禁漁まであと?日・・・の巻き(前編続き)

途中の風通しの良い、川が見下ろせる路肩で昼食タイム。午後2:00を回っていた。
即効元気アミノゼリーを流し込み、イザ出発。

この時間だからか?他車は無く、ゲートに車を止めて、時間が少ないので下流部〜堰堤までの
区間をやることとする。
歩くこと15分、藪をこいで下り始めると突然目の前が開けて、木立の中をひたすら下る。
そろそろ、膝が限界で、膝上筋が引きつり始めた。
ようやく川へと降り立ち、しばし、ストレッチ。正座し膝上の筋肉を伸ばす。

最初の川と違い、水質は綺麗とは言えない。最初が白と表現すれば、ここは黒である。
たしかに川底も黒い。水量は少なめとの事。時間も無いためスピードを上げて叩き進むと・・・・
イワナとヤマメの混生だ。

「君は何を食べたの?」  中年太りじゃあるまいし
パンパンのお腹注目。 (^_^;)

上の写真をご覧のように、水量は少なく,流れも浅い。少し水深のありそうな所や早瀬の際を流すと反応が
あり楽しい。
ここは林道が走っている側(左岸)は切り立った崖で岩肌が続き、右岸側は木々の生い茂る山並みが続く。
途中、下流の部落の飲料水の引き込み場所があり、切り立った岩盤に穴があるがシッカリと壊れないように
補強されて石が積み上げられていた。

オイラに出たイワナ
早瀬の中から果敢にアタックしてきた。

林道ゲートには、タイや痕が沢山あったし、「結構人が入っているんだろうな」と余り期待せずに川に降り
立ったのだがどうしてどうして・・・皆、林道の上を目指すのか?ここは見事な竿抜けだったようで、魚の
反応、川を渡るクモの巣、とてもラッキーだったようで、先行者の痕跡は無かった。
見上げれると雲の動きが慌しく、西の空から厚い雲に覆われ始め、ポツリポツリとあたり始めてきた。

間もなく堰堤ということで先を急ぎ、時計を見ると午後4:30を回ったところだ。
暗くなる前に斜面にへばりつかないと・・・・・急いで叩き堰堤を目指す。

本日の〆にヒデ坊のヤマメ。

さぁ、帰るぞ! 川をしばらく下り、左岸の斜面をS字に登ると岩肌のロープに掴まり、急な崖を登る。
一度向きを変えてさらに続く岩肌をロープを頼りに登ると小さな沢に出て、沢伝いに上がり始めて、
なだらかな斜面の藪を歩くことしばし・・・・林道に到着!
一同、一安心し、車を止めたゲートを目指す。また、汗バチャバチャだ・・・・
振り向いて、見ても「こりゃー判らないわ」と何処から林道へ出たのか???「一人じゃ来れないな」
と思いながら歩く。
佐藤君曰く、「上が水も良いし、魚も混生だけど、いっすよ!今日は下でこれだけ出りゃ上はもっと
期待できます」と言うものだから、・・・・・今度はココを朝一から足で稼いで上下してみよう。
ということになった。
「上はもっと降下点が判らないです」と・・・・言われりゃ期待するってーの!

ゲートへ着き暗くなり始めた車の周りで着替えを即効で澄ませていると突然、ヒデ坊の携帯が
「のまのまいぇ〜」と歌い出す(笑)
こんな山中でも繋がるのか??「えー夕飯?帰ってから食うよ。うーーん9時頃かな」
とカミさんと電話中。雨が降り出してきた。出発は午後6:00少し前。
次回の釣行の話しで盛り上がり、今日の旅が終わった。