2006年 秋磯シーズン

 例年よりも一ヶ月早いですが、10月8日 好天と三連休、大潮 と、三拍子揃っています。
これじゃあ、家でゴロゴロしている訳にはいかない、来島に出撃です。
折しも、渡船基地は秋祭りだそうで、本来なら昼上がりなんですが、無理を言って
15時上がりで、お願いしました。 
 ポイントはお馴染みの「水道」です。開始早々連れのY君は早々に1枚ゲット。
私は、当たりすらなくエサも残ったまま、時間だけが過ぎていきます。
仕掛けをあれこれ、ウキを取っ替え引っ替えやってみますが、
小型のメバル、ホゴが数匹です。
まあ、数が揃えばおかずになるかな と、水くみバケツで活かしておきます。
 しかし、今日はどんどん水位が上がってきます。荷物を高台に移動しても、
クーラーや足元は時折水をかぶっています。隣磯のY君は「足元チャプチャプ状態」
そんな時に、沖を保安庁の船が通過していきました。
うっかり、置き竿をして、仕掛けを直していた私は、押し寄せてきた波を除けきれず、下半身
ずぶぬれです。流されそうになった、クーラーと竿を押さえるのが精一杯。
気が付くとバッカン一式流出です。活かしていた魚も流出、水くみバケツはロープのおかげで
なんとか無事。やる気も流れてしまったのですが、迎えが来るまでまだ3時間以上あります。
 とりあえず、腹ごしらえして気分を直し、仕掛けも張り直して水くみバケツを
バッカン代わりにして釣り再開。
足元に沈んでいるバッカンから流れ出る撒き餌が効いたのか、いい感じでウキが入ります。
しかし、竿に乗ってきません。今度は、ウキが入っても合わせず、軽く張って待っていると
魚が走って掛かりました。30p位の綺麗なチヌです。ホッと一安心。
その後良型のハギをキープした後、合わせない釣りをしていたら、
竿をひったくって行く当たり、今度はなかなかの良型のようですが、残念ながら針外れでした。
 納竿頃には、水位も下がり流出したバッカン一式もなんとか回収。
濡れていたズボンも乾き撤収しました。まだまだ水温も高く「水道」は早かった様です。
 他の磯では4〜5枚釣った人も居たようです。
今更ながら「海に背を向けるな」の一日でした。

10月8日 釣果

2006年12月

2006年の納竿かなぁ〜



12月に続く