2007年3月18日 武士島釣行
3月に入って寒の戻りと言うか、寒い日が続いていますが、寒チヌが難しいけれど
面白い時期になってきました。 前回の釣行では 全く魚っ気が無い散々な釣りだったので
今回は、チヌ一本に絞らず、とにかく当たり引きを楽しみたいと言うことで、
始めてのポイントですが、釣友の勧めでで上がりました。
今日はいつもと違って北東の風、船長も風裏になるからとお勧めでした。
高場から状況を見ると、磯の先端を本流がケーソンの方向へ走っています。
左から引かれ潮、正面からはシモリに当たった潮が沸き上がって手前に突っ込んできます。
かなり複雑な流れで、釣り座を決めるのが難しい。
とりあえず、本流と引かれ潮が造る、三角形をイメージして、右と左へ撒き餌を入れ、
仕掛けは三角の真ん中より少し左よりに入れて、引かれ潮を流します。
何度か仕掛けを打ち直していると、撒き餌と仕掛けが巧く流れるタイミングがあります。
パターンを読みとり沈め探りで仕掛けを送り込むと、ススッとラインが走ります。
合わせを入れると、いい感じの引きです。上がってきたのは30pクラスの元気チヌ。
釣り始めて30分くらいでとりあえず一枚キープ。
時折、正面から沸き上がった潮が押してきて釣りづらいですが、タイミングを計って
撒き餌を入れ仕掛けを流すと、ウキがスッと引き込まれます。
なかなかの引きを楽しみながら上がってきたのは先ほどよりは良型のチヌ。
「おーこりゃあ調子が良いわい。釣れるのはチヌだけじゃ。」と喜びひとしおです。
時間と共にどんどん潮が速く強くなってきて、釣りづらくなってきました。
メバルやハギも釣れると聞いていたので
本流際や、磯際等も攻めてみますが、反応がありません。
撒き餌をためて、チヌを呼び込もうと思って足元にどんどん撒き餌を入れますが
沖を大型船が通過すると、磯を洗ってしまいせっかく打ち込んだ撒き餌がどこかへ
すっ飛んでしまいます。
左手側の砂地も気になるので、時折撒き餌を入れていたので探ってみますが、反応無し。
やはりポイントは最初に釣れたところだと決めて、徹底的に攻めていると
強烈な引きにやられたのはコブダイ。撒き餌をたっぷり入れたので呼び込んでしまいました。
磯際でじわっとウキを押さえ込んだ当たりは、良型のアブラメでした。これは美味しいお土産。
あと、良型のウマズラハギも釣れたのですが、取り込みの時に落としてしまい 残念。
そろそろのっこみ時期と、釣り人は多かったのですが、良型のチヌは釣れていない様で
全体的に、潮は良く動いていたのですが食いは悪かった様です。
また、今年の特徴としては どの磯も、藻が少ない様です。そう言えば、私のポイントも
以前はメバルが爆釣したそうですが、藻が無い為最近はメバル狙いの人は上がらないそうです。