「んっ・・・はうっ・・・んんっ・・・・」
「・・・・・・・・・・・・・・・・・」
淫靡な響きが立ち込める部屋。
「ふぁ・・・・はぁ・・・んっ・・・・あっ・・・」
「・・・・・く・・・・・・・・」
部屋の中には二人の男女。
「あっ・・・・・・・いく・・・・いちゃう・・・・はぁっ・・・・」
「・・・・・・くっ・・・・ん・・・・・・・・」
兄妹・・・・・・・・・・・インセスト。
「はぁぁぁぁぁぁぁぁっっっっ・・・・・」
「・・・・・うっ・・・・・・・・・・・・く・・・・・ん・・・・・・うう・・・」
「良かったわよ・・・・お兄ちゃん・・・・・・」
「・・・・・・・楽しいかい?」
兄シンジ、妹アスカ。
二人が男と女の関係になってから早1年半。
すでに行為の回数は数えることすらかなわなくなっていた。
「アタシは楽しいし・・・・・うれしい・・・・お兄ちゃんが感じられるから・・・」
「僕は・・・・最悪だよ・・・・・」
「どうして?お兄ちゃんも楽しくないの?気持ちよくないの?」
「いい加減止めようよ・・・・僕らは兄妹だろ・・・・・・それなのに・・・・」
「良いじゃない、兄妹だって男と女なんだもん・・・・良いじゃない」
兄妹である以前に男と女。
シンジも分かっていた・・・・そのことだけは・・・・
だが、納得はしていなかった。
こういう関係を。
「・・・・・アスカ・・・・」
前回の一件から、シンジは心の片隅にアスカをおくようになっていた。
兄妹のそれとしてではなく、男として、アスカを心においてしまっていた。
何度か忘れようともした。
だが忘れることはかなわなかった。
「アスカ・・・・・・・アスカ・・・・・・」
思うことを心に決め・・・・・
また苦悩する。
シンジの心はすでにそのことに染まりきっていた。
アスカを思うことだけに。
そしてまた苦悩する。
これで良いのかと。
苦悩・・・・・そして・・・・・・・・・・・・・・・・一つの決断。
「ふふふ・・・・・・アスカ・・・・・愛しているよ・・・・ふふふ・・・・」
「い・・・いや・・・・こんなのは・・・・いや・・・・」
シンジはアスカを組み伏せる。
衝動。
それ以上でもそれ以下でもない。
シンジは衝動だけでアスカを襲っていた。
そう、一時的なものだとしても。
シンジの脳は今はトランス状態に入っていた。
「くちゃ・・・れろ・・・・・ふふふ・・・・・濡れてきているじゃないか・・・・アスカ・・・」
「ふ・・・・あ・・・・・・あああ・・・ん・・・・やだ・・・・やだ・・・・・」
シンジはアスカの下半身に手を伸ばす。
すでにそこは湿り気に覆われていた。
シンジの強引なキスにより、濡れてしまっていた。
習慣。
アスカはシンジに愛してもらうのではなく、シンジを愛することに喜びを感じている。
つまり・・・・・これは強姦。
アスカにしてみれば、シンジから愛されるのは強姦以外のものではなかった。
「確かアスカはここが気持ち良いんだよねぇ・・・・ふふふ・・・・」
シンジはアスカの陰唇を開き、そこにある肉芽を開き出す。
アスカのそれはすでに堅くなっている。
それをシンジは見逃さず、肉芽を摘み、親指でこねる。
そのとたん、アスカの体内から液体が分泌された。
透明なアスカの液体が。
「あっ!・・・いやっ!!あああっ・・・・」
両手を組み伏され、下半身を徹底的に攻めつづけられているアスカ。
シンジは親指で肉芽、他の指でアスカの陰唇を開き、こねくり回していた。
そしてすでにその目は虚ろと化し始めていた。
強姦であると分かり切っているのだが、体が反応してしまう。
「はぁ・・・あん・・・・ん・・・くっ・・・・・」
「ははは・・・・もうびちょびちょだなぁ・・・アスカ、こんなに厭らしい妹だとは思わなかったよ」
シンジの指は、アスカのものでまみれている。
アスカはシンジからやられたことはなかったので、予想以上に感覚が肥大していた。
その結果、通常の2倍の液体を分泌していた。
「そろそろしてやろうか?え?!」
シンジはアスカの液体を手ですくい、自身に塗り付けた。
シンジの陰茎はすでに大きくそそり立っていた。
そして黒く、アスカの液体を塗りつけた陰茎をアスカの陰唇へと持っていく。
そして少しなぶり・・・・・・・・・・・・
「ほら・・・アスカの好きなものを食べさせてあげるよ・・・・ほらっ!」
「あ・・・・ふぁ・・・・・!!!・・・・ああっ!!!あああっっっ!!!」
貫く。
シンジはこれでもかと貫く。
一度、肉のぶつかり合う音さえするほどに。
そして辺りには男の笑い声と女の悲鳴。
そしていやらしい音しか聞こえなくなる。
「はははは・・・いいだろ?アスカはこれが欲しいんだよな?」
「いやっ!いやっ!いやっ!・・・・・あああんっ!!あっあっあっ!!」
何度も何度も貫く。
アスカはベッドのシーツを掴み、悲鳴を上げる。
シンジはそれを見てさらに貫く。
そしてアスカは再び悲鳴を上げる。
それの繰り返しがしばらく続いた。
「くっくっく・・・・・・・そろそろ終わりにしてやろうか?終わりに」
「はあっ・・・あふぅっ!・・・・い・・・いや・・・・・」
「ふふふ・・・・・・アスカに免じて中だけは許してやるよ・・・・ふふふ・・・」
最後の言葉を言い放ち、シンジは自身をアスカから抜き、そして放つ。
どく・・・どく・・・どく・・・・
シンジのそれはアスカの顔を白く汚す。
シンジの方は満足な顔。
アスカは憔悴しきった顔がそこにあった。
アスカはその白濁した液体を、今は汚らしいものとしか感じていなかった。
普段は最高の飲み物と認識していたとしても。
その行為はまさに強姦としか良い様が無かった。
しかし・・・・・肝心のシンジは出来事を覚えていない・・・・・
本来の思考が飛んでしまった上での行動。
切れたと言って良いと思う。
「お兄ちゃん、今日の夕飯は何が良い?」
「何でも良いよ、アスカの作ったものならね」
普段の会話。
一見して仲の良い兄妹の会話。
この二人がインセストと気づくものはいない。
そう・・・誰として・・・・・・・
「お兄ちゃん、夕飯はもうちょっと待っててね」
「あ、わかった。じゃあシャワーでも浴びてくるよ」
シンジは浴室へと向かう。
アスカの不気味な笑みに気づくことなく。
そう、そのアスカの手には一つの瓶があった。
「極弱筋肉弛緩剤 使用後、約15分後に効果が現れます 制作赤木リツコ」
と。
「やっぱりアスカの料理は良いね、おいしいよ」
シンジは先日のことは覚えていない。
感じさえつかんでいない。
しかしアスカは覚えている。
初めて兄から愛してもらったと言うのに、やるせない気持ち、
許せない気持ち、
復讐したいと思う気持ちがほとばっしっていた。
そして15分後。
シンジはくつろいでいる。
自分の部屋のベッドでS−DATを聞きながら。
そしてそこにアスカが入ってくるのを感じ取れないことはなかった。
体が動かなくとも。
「お兄ちゃん・・・・そろそろ効いてきた頃だね・・・・」
「う・・・・な・・・・に・・・・を・・・・・・こん・・・どは・・・・」
「お兄ちゃんが悪いのは分かっているわね、だから今度はお仕置き」
アスカの手にはロープと薬の入っている瓶などが・・・・・
「まず縛るね、お仕置きだから縛る・・・当然ね」
アスカはシンジの両手両足をベッドに縛りつける。
「やっぱりお兄ちゃんは全裸の方が格好いいな・・・」
シンジは全裸と化していた。
「それから・・・・・んっ」
アスカは何かを口に含む。
そしてそのままシンジにキスをした。
流し込む。
先ほど含んだものをシンジに流し込んだ。
「な・・・に・・・・・」
「リツコからもらってきた薬以外考えられる?」
シンジの両目に恐怖が入る。
いつもの恐怖が始まると認識する。
しかし、今回はいつものとは違っていた。
「リツコに頼んでね、極強精力増強剤『リツコマックス』、強力精神安定剤『リツコアウォーク』、
その他諸々を配合した薬、リツコブレンドMk−U(HEAVENS−DOOR)をもらってきたの」
「う・・・・そ・・・だろ・・・・・・あす・・・・か・・・・」
「嘘じゃないわ。これでお兄ちゃんの精神がどっかにいっちゃうことも無いわね。
アタシとの淫靡な夜が克明に記憶されるって言うわけよ」
シンジの精神が剥離することは以前からあった。
今回はそれを解消するために、再び薬を利用する。
アスカの復讐の一つである。
「お兄ちゃん・・・・・・・・・愛し合いましょ・・・・・・朝・・いいえ、一週間ずっと・・・」
アスカは全裸になる。
すでにアスカの下半身は準備万端である。
そしていきなりシンジの下半身にまたがる。
くちゅ・・・・・
「はぁぁ・・・・ん・・・・・・・流石リツコ・・・・いい効目だわ・・・・」
即効性のリツコ特製極強精力増強剤『リツコマックス』
威力は見てしるべし・・・・である。
シンジの下半身はすでに臨界に達していた。
そう、アスカが何もしなくても、この状態なのである。
そして・・・・・・
どく・・・・どく・・・・どく・・・・・・
「ん・・・・・・やだ、お兄ちゃん・・・・・・アタシはまだいってないのに・・・・」
しかしシンジのものが萎えることはない。
萎えるどころか以前よりもすごくなってきている。
リツコの薬・・・・・しかも極強であるがゆえのものだからか・・・
アスカはシンジの萎えない陰茎を再び自分の下半身に落としていく。
シンジの陰茎にはまだ白濁したものがついていたが、アスカにとってはそんなものはお構いなしである。
「はぁはぁ・・・・んっ・・あん・・・・ふう・・・・ん・・・・・あああ・・・・」
「う・・・が・・・ぐ・・・・あう・・・ん・・・・」
アスカは上下する。
その間にも、薬の影響により、しばしばシンジは射精する。
だが萎えることはなく、精力そのものも尽きることはない。
しかし、シンジの両目は死んでいる。
しかし体と脳ははっきりしている。
そのせいか、シンジは罪・・・・・アスカのことのみを考え始めている。
「ふふふ・・・・お兄ちゃん・・・・・愛しているよ・・ああんっ!・・」
抜かず三発と言う言葉がある。
しかしシンジはすでに数発している。
シンジの精力は男の限界のそれを超えているようであった。
「・・・・あすか・・・・・・」
「お兄ちゃん・・・・愛してるよ・・・・・お兄ちゃん・・・・・・大好き・・・・・」
「・・・アスカ・・・・・僕・・・・・・・・も・・・・・・・」
そこにはすでに復讐というものはないかもしれない・・・・・・・
ただそこには愛し合ってしまう兄妹がいただけかも知れない・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・5年後
「兄さん・・・・・・・・今日は?」
「あぁ、今日は大学が終わったらすぐ帰ってくるよ」
「待ってるわね、兄さん」
「今日は・・・・・・寝かせないかもしれないな・・・・・」
「もう・・・・・行ってらっしゃい・・・・・・・”お兄ちゃん”・・・・・・・・」
「行ってくるよ・・・・・・・・”アスカ”・・・・」
あとがき Y-MICK「ふぅ・・・・・一応完結かなぁ・・・」 アスカ「ち・・・・・ちょっと!!なに?この最後はっ!」 Y-MICK「へん?」 アスカ「変という以前になんでこうなるの?」 Y-MICK「おや?アスカちゃんはこういうラストはいや?」 アスカ「いやと言うより・・・・・(ぽっ)」 Y-MICK「んじゃいいんですね、よかった」 アスカ「・・・なんかはぐらかされた気もするけど・・・・まぁ良いわ、ところでさ」 Y-MICK「はい?」 アスカ「なんでアタシがシンジに対してリツコ印のドラッグを使ってるの?毎回」 Y-MICK「いや・・・何故と言っても・・・・単純にシチュエーションが作り易いんですよね、使うと」 アスカ「才能がないもんだから、薬に頼る・・・・・常習者と同じじゃない、それじゃ」 Y-MICK「別に良いでしょう、減るもんじゃないし」 アスカ「そういう問題じゃないわ、使っているってことは、それだけ才能がないと言うことを認めているということよ」 Y-MICK「まぁ確かに才能はないですねぇ・・・・」 アスカ「認めるとは・・・・アンタ成長した?」 Y-MICK「失礼な、私はれっきとした大人。成長しきってますがな」 アスカ「そういうところが成長しきってないのよ、いってるうちはね」 Y-MICK「・・・自分だって寄せて上げてやっとBカップのくせに・・・・(ぼそっ)」 アスカ「(−−#)・・・・・・あすかすとらいーく!!」 どかべきぐしゃ Y-MICK「・・・・・・・何故・・・・ここでどこぞのHPでやっていることを・・・・・ぐふっ・・・」
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