加藤清正は、織豊期〜江戸初期(西暦1600年前後)の武将であり、また熱心
な日蓮宗の信徒で、肥後半国を与えられ熊本城を築いて、城下町を整備し領内
の治山・治水や干拓などの土木事業に尽力して、領内に日蓮宗寺院の建立をす
すめました。
清正没後、清正を「異能・権化の人」とする伝承が生まれ、「清正公大神祇」とし
て崇める清正公信仰がうまれました。
「質素・誠実」と「才能・恩義」の功がたたえられに 、とくに「質素」な面が崇めら
れるようになりました。