2009年2月21日        この磯に生命体はいるのか ?
         

釣行前日は、低気圧が通過し、天気が急変。 冬型の気圧配置が強まり、強風波浪となり釣行が危ぶまれましたが
朝、目が覚めてみると、どうやら風は収まっているよう。
ゴソゴソと荷物を積み込み、出発。 渡船場に着くと やはり天気のせいか 釣り人は私を入れて3名。
いつものように、風の当たらない磯に上げてもらい、7時釣り開始。
 が、状況はいつものようにはいかない。 まったく魚の気配がありません。
時間は刻々と過ぎて行くのに、サシエは付いたままで、触られていません。撒き餌の打つ位置、タナ、と
変えながら振り込みますが、変化無し。満潮潮代わりは10時頃。中潮の初日と言うことで、穏やかに潮は流れて
この場所にしては、釣りやすい良い潮です。 が、引きに変わっても、全く魚が掛かりません
 いつもですと、餌取りがポツポツは針掛かりするのですが、それさえも無し。
仕掛けが間違っているのか ?と、何度もやり直しますが、変化無し。
 誰か私が来る前に網でも入れたのか !と、さえ思える位です。
水温は前回よりは下がっているのは覚悟していたのですが、これほどとは、、、。
潮は澄みきっていて、手前の方は底が見えそうなくらいです。
 掛け上がりには、良い感じに藻が入っているので、
撒き餌をため込んでポイントを作るようにしながら釣っていると
本日はじめての針掛かり、餌取り名人のフグが上がってきました。
普段なら嫌がるところですが、本日はとりあえず生き物が居ることが分かってなぜか、一安心。 

 ウキに撒き餌をかぶせますと、時折餌はとられるようですが、撒き餌、投入、撒き餌 と少し間隔を置くと
全く当たりのない状態は変わりません。 今日は完璧 「ボーズ」を覚悟 !
13時、あきらめて、遠投。丁度右側の方から沖のケーソンに向かって緩やかな潮が出ています。
潮の壁をイメージして流すこと数回。ウキがありません。「おや ?根がかり? 根は無いと思うけれど、、。」
仕掛けを回収しようと、竿で聞いてみると、グーんと左の根の方向に走られました。
魚が食っているとは全く思っていなかったので、掛け合わせてもいなかったので針が外れないように
慎重にやり取りしていると、藻の中に入ってしまったようです。時間的にもこの一匹が最後。
糸を張ったりゆるめたりで、なんとか沖に出し無事取り込み。
本日、わずか二回の当たりしかないなか貴重なチヌ。感謝して納竿。
    
        水温 11度  まだまだ下がりそうです。

続く