みかんを観察してきました。（2007年2月）

・・・・・・って何ですのん？そんな趣味もあったんでっか？いえいえ、ちゃいますねん。静岡県は東海道本線を往く、みかん色113系電車を見物してきたんですわ。撮った時期はバラバラなんですけど、まぁ見たってんか〜。

これが113系電車ですわ。この配色は一般には「湘南色」て言われてますねんけど、私個人は「みかん色」、言いたいですな。橙の部分がみかんの実で、緑のとこが葉っぱみたいですやろ？

普段は3両か4両で緑深い中を走ってて、本線、言うわりにはローカルな雰囲気が漂ってますねん。

ラッシュ時には堂々9両編成が走りますねん。東海道本線を往来する正統派の風格が漂ってますわ。
こうなると「電車」というより「列車」と呼びたくなりますなぁ。

古刹清見寺をかすめて走っていきますねん。

浜名湖を渡っていきますねん。

113系は1960年代に登場して以来、日本のあちこちで活躍してきたんですけど、この3月にとうとう静岡地区から撤退することになりましてん。乗ると「汽車旅」の雰囲気のするエエ車両ですわ。

で、こちらは国鉄末期に登場した211系っちゅう電車で、まだまだ走ってまっせ。ちゃんとみかん色の帯を巻いてくれてますなぁ。ところがですなぁ・・・

311系

313系

JR東海の新しい車両言うたら、だいたいこんな顔（白仮面にオレンジの帯）ですわ。みかん色（湘南色）なんてもう過去の色、言うことですやろか？まぁ、何十年かしたら「JR東海色や、懐かしいなぁ〜」って言うことになるんでしょうなぁ。