オーロラ旅日記 〜イエローナイフ〜

2005年03月17日

傍若無人のイエローナイフ

 久しぶりのおいしいご飯に満足していると、程なくイエローナイフに到着。
 21:20ごろ、ほぼ定刻。
 しかし、外を見ると、なんとなく嫌な雰囲気だ。  

 降りてみると。


雪の中、飛行機から空港まで歩く。


 雪が降ってるじゃないか!!気温もマイナス10℃と、普段の生活よりちょっと寒いくらい(福島県在住)
 がっかり。今日はもう観測に行かずに休もうか。さすがに疲れた。このコースは若者じゃないと・・・・・・おじさんにはキツイっすよ。



バッゲージクレーム 白熊が狙うのはアザラシ



 荷物を受け取ると、現地ガイド会社にいきなりカードキーが渡された。
 数字が書いてある。
 何の説明もないけど、きっとチェックインしてあって、ホテルに着いたらすぐ部屋には入れるんだな。
 うん。そのうち説明もあるだろう。
 ガイドさんの自己紹介もなければ、ガイド会社の紹介も、緊急連絡先の案内もないけど、そのうち、連絡されるだろう。
 と、いっているうちに、ホテルの前で降ろされた。
「22:50に迎えに来るから」

 それだけか!
 
 いや、きっとそういう契約なんだよ。などと思いながらも、部屋に入る。幸い、部屋は間違いなく、キーもあいて、お湯も出た。
 しかし・・・・・・イエローナイフインはボロいホテルだった。
 浴室の壁が剥がれ落ちている。
 などと、感慨にふけっている場合ではない。
 一時間で迎えが来てしまうのだ。オーロラだ!オーロラ!雪が降っていようが、三回しかない観測機会だ。無駄にはできない。晴れるかもしれないし。

 急いでお湯を沸かし、インスタントラーメンを作る。これから冷え込むかもしれない。
 食えるときに食う。
 オーロラ観測の鉄則だ。

 腹ごしらえを済まし、ガイド会社の用意した防寒着を着込・・・・・・む?
 き、着られない。
 上着は着られるが、ズボンがはけない。靴もサイズが小さい・・・・・・

 ま、いいか。
 そんなこともあろうかと、日本から重い防寒着を持ってきている。マイナス30℃くらいまでなら何とか大丈夫だろう。





トップへ
戻る
前へ
次へ