三脚
2011/02/19更新

三脚は必須。
 長時間露出をするのである。当然必要。
 基本は、大きくてしっかりしているもの。
 特に一眼レフカメラは結構重い。ふらふらするものでは、撮影もままならない。
 そうかといって、撮影場所は遥か異国の地。
 でっかい三脚を担いでいくのも大変。
 重量を不安げなくささえられれば、中程度のもので十分撮影できる。
 行き当たりばったりではなく、事前に練習をしておくことは必要。
 いざ「出た」という時になってあわてると、撮れる枚数が限られます。

航空会社に気をつけろ
 機内に預けてしまえば、多少大きくても大丈夫・・・・・・そう、思っていませんか?
 そういう方は、航空会社にいきなり裏切られることもあることを覚悟すること。
 2003年末、ホワイトホースに行ったとき。機内に預けた三脚が、ロストバゲージ。
 ホワイトホースのガイド会社が無料で貸し出してくれたので、撮影することはできたが、そんな
幸運はそんなに無いだろう。
 しかも、イエローナイフなどは21:00過ぎに着き、その日のうちに観測が始まる・・・・・・店に寄
って購入することもできないのだ。
 貴重な撮影機会である。無駄にはできないもの。
 ・・・・・・手荷物で持っていくのがいいが、小型でないと重さがつらい。
 航空会社を信じるか、重さを覚悟するかのどちらかである。
 三脚の石突がスパイク上になっているものもある。行き先によっては手荷物持込を拒否され
ることもあるそうだ。そちらも注意。
 また、基本的なことだが。機内持ち込みの棒状のものには、長さ制限がある。三脚の場合、
折りたたんだときのサイズで測られる。サイズは行き先ごとに異なるので、空港・航空会社の
HPなどで確認しておくこと。
 ちなみに、2005/12/29成田空港にて。
 私が手荷物にした三脚は、サイズ測定されパスしたが、同じカナダ行きの女性の持った三脚
は、サイズオーバーで持ち込めなかった。(最終的な処理がどうなったのか確認していない)
 その差は、ホンの3cmくらい。

雲台
 カメラを固定させる雲台は、体験談から言うと、安っぽいものの方が使いやすかったりする。
壊れても惜しくないし。
 ねじ式の自由雲台は、はっきり言って、使いにくい。お薦めできない。
 自由雲台を使用するなら、スリックのAF1100かAF2100である。
 これは使い勝手がいい。ビデオ撮影のお父さんにもお薦めだ。
 AF2100は少し重めなので、重量的に見合った三脚は、大きめになるので注意。また、雲台を
外せない三脚も多いので、三脚部と雲台が外せるかどうか調べて買わないと、三脚部が無駄
になることもある。
 いま、ベルボンKVA-540にAF2100を付けている。三脚の重量が貧弱気味だが、今のところ
全然困っていない。2006/01ホワイトホースでは、風の中10分間の開放も満足に写してくれた。
 しかし、チェナ温泉で雪上車に乗って山頂に行くには重すぎ、軽量の予備を使用した。どこで
撮るか?どうやって持って行くか?それによって、決定した方が良い。


予備・・・・・・
 予備はあったほうが良い。
 笑えないのだが、ホワイトホースで2回、イエローナイフで1回、三脚を破損させている。
 足先の細い部分が曲がってしまうというものと、折れてしまうというもの。低温の影響だろう。
 私以外でも、同じツアーの方で足先を折ってしまっている方は結構いた。
 2008/01 フェアバンクスで一緒になった方も三脚の足先を破損させていた。(ぽっきりと折れてしまっていた)
 2011/027年間愛用した三脚の水平軸が破損した。これは老朽化だと思うが、有線リモコンを使っても振動を拾ってしまう。やっぱり三脚は大事だと痛感。
 お薦めは、ギリギリ耐えられるくらいの小型三脚を手荷物で。しっかりとした三脚を機内預け
荷物で。
 
 「コンパクトデジカメだから持っていかなくていいや」
 というひとも、今は7段三脚とか超小型の女性のハンドバックに入るようなサイズのものが売られている。記念写真にもいいので是非一つお勧め。




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