2009年1月17日  

今年最初の釣りです。
潮は 小潮の初日、干底が9時過ぎ頃満潮15時と、釣りにはあまり良くない潮ですが
贅沢は言えない、サンデー釣り師。
この一週間くらい今年一番の寒気が入ってかなり冷え込んでいましたが、
この日頃から寒さが緩んできそうなので思い切っての釣行です。

今日の釣り人は、私を入れて三名。
やはり潮が悪いのか、最近グレが調子がいいので矛先が変わっているのか少ないです。
穏やかな海面を船はゆっくりと走り、一番最後にいつもの所に上げてもらいました。
釣り座に上がってみると、干底にはまだまだ時間はあるのに、
まるで干底の潮止まりのように穏やかです。
「あれ〜、なんか思っていたのと違うなあ〜〜」嫌な感じです。
とりあえず、撒き餌を作って竿出ししたのが、7時半。

 風もなく、寒くもなく天気は晴れたり曇ったりで、この時期にしては絶好の釣り日和。
ただ、潮が動きません。表面だけが動いていますが、撒き餌はほとんど真っ直ぐに落ちて行きます。
こうなったらポイント作りです。チヌの寄りそうな所にまとめて餌を入れ、呼び込むように餌を打ちます。
時間は過ぎて行きますが、たまにウキを沈めるのは、小型の鯛。 良型のチヌが来た !と、思ったら ボラ。
 ウキはB、浮力調整の鉛を打ち、ハリスには真ん中に先日Y君に頂いた潮受けと、G4を付けて、
なんとか潮の動くところを探しながら、私にしては非常に軽い仕掛けで釣っています。
10時を回っても相変わらず潮は動きません。根掛かりも頻繁です。
撒き餌をため込んでいたところを探っていたら、朝日の逆光の中でウキを見失い回収しようとしたら生態反応。
一回二回と合わせを入れて、上がってきたのはポッテリとしたチヌ。ホッと一息。

 12時前になってようやく満ちの潮が動き始めました。 撒き餌、仕掛けを作り替え 腹ごしらえもしてやり直しです。
が、本来私の好きな足元の釣りには潮が速すぎます。 浅場へと流れるあまり良い潮ではありません。
潮がドンドン上がってきて、先ほどまでの釣り座が丁度良いシモリになってきました。手前に撒き餌を入れシモリとなった
元釣り座の辺りで仕掛けを張っていると、当たり!。良型のアイナメが上がってきました。これは美味しい。
 
 しかし、潮は益々速くなり、足元釣りも無理。重い仕掛けに替え、100M位沖まで流しますが時折上がってくるのは
磯ベラ、フグ、時間は過ぎて行きますが本命らしき当たりはありません。2時も回ってほとんど諦めムード。
あまった撒き餌を足元にぶち込みながら、仕掛けを放り込んでいると、観光船が回ってきました。
釣り座はかなり潮が上がっているので船が起こす引き波には注意しないといけません。
 と思っていると、「ゴン !」と、竿に良い当たり。「ん !こりゃあ 納竿前に本命じゃあ〜〜!」やったあ〜〜〜!
7〜80Mは流していますし、潮に逆らって取り込みますのですぐには寄ってきません。竿は大きく曲がっています。
観光船は目の前に船を止め、多くのギャラリーが拍手喝采で応援してくれます。
こちらは、船が起こす波で非常に取り込みにくい。どっかに行ってくれ〜〜!と、思いつつ何とかタモ入れ。
「ナイス、フィッシン!」の声にちょっと照れながら、タモの中のチヌを取り出し、本日納竿。
 最後の最後に楽しませてくれた、海の神様に感謝。
                                           



                                              

2月に続く