2008年5月6日 釣行

 大型連休最後の日にようやく時間がとれて、のっこみ最盛期のチヌに会いに行ってきました。
早朝5時、すっかり明るくなっています。今日は大潮の最後ですが、満潮潮替わりが、11時と、
潮には恵まれています。準備が出来た釣り人達が今日の釣果予測で、話がはずんでいます。
 もう近場では、のっこみは終わっているとかで ほとんどの人は、かなり沖の磯に上がるようで
近場に行くのは私を入れて二人でした。

渡磯時はほとんど干底で、磯のかけあがり近く迄、干上がっていました。
いつものように撒き餌を造り、何投か打ち込んでおいて、仕掛け作りです。
 
一投目は7時を回っていました。 潮は良い感じに緩やかに満ち潮が流れています。
大潮の時この釣り座は激流になって釣りにくい時がありますが、今日は良い感じです。
最初の何投かはサシエが残ってきましたが、撒き餌が効いて来たのか、だんだん 
アタリがウキに出ないのにサシエが無くなってきました。 
 エサ取りなのか、タナがずれているのか試行錯誤していると、小メバルが上がってきました。
どうも、撒き餌に一番に反応したのは小メバルの様です。
 リリースを繰り返していますが、時々良型もでますのでお土産にキープ。
やがて足元には、エサ取り名人のハギが見え始めました。結構な数です。30pを超える物も居ます。
お土産様に狙いますが、潮がゆるいのか仕掛けが張れませんので、針掛かりが悪く、取り込めません。
何とか苦労して土産用のハギとメバルは確保できましたが、本命が出ません。
  「何を釣りに来てるの ?」と、つっこまないで下さいな。

 かけあがり、少し沖、藻際と仕掛けを流しますが 反応無し。時間だけがむなしく流れていきます。
徐々に潮が速くなってきたとき、藻際を流していたウキが根がかりしたように入ったまま動きません。
仕掛けを回収しようとすると、生体反応。とっさに合わせを入れると、グイっと持っていきます。
 首を振るチヌの当たり。慎重に取り込もうとすると、突っ込まれてどうも、藻を巻いてしまったようです。
藻から出そうと、ゆるめたり張ったりしていると、ますます藻を巻いていった様でなかなか出てくれません。
まだそれほど潮が上がっていませんので、磯際まで出て覗いてみると、藻に絡まったチヌが見えます。
35〜6pありそうなので、何とか取ろうともがくのですが、悪循環。ますます深みに落ちて行くぅぅ〜
状況は悪くなるばかり、諦めて次を狙った方がよいと判断してラインを切りました。
 が、それから満潮を過ぎて引き潮が走り始めてもまったく釣れません。
ありゃ〜〜今日はボウズか ! 」 足元に、撒き餌を多めに打ち、前回良い思いをした所を流すと
ウキが気持ちよく、ススッ!と入ります。間髪合わせると、ギュイーンと竿を締めこみます。
おお〜ええ感じじゃあぁぁ〜」 納竿まであと一時間、引きを楽しみながらやり取りしていると、
またまた、藻に巻き付かれました。今度は沖側の数本の藻なので何回か糸をゆるめて沖側へ誘導して
無事取り込み。 前回より少し大きめの貴重な一枚。 ホッと一息で、納竿となりました。
 
天気良し、潮良し、とりあえず一枚出て、ホッと胸をなで下ろした一日でした。

一枚だけですが、45p

秋磯に続く