アスラン「(;゚д゚)!?」ルナマリア「(;゚д゚)!?」
 一方偵察中のシンとレイ。施設の奥へと進んでいきます。そして謎の設備を見たレイは驚愕&硬直。どうせクローン設備なんだろうが、前回もそうだが、こんな
重要施設を無人のままセキュリティもなしで放置してるワケあるかい! 前作も同じように素で放置してたよな。やはり脚本家の頭には虫が沸いてるのだろうなぁ。
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
2005.03.26
「機動戦士ガンダムSEED DESTINY」:23話。今回途中でちょろっと「ミーティア」流れてた。遅いよ。
 さーて、前回の続きでストライクに続いてアークエンジェルも飛んで来ました。そして
ストライク・ルージュも発進。乗っているのはオーブのへっぽこ元首カガリちゃん。オーブ軍の皆様に「私はまだオーブの元首なのだから命令を聞いて軍を退け」と訴えます。これを聴いたオーブ軍の皆様は「えー?」って感じですが、仮面兄貴が「どないなっとんじゃぁ?」とモミアゲに詰問。オーブの立場としてはここで撤退なんてできるはずもありません。モミアゲも判っているのか、いないのか、「あんなのはボクのカガリちゃんじゃないやい」とのことで攻撃続行を命じます。モミアゲの態度は馬鹿っぽかったですが、行動としては間違ってなかったと思います。ここで「じゃ、帰るか」とか言ってるようじゃ国家の信用なんてあったもんじゃないですから。
 で、
ストライク・ルージュにミサイルが仰山撃たれるわけですが、そこはキラ君のフリーダムが全弾あっさり迎撃。見事に無傷。そしてモミアゲは全軍に攻撃命令。躊躇していた一般兵の皆様も「あのカガリちゃんは偽物だよ」と言われれば「なんだ、偽物か」とアッサリ納得。全軍でアークエンジェルとミネルバに攻撃です。仮面兄貴も三馬鹿をはじめとする部下達を出撃させます。ミネルバだってグフとザク×2を出して迎撃です。ここでグフは飛べることが判明。じゃ、最初に出しとけよ。温存してる意味が判らねぇよ。やはり無能なのか、タリア艦長・・・orz
 で、全軍入り乱れて混戦状態。やはり強いのはインパルスや三馬鹿ですが、
グフが強い。ガイアに対峙しても優勢で「ザクとは違うんだよ、ザクとは!」のセリフも飛び出します。うはは、TMさんノリノリだなぁ。
 しかーし、やっぱしフリーダムがブッチギリ。インパルスや
グフがサイヤ人なら、フリーダムはスーパーサイヤ人。量産MSは当たり前として、インパルスやグフ、ガイアは擦れ違いの一瞬、水中のアビスも行き掛けの駄賃感覚で戦闘不能に追い込みます。強い、強すぎるよフリーダム。まるでモヒカン連中を相手にするケンシロウ並の強さです。強すぎて対抗策なんか思いつかねー。それにしてもフリーダムって核エンジン積んでるけど、約1年前の旧式機でっせ。なんだかなぁ。
 しかし、ガイアが残った力を振り絞ってフリーダムを背後から急襲。そこにヌボーっと割り込んだTMさんの
グフ。哀れまっぷたつに。えー? って感じのあっけない死に様です。TMさんは子供の頃に「危ないから車道に飛び出してはいけません」と教わらなかったのでしょうか? もう少し活躍すると思ってたけど、けっこう拍子抜けだったなぁ。
 とりあえずこんな感じで今回は終了。あと少し気になったのは途中でカガリちゃんが回想していたオーブの理念。カガリちゃんの親父が難しいことを言っていましたが、要約すると「
僕達オーブが大丈夫だったら世界の他の連中がどうなったって知ったこっちゃないやい」というものです。オーブ国民限定で考えると良いのかもしれませんが、自国防衛に主点を置くとしても、もう少し諸外国との協調とかを考えないと、米国に「お前ら、誰が味方で誰が敵か判ってんのかぁ?」と怒られる大○民国のような立場に追い込まれますよ。って、追い込まれたから今に至るのか。納得。
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
2005.03.19
「機動戦士ガンダムSEED DESTINY」:21話ってサブタイトルに表示されてたけど22話。
 思ったように地球軍が機能しないことにイラつくブルーコスモスの中の人。打開策として、ほぼ無傷のオーブ軍を出撃させることを思いつきます。これを受けてMr.モミアゲことユウナ君は自らを司令官と任じて艦隊派遣を決定します。
 そしてステラはシンからもらったハンカチを大事に抱えて就寝。起きたらハンカチのことをスッパリ忘れてました。どうやら強化人間三人衆は睡眠時に記憶操作されてる模様。仮面兄貴は「メンテナンス」と呼んでました。人間ではなく、MS操縦用のパーツとして考えると有効なんでしょうが、すさまじく非人道的でありますなぁ。
 そして場面はミネルバへ。MS部隊の新メンバーとして配属されたTMさん。階級とかの関係から隊長扱いにされるところですが、みんな対等の関係でいようとのことから「隊長と呼ぶな。
光路郎と呼べ」との発言。なにげにナチュラルを差別する発言をしてたりしましたが、そこはスルーの方向で。しかしTMさん、曲者キャラかと思ってたんですが、アスランにアドバイスしたりと、なかなかにナイスキャラっぽいです。来週はグフで頑張ってくれるかなぁ。
 Mr.モミアゲと仮面隊長が合流して作戦会議。モミアゲの提唱する囮作戦が採用されて、オーブ艦隊が出撃。張り切るモミアゲの姿に負け犬のオーラを感じるのはオイラだけではないはず。
 いよいよオーブ軍vsミネルバ。オーブ軍は画面から察するに数十機の飛行可能MSを発進させます。対するミネルバに飛べるMSは2機(インパルスとセイバー)しかいないので、戦力差数十倍での迎撃。ま、ここは心配する必要もなくミネルバ優勢。この2機を墜とすには百機以上のMSが必要と思います。イラついたモミアゲは残ったMSも発進させますが、焼け石に水。モミアゲの乗る旗艦にミネルバの主砲が向けられ絶体絶命。
 ここでミネルバの主砲にビーム一閃。ギリギリでモミアゲは生き延びます。このビームを撃ったのはフリーダム。
 
BGMに「ミーティア」が流れる中、蒼天からゆっくりと降りてくるフリーダム。これは前作35話「舞い降りる剣」の再現。
 というセンスのあることを馬鹿スタッフが考えるはずもなく、普通に飛んでくるフリーダム。BGMも普通にED曲を被せていって終了。あー、なんか
ミリアリアもチョロっと出てましたが、どーでもいーか。
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
2005.03.12
「機動戦士ガンダムSEED DESTINY」:21話。 ミーア! ミーア!
 出だしからミーア祭り。アスランが目を覚ますと、ベッドにミーアが潜り込んでいる。慌てるアスラン。ここでルナマリアがアスランを朝食に誘いに来る。さらに慌てるアスラン。そしてルナマリアはアスランとミーアが一夜を共にしたと誤解して嫉妬して怒る。あはははは、
ギャルゲーですか? 愉快すぎて哀しくなった。
 さてさて、ミネルバ部隊は休日だそうです。休暇明けにはTMさんが増員として配属されることも決まったようです。ここではっきりと判明したんですが、やはりミネルバにはアスラン、シン、ルナマリア、レイの4人しかパイロットがいないようです。ってことはアスランが配属されるまでは交代要員なしの3人だけだったワケです。あはははは、戦争する気ありますか?
 話は変わってシン君ですが、崖から海を眺めてます。すると隣の崖っぷちで唄い踊る娘さんがいました。娘さんは勢い余って海にドボン。シン君は飛び込んで助けます。番組が始まってから、オットコ前のシン君を観るのは初めてかも。しかし溺れる娘さんはパニクってるので、シン君を爪で引っ掻き、さらには
三沢光晴(NOAH)張りのエルボー。怒ったシン君はクリス・ベノワ(WWE)張りのジャーマンスープレックス。オイラを笑い殺す気ですか?
 なんとか娘さんの救出に成功するシン君ですが、「死」という言葉に反応してパニクる娘さんをなだめるのにひと苦労。娘さんは
頭の弱い要領の得ない方のようで、どうにかステラという名前を聞き出すことに成功するものの、その他はさっぱり判りません。とりあえず洞窟の中で濡れた服を乾かすシン君とステラ(パンツ一丁)。こんなシーンは前作のアスラン君とカガリちゃんにもありました。洞窟の中で半裸の美少女と2人っきりで濡れた服を乾かすというのは日常生活でも良くあることで、オイラもこれまでに3回くらい同じような経験が・・・あるかいっ! 
脚本家、脳に虫が沸いてるんじゃねぇか?
 ・・・。で、シン君はステラを安心させるために「ボクがキミを守る」と約束します。これで心を許したステラはシン君にプレゼント。チラっとしか見えませんでしたが、桜貝の欠片だったかな。で、シン君の救難信号を受信したアスラン君によって救助され、ステラを探してた強化人間ズにステラを返却。すでにバッチシ運命の人と化していたシン君とステラは「シン、行っちゃうの?」「また遭えるから」と後ろ髪引かれまくりのお別れ。そして来週に続くのであった。
しかし文章にするとすごい内容だなぁ・・・
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
2005.03.06
「たかじんのそこまで言って委員会」:今回のテーマのひとつとして「南京虐殺は本当にあったか?」というのが取り上げられていました。ちなみにオイラ個人としては「南京攻略戦に巻き込まれて亡くなった民間人も幾人かはいるでしょう」というレベルで認識しとります。いわゆる30万人大虐殺なんていうのは中国共産党が考え出した馬鹿馬鹿しい反日プロパガンダだろう、ということです。
 で、この番組でも肯定派と否定派に別れて論戦をするんですが、今回は否定派の圧勝でした。まぁ否定派には金美齢、西村眞吾、三宅久之とかが揃ってたのに対して、肯定派は遥洋子とかデーブ・スペクターですから。格が違うという気もしないではなかったですが。まぁ、田嶋陽子センセや福島瑞穂センセとか出されてもウザいだけですが。
 さらに、特別ゲストとして南京虐殺の証拠(とされる)写真の検証を行っている亜細亜大学の東中野教授が、現時点で確実に証拠と言い切れる写真は一枚も存在しない、との研究結果を。確かに事件や現象の存在については、存在しないことを証明するのは不可能に近い(「悪魔の証明」という奴ですね)ので、本来は存在することを証明する必要があります。これまでの南京事件についてはその逆で、存在しないというならそれを証明して見せろ、的な空気が日本中に蔓延していたというのが問題だったワケですな。
 さらに肯定派の一人(元NHKの人)が「南京虐殺を伝えた外電があった」と言えば、即座に金美齢さんが「どこの国のどこの新聞社が言ったの?」と切り返す。そしたら「・・・」になる始末。どうも肯定派の人は「あるんだから」という思い込みだけで感情的に発言しているみたいのに、否定派の人達は記録や資料を調べて学問的に発言しているな、という感じがしました。
 最近はネット等でも「南京事件」を扱ってるサイトが見受けられますが、学問的に検証している感じがするのは否定派のサイトが圧倒的に多いです。逆に肯定派のサイトでは目撃証言を根拠としているものが多く、突き詰めれば反日反米主義に繋がるものが多いように思えます。しかしまぁ、中国人が主張するのは(ウザいですが)理解できますが、日本人でも熱狂的に主張する人って、なんでなんでしょうかねぇ? 悪逆非道のレッテルを貼られていたオイラ達の先達の汚名を雪ぎたいとは思わないのでしょうか?
 最後に、今回印象深かったのは台湾人である金美齢さんが、台湾では数十年日本に統治されていたときにほとんど処刑される人はいなかったが、中国本土から国民党軍が入り込んできてからは2年で数万人が処刑されたという話をされたこと。金さんは、日本には大量虐殺の歴史や文化がない、中国には当たり前としてそれがある、と。だから中国人の感覚では「日本人も虐殺してたはず、だって俺達ならやってるもん」的な考えがあるんでしょうな。一緒にすんな、とは思いますが。
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
2005.03.05
「機動戦士ガンダムSEED DESTINY」:20話。総集編だった。ガッカリ。
 まぁ総集編はどうでも良いとして、プラモのCMで後半からの主役ガンダムが判明。その名も
デスティニーガンダム。ちらっとしか見れなかったのでハッキリとは判りませんでしたが、無難なデザインみたいでした。とはいえ、こういうのは動いてみないと何とも言えないので、評価は保留ですね。パイロットはシン君なんだろうけど、そこが最大の不安だ。
 次回ではシン君とステラが運命の出会いをするようです。ミーアも出るっぽいので、そこに期待。
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
2005.02.26
「機動戦士ガンダムSEED DESTINY」:19話。 ミーア! ミーア!
 今回はアスランを巡ってホーク姉妹が火花を散らす話。どっちにも気のないそぶりをしながら、最後は
メイリンの腰に手をまわすアスランに漢心を確認。アスランは安産型を好むのか?
 で、ミーアの戦場慰問コンサートは馬鹿っぽくて愉快。コーディネーターはDNA操作によって知能が低くなっているに違いない、と認識。
ピンクのザクも馬鹿丸出しで愉快愉快。あ、ミリアリアがちょろっと写真撮ってた。本格参戦間近かな?
 そして今回の衝撃、
レイのホモ疑惑。いくら目立たないからってこんなキャラ立てしなくても・・・
 さらにデュランダル議長による戦争講座で、この戦争では死の商人(武器商人)が戦争を長引かせるために暗躍してることが判明。一瞬ナルホドとか思わされがちですが、この戦争では
核ミサイル乱れ撃ちコロニー落とし等の戦術を両軍共に実行しております。どれも成功すれば相手を完全殲滅しますので、死の商人による戦争の長期化なんて思惑はナチュラル、コーディネーター双方に当てはまりません。実に薄っぺらい詭弁でした。これに納得するエリートコーディネーター達はやはりDNA操作で知能が低く・・・  あとグフとTMさんが登場してました。グフは橙色でしたが、やっぱが良かったな。
 最後にミーアがアスランに抱きつき! 苦々しげな表情のルナマリアが素敵。そして議長はアスランからオリジナル・ラクスの居場所を聞き出そうとしましたが、当のアスランが知らないので失敗。議長はラクス暗殺を諦めていないようですね。この辺りが後々にアスランに背かれる伏線なんだろうなぁ。
 なんか段々と戦闘ない方が面白いような気がしてきた。むむむのむ。
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
2005.02.19
「機動戦士ガンダムSEED DESTINY」:18話。なんだこの戦闘。
 作戦の概要としては、すごい砲塔を装備した基地をすごい盾を装備したMAが守ってる基地を攻略しよう、というもの。
 えー、基地についてですが、連合軍は前作で登場してた
広範囲全周囲なんでもバリヤーが開発されてるハズなのに、どうしてこんな中途半端な盾MA1機に防備を任せてるのかという根元的な疑問がわきました。
 で、アスラン君やシン君達はこの基地を攻めるワケですが、実は基地のすぐ手前までトンネル掘ってあるので、そこから侵入しようということに。そうしたら盾MAの防御の内側に潜り込めて基地を攻撃したい放題って作戦。ただその穴は狭いので普通のMSのサイズでは通れない。だもんで、合体前のインパルスで侵入ってことになったんですが、正直インパルス上半身・下半身が通れるスペースがあれば普通のMSでも通れるような気はしました。それ以前に人間による特殊部隊とか侵入させたら良いんじゃないかなぁ。とか思ったりしたんですが、とりあえず戦艦3隻とMS部隊による陽動作戦中にインパルスを侵入させるってことで作戦開始。
 まぁ、オチとしては基地破壊に成功するんですが、
盾MAはアスラン君のセイバーが普通に撃破してたんで、わざわざ狭い穴を通る必要は全くありませんでした。なんだったんだ、この作戦。
 今回一番ワクワクしたのは次回予告。ミーア専用ザクとTMR専用グフがいよいよ来週登場するみたい。いやぁ、なんかオイラ本来の楽しみである戦闘がグダグダすぎて、戦闘のなかった先週の方が数倍面白かったというのは困りものです。やっぱ主役のキラ君&フリーダム再登場まで我慢するしかないのか。
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
2005.02.13
「魔法戦隊マジレンジャー」:戦隊モノの新作。主人公は「ハリー・ポッター」、敵は「ロード・オブ・ザ・リング」って感じ。5人兄弟がチームを組むという設定で、そういうのは過去にもあったはずですが、今回のポイントは末弟がレッドであることでしょうか。レッドといえばリーダーポジション。兄と姉が2人ずついる状況で末弟がリーダーシップを発揮するのは難しいと思うんですが、どういう風に処理していくのかには興味があります。敵のデザインもグロっぽくてけっこう好みです。それにしても変身の呪文はカッチョ悪すぎ。なんとかならんもんですかねー。

「仮面ライダー響鬼」:3話にしてようやく感想を書くのは、マジレンジャー開始まで待ってたからです。で、響鬼ですが、正直ビミョーです。響鬼役の細川氏については、まぁ問題なしと思います。滑舌もハッキリしてるし、飄々とした雰囲気もうまく出てると思います。綺麗どころについても不満はないです。最近の仮面ライダーシリーズは、ホントに美男・美女を出してきますなぁ。ビジュアルについてはとても良いのではないでしょうか。オイラが気になるのは少年(明日夢クン)役の子。なんか表情が大げさすぎて鼻につくんですよね。
 デザインは賛否両論あるでしょうが、響鬼についてはオイラはそれほど悪くないと思ってます。いわゆる「古き良き仮面ライダー」ではなく、「鬼」として捕らえるという前提ですが。響鬼は「鬼」であると考えることによって、デザインや戦い方を肯定しております。敵妖怪(もはや怪人ではない)については、人間サイズのモノはダサダサですが、土蜘蛛を観た限りでは巨大妖怪には期待できるかなぁ、と思っとります。太鼓ドコドコはダサ格好良いですし、デスクアニマルも愛嬌があって悪くないです。まぁ、なんにしても「仮面ライダー」という看板を背負うのは商的なメリットはあっても、濃いファンからは厳しい眼で見られるという因果を抱えることになるので、一長一短ではあると思います。ただ、とりあえず看板背負ってるんだから、
一度くらいはバイクに乗れ、とは思います。
 あと、ミュージカル調の演出は今ひとつだと思います。映像として「トリック」のような雰囲気を出そうという狙いを感じてるんですが、あのミュージカルのせいでその意図がぶっ潰れてるように思えてしまうのはオイラだけなのでしょうか?
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
2005.02.12
「機動戦士ガンダムSEED DESTINY」:17話。愉快。
 ミーア:
エロ可愛い。これは人気でるだろうなぁ。
 ラクス:ムッとした表情が素敵。やっぱミーアのことは気になるんだろうなぁ。
 カガリ:目立ってない。
アークエンジェルでも穀潰しみたい。
 マリュー:虎とのほほんトーク。まぁ、無難な扱いなんじゃないでしょうか?
 ルナマリア:シャワーシーン。ウェスト細い。
パイロットとしての技能はともかく、スタイルは抜群のようだ。
 メイリン:姉(ルナマリア)と比べてウェストやや太め。それも可愛いんだが、姉への対抗意識が強いのかねぇ。
 タリア:艦長としては無能っぽかったですが、戦略眼はあるようで。デユランダル議長の思惑を疑ったりしてます。
 戦闘シーンがなかったので、今回はこんなもんです。野郎共が出てたような気もしますが、画面的にパっとしないのでスルーの方向で。来週は戦闘がありそうなので、期待しまくりです。MS戦のないガンダムは寂しいですよ。
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
2005.2.05
「機動戦士ガンダムSEED DESTINY」:16話。総集編はなかったこと扱いなので、久々のSEED。
 インド洋を進むミネルバと他1隻。これを迎撃しようとする仮面兄貴ですが、手持ちのMSが少ないので、近所の建設中基地を防衛しているMSを全機無理矢理出撃させます。ただ犬MSは飛べない泳げないってことで留守番です。
 さて、仮面兄貴率いるMS数十機を迎撃するのはアスランのセイバーとシンのインパルス。たった2機です。とはいえ、エキセントリックパイロット2人にスペサルMSですから、基地から無理矢理駆り出された量産型MSなんか鼻糞です。
パパンパパンと撃ち落とされていきます。正直連れてきた意味は全くありません。ショッカー戦闘員と同レベルって感じでしたね。まともに対抗できるのは仮面兄貴と強化人間その1だけです。最初っから2vs2で良かったよね。
 そして強化人間その2は海から攻撃。迎撃には前作から登場している水陸両用MSグーン3機が向かいますが、こちらも鼻糞。
スパンスパンとやられちゃいます。仕方ないので、ミネルバの白ザク赤ザクも迎撃に。しかし今作のザクはすげぇなぁ。大気圏突入能力を標準装備し、水陸両用MSを上回る水中戦闘能力を持っている。ホントに量産MSなんだろうか?
 まぁ、なんだかんだで敵味方問わず、名もないパイロットが乗っているMSは全滅。名もない艦長の指揮する艦も撃沈。名前のあるキャラは全員無傷。その他大勢のエキストラにはとことん優しくない脚本でした。
 余談ですが、シン君はアスランの命令を無視して敵基地を無茶苦茶に破壊します。そして帰還後にアスラン君から往復ビンタを喰らっちゃいます。ま、軍隊ですから命令無視は重罪です。往復ビンタで済むなんて
甘〜い、甘すぎるよ小沢さん。蜂蜜に砂糖かけて食べた時くらい甘いよぉ。せめて独房くらいには入れとけよ。
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
2005.01.29
「機動戦士ガンダムSEED DESTINY」:総集編。特に書くことないやー。
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
2005.01.27
「プラネテス」:BSではけっこう前に終了していた番組ですが、地上波ではようやく終了しました。BSでの放送時から○左さんや○☆川さんが「面白い」と言っていたので、地上波での放送時に視聴し始めましたが、たしかに面白かったです。
 登場人物の性格や企業・団体の行動なんかが極端に描かれすぎていたような気もしますが、一部が極端なのではなく、全てがバランス良く(?)極端だったので、物語の進行という視点で考えればプラス効果だったようにも思えます。
 ただ、こうやって改めて考えると、どこが良かったという部分を具体的に挙げるのが難しい番組ではありますが、半年間観ていて飽きがこなかったし、特にハズレ(作画・ストーリー共に)の回も思いつかない、というのは素晴らしいことだと思います。「良作」のお手本のような作品ですな。
 ちなみにオイラが一番好きだったのは「
地球外少女」の設定。月で産まれ育った人類(ルナリアン)という存在の特異性は、ガンダム等で描かれる「スペースノイド」なんかとは一味違う表現で、実に面白かったです。同じ人類でありながら、明らかに一線を画した存在とされていたので、この設定はいろんな方向へと発展しそうな可能性を感じさせましたよ。
 ところで、最終回視聴後に年末に放送された特番(録画してたもの)をようやく観たんですが、前半からセレクトされた数話の間にスタッフやキャストのショートインタビューを挿入しただけのものでした。ちょっとガックリ。
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
2005.01.23
「仮面ライダー剣」:最終回。ボロボロだった序盤。グダグダだった中盤。これを乗り越えて、最期の方はかなり楽しめました。まぁ強引な展開になってしまったのは仕方がなかったとは思いますが、これだけまとめてくれたなら納得します。平成ライダーの終わり方としては、クウガに次ぐ出来だったと思います。充分に合格だ。
 細かい説明は略しますが、剣崎は格好良かったですよ。ホントにヒーローらしくなってました。しかしこうなると映画版がホントに不要というか、邪魔に思えますわなぁ。根本的にTVのラストと繋がってないし、剣崎はあんましヒーローっぽくなかったしなぁ。ってことで、オイラ的にはTV版のラストを認証し、映画はなかったことに。うんうん、そうしよう。
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
2005.01.22
「機動戦士ガンダムSEED DESTINY」:15話。アスランはのこのことオーブに舞い戻ってきました。そしてオーブ軍機に発砲されて逃げていきます。オーブとザフトが交戦状態になってるって知らなかったみたいです。ザフト軍は情報の活用ができていないようです。マジで無能集団だ・・・
 さてさて、キラ君達に攫われたカガリちゃんは「オーブの民が戦争被害者ならない為に嫌な奴とも結婚しようと思った」と意味不明の言い訳をしてますが、キラ君に「オーブの民が戦争加害者になってしまってもいーのか?」という意味不明の論理に言いくるめられてしまいます。えー、まずカガリちゃんですが、大西洋連合の有力者との政略結婚なら理解可能ですが、
オーブ国内のボンボンと結婚したからって連合との同盟が強化されるワケないじゃん。そしてキラ君ですが、同盟締結後にカガリちゃんを攫ったからって、手遅れじゃん。むしろオーブ国内の反大西洋連合派の首魁がいなくなったら、オーブは戦争加害国へとまっしぐらぢゃん。この姉にしてこの弟ありていうか、ホントは戦局の泥沼化を願ってないか?
 一方オーブから逃げてったアスラン君は、ミネルバに合流。ここではルナマリアちゃんにモーションをかけられているようです。彼女から「
カガリがキザ夫と結婚した」と聞いては「(;゚д゚)!?」、「でも攫われてった」と聞けば「(;゚д゚)!?」、ひょっとしてザフト軍からハブにされてるのか? いくら何でも知らなすぎだ。いやー、しかしやっとルナマリアちゃんの出番が本格的に増えるっぽい。これはこれで楽しみだ。本人も赤ザクももっと活躍してほしいもんです。
 そしてシン君は相変わらず目立たない。しばらくはアスラン主役で進みそうだしなぁ。
 今回は戦闘シーンがチョロっとしかなかったので寂しい。しかも来週は総集編らしい。むぅ、カタルシスが足りねぇ。
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
2005.01.16
「今年から始まった番組」:さてさて、2005年の新番組もぼちぼちと出揃ってきたようなので、ざーっと感想など書いてみましょうかね。関西地上波だけだからちょっと少なめかなぁ。
 UG☆アルティメットガール:15分番組。まぁウルトラマンのパロディを萌えキャラでやるという内容。ただしエロいです。まぁ、笑える範疇ではあるのですけどね。とりあえず1話を観た限りではテンポも良いので現在評価はBダッシュ。
 好きなものは好きだからしょうがない!!:ボーイズラブだと聞いてたので、やや引き気味で観てみたんですが、ちょっとオカルトちっくな演出のある学園ラブコメって感じでした。ただし恋愛対象は男ばかりっぽいですが。オイラはボーイズラブには興味がないので、もうちょっと様子を見てみますが、正直ビミョー。現評価はCダッシュ。
 まほらば:もてない君の引っ越し先には美人がいっぱい。しかも大家さんは美少女高校生で、もてない君に惚れてるっぽい。というハーレムアニメの王道。とりあえず1話を観た感じでは大家さんの魅力だけが際立っていましたね。ストーリー的にはあんまし期待できないっぽいので、個々のキャラを活かせるかどうかがキモになるのか。現評価はBダッシュ。
 スターシップ・オペレーターズ:SFアニメ。2話まで観たんですが、ストーリーやキャラについては「お前ら、原作読んでるだろ。読んでないならアニメ雑誌やネットで調べとけよ」と言わんばかりの進行。原作ではどうだか判りませんが、TVだけでは無理無茶無謀な設定と展開の連続で、ある意味異次元ストーリーです。一部のキャラは面白そうな気がするので、しばらく観続けてみますが、もうちょっと視聴者に優しい作り方をしてほしいです。現評価はCダッシュ。
 魔法先生ネギま!:原作ファンの悲鳴が聞こえてきそうな作品。とりあえず30人以上のヒロインというのをアニメで表現するのは難しいということですかね。あと、キャラの髪の色が気色悪いです。漫画と同じ色にしてほしかったなぁ。まぁオイラも原作漫画の購読者ですから観守るつもりではいます。あと、EDのカモが可愛いです。原作ではエロオコジョの名を欲しいままにしているカモですが、あの可愛さはなんなんだ? 現評価はCダッシュ。あ、歌は好きかも。
 らいむいろ流奇譚X 〜恋、教ヘテクダサイ。〜:エロゲー原作アニメ。なんか世間(ネット)ではやたら低評価みたいですが、オイラはそんなに嫌いではないです。特に褒める点があるわけではないですが、深夜アニメとして考えると特に問題ないレベルでしょう。暇潰しにボーっと観るレベルには達していると思いますよ。現評価はC。
 まじかるカナン:エロゲー原作アニメ。たしか横田守のキャラだったと思うんですが、このアニメでは見る影もないようなキャラデザインに変更されています。ストーリー重視でもないエロゲーからエロを取り、キャラデザインを劣化させたらこういう風になりましたーって感じか。広橋涼しか褒める所がない。現評価はD。
 ピーチガール:人気の少女漫画のアニメ化。なんかギャルっぽい主人公の女子高生は、実は純真キャラで、ずーっと好きだった男の子と両思いになりましたーってのを第1話でやってしまいました。うーん、もう2話以降はなくても良いんじゃないのかなぁ。オイラ的には期待も不安も沸かない作品です。ビミョー。現評価はCダッシュ。
 トランスフォーマー ギャラクシーフォース:恒例のトランスフォーマー新シリーズ。コンボイは消防車になってしまいました。って、なんでやねーん!? トランスフォーマーは後半で化ける時があるんだけど、前半は辛いことが多い。これも今の所、あんまし面白いとは感じませんです。特にけなす点もないんで、現評価はCダッシュ。
 ギャラリーフェイク:原作漫画をじっくり読めば面白いのかもしれませんが、アニメで魅力を伝えるのは難しそうな作品って感じ。2話まで観たけど、川澄綾子しか魅力を感じない。現評価はD。
 グレネーダー 〜ほほえみの閃士〜:美少女ガンマンが主役のウェスタン時代劇って感じ。とりあえずおっぱいと風呂です。ストーリーとか戦闘シーンなんかどうでも良いくらいにおっぱいと風呂です。ある意味、潔い作り方だと思います。そう思って観るとけっこう楽しい作品なんじゃないかなぁ。現評価はBダッシュ。
 とりあえずこんなもんですかね。うーん、ちょっと小粒かなぁ。ま、化ける作品が現れるのに期待します。
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
2005.01.15
「機動戦士ガンダムSEED DESTINY」:14話。前回の続きってことで、シン君出番なし。
 さて結婚が本決まりになったみたいで、花嫁修行に精を出すカガリちゃん。アスラン君からもらった指輪も「返しとって」とキラ君に預けて、準備万端です。しかしアスラン君は前作も今作も姫様と結ばれそうで結ばれないのでしょうか?
 で、コーディネーター軍団に襲われたキラ君と愉快な仲間達は、オーブには居れない、ザフトも危険、地球連合は論外、と行き場がない状態に。しゃーないからってワケで、独立愚連隊になるようです。旗艦は当然アークエンジェル。まぁ1隻しかないんだから旗艦もへったくれもないんですがね。かつてのクルーも何人かは集まってきたようで、艦の運営に支障はなさそうです。
艦長はマリュー・ラミアス。マリューちゃん本人も虎の方がふさわしいという自覚があったようですが、虎が「俺はMSで出撃することもあるから」と辞退したことで繰り上げ当選。ラクスはオペレーター席に座るようです。
 で、超速展開で結婚式進行中のカガリちゃんに同調するかのようにアークエンジェル発進。さらにキラ君のストライクがカガリちゃんの元へとGO! カガリちゃんをかっ攫って行きます。当然防衛部隊もいたんですが、ラオウが黒王号に乗って来たようなもんですから、一方的にアボーンされるだけで、ほぼお見送り状態。キザ夫の小者ぶりも絵に描いたような感じで新鮮味に欠けるものでしたが、もうちょっ戦力差を考えた描写がほしいですね。さすがにキラ君のスーパーサイヤ人的戦闘力も見飽きてきました。戦争物として描くのであれば致命的になりかねんですな。
 それにしても総集編でもないのに回想シーンが多かった。そんなんで時間つぶすんやったら、もうちょっとカガリちゃんの結婚に時間を割いてやれ。婚約発表→花嫁修業→結婚式→略奪を1話で収めるのはどうかと思う。
 あとOPとEDが代わりました。曲については、どちらも前の方が好きです。注目はOPでマリューちゃんが銃を構えて対峙する男。あれはやはり
フラガ兄貴なのかーっ!?
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
2005.01.08
「機動戦士ガンダムSEED DESTINY」:13話。前回のシン君ですが、空母2隻を含む8隻の艦船と多数のMSを撃破したらしいです。沈めすぎです。数千人、ひょっとすると1万人以上が海の藻屑となったことでしょう・・・
 さて、オーブではカガリちゃんがキザ夫に結婚をせまられてます。国家元首としての義務を果たすならば俺と政略結婚しろ。いやなら権力の座から身を退きなさい。とか言われて悩むカガリちゃん。無能なお飾り元首でも、やはり権力の甘い誘惑には勝てないのか、「イヤじゃ、ぼけー!」とは即答できない様子です。
 そしてラクスに暗殺者の魔の手が。ラクスはキラ君・マリューちゃん・虎・その他と同居しているんですが、その屋敷に暗殺部隊が迫ります。こいつらは(知能・運動能力が強化されてるはずの)コーディネーターで、しかも特殊訓練を受けている(虎談)超スーパーエリート暗殺部隊。もはやラクスの命は風前の灯火。と思ったら技術屋上がりの一般人と、義手義足のコーディネーターに邪魔されて見事に失敗。エリートのはずなのに、
せいぜいショッカー戦闘員レベル。駄目だ、こいつら。あ、虎の義手には銃が仕込んでありました。スペースアドベンチャー・コブラ?
 で、失敗した暗殺部隊の皆さんはMS軍団での攻撃に切り替えます。こんな無能部隊でさえ、MSの大群があっさり領内に侵入できるというオーブの防衛レベルも限りなく低いです。仮にも戦時中なんだから、いくらなんでもなぁ。
 まぁこのMSの大群も、キラ君がフリーダムで出撃して、ほぼ一瞬で頭・両手・両足をポコポコ壊して達磨にしちゃいます。さすがはSEED世界唯一の原子力MS。そのスーパーロボットっぷりは健在です。で、達磨軍団は全員自爆しちゃいます。捕虜にならない&証拠は残さないという覚悟は立派ですが、
ますますショッカーみたいです。
 この無能軍団はラクス暗殺を目的にしたコーディネーターということで、やはり黒幕はデュランダル議長なんでしょうか? オリジナル・ラクスさえ亡き者になっちゃえばアナザー・ラクスことミーアの地位は安泰ですからね。
 さて、次回予告ではカガリちゃんが花嫁衣装を着ている絵が。やはり権力の座が・・・ そしてアークエンジェル再登場の模様。艦長はやはりマリューちゃんなのかなぁ? 能力等から考えると虎の方がふさわしいように思えるんですけど。でもやっぱりマリューちゃんの方が
萌えます燃えますけどね。
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
2005.01.01
「この冬に終了した番組」:いよいよ年も明けました。同時にこの冬の番組も終わっていくものがチラリホラリ。ってことなんで、オイラ的な総括をば。ちなみにここに書いてあるのはオイラが観てた番組だけっス。書かれてない番組は観ていない、もしくは観るのをやめちゃった番組です。まぁけっこう観てるんだけどねぇ。
 げんしけん:笑える点はあった。ただし、それ以上にイタイ点も多かった。そして何よりも問題(?)なのは「げんしけん」よりも劇中劇であるはずの「くじアン」の方が面白そうに思えて仕方がなかった所。評価はCダッシュ。
 流星戦隊ムスメ
ット:ビミョーな作品。内容もそうだし、番組終了時の声優顔出しコーナーもそうだし、タイトルが「流星戦隊ムスメット」→「流星戦隊オトメット」→「帰ってきた流星戦隊ムスメット」と変更したのもそうだし。うーん、評価はDダッシュ。
 神無月の巫女:巫女・伝奇・ロボ・百合という売れ線っぽいのをぎゅうぎゅうに詰め込んでみたけど、あんまし消化しきれなかったという感じ。作画レベルも悪くなかっただけに残念感が漂いまくり。オイラは嫌いではありませんでしたが、だからといって褒めるのも難しいですなぁ。評価はC。
 うた∽かた:萌え系だと思ってたら結構イタイ話になっていったので、ちょっとビックリした作品。世界の命運を子供に問いかけるというのは、古くはウルトラマンのメフィラス星人あたりから存在するネタではありますが、どちらかといえばダウナー系の少女に問いかけるというのは珍しいのではなかったでしょうか。主役の一夏が全編を通して悩んでいた理由が只の転校だったというのはガッカリでしたが、パートナーの舞夏の正体が鏡の破片であったというのは(最終回の演出に依る部分も大きいですが)オイラ的には良かったです。評価はBダッシュ。
 Wウィッシュ:学園生活を営んでいるころはまだマシだったのに、不思議設定が前面に出てきてからはチンプンカンプンになっていきました。評価はD。
 φなるあぷろーち:けっこう面白かった。中盤の笑穂編は中弛みっぽかったですが、西守歌メインだと楽しめました。デフォルメキャラの使い方もまぁ合格。ただ最終回のエピローグっぽいのは不必要だったかなぁ。あれなら西守歌を迎えに行く部分を2話使ってほしかったです。全体の評価としてはBダッシュ。
 蒼穹のファフナー:前半は駄目でしたが後半は面白かったです。聞いた話では、後半から脚本家が代わっていたとの事。後半だけならA評価でしたが、前半のダレ具合も加味して評価するとトータルとしてはAダッシュ。
 双恋:一条姉妹と桜月姉妹の計4人から本命チョコをもらっておいて、誰も選べずに終了するのはどうだかなぁ? 誰とも結ばれないなら本命チョコ&告白なんて展開は不必要な気がしました。中途半端なヘタレ主人公としての評価を見事に確立してくれましたね。評価としてはD。
 下級生2〜瞳の中の少女たち〜:なんかよく判んない話でした。第1話を含む数話を見逃したせいもあるんでしょうけど、もうちょっとなんとかならんかったもんでしょうかねぇ。キャラデザはけっこう好きだったんですが、評価としてはD。
 トゥハート リメンバー・マイ・メモリーズ:あかりとマルチが浩之をを巡って対立(?)する話。オイラはアカリストで、マルチには大して思い入れがなかったので、できればあかりのみに焦点を当ててほしかったです。まぁ、オイラ的に2番手、3番手である委員長やレミイにも見せ場があったし、その他のキャラも無難に活躍してたし、まずまずの続編だったとは思います。オイラ的には充分楽しめましたが、あかりメインとは言い難いっぽかったので、評価はBダッシュ。
 マーメイドメロディーぴちぴちピッチ ピュア:すでに単独で書いてますので細かい点はパス。良くも悪くも怪作というか愛すべき駄作というか。評価はAダッシュ(笑)。
 モンキーターンV:原作の最終回と歩調を合わせるようにTVも終了。欝展開の四角関係(波多野・洞口・澄・青島)になる前に終わったのは正解だったかも。アニメとしてはテンポも良かったし、作画レベルも安定してたし、無印版開始当初は気持ち悪かったCGも良くなったし、という佳作です。ただアニメ独自のサブストーリーとかはなかったように思えたので、見逃してもそんなに悔しくならなかったのも事実。そういう点も併せて考えると、トータル評価はBダッシュ。
 ニニンがシノブ伝:コンスタントに笑える作品でした。ただ、かなりの面で若本紀明・関智一という声優個人の力量に頼っていたような感はありましたね。評価はB。
 魔法少女リリカルなのは:ちょいちょい書いてきましたが良作です。評価は当然A。