首や肩に負担がかかる姿勢で眠ってしまった結果、
目が覚めた時に痛みを感じるのが
寝違えです。
医学的には、急性疼痛性頸部拘縮または
突発頸項痛という難しい名で呼ばれています。
寝違えは普段は健康な人、スポーツ選手でも
なりますので油断はできません。
主な原因としては
- 枕や布団、ベッドのマットレスの高さや硬さが
合っていない
- ストレスや疲れで緊張したまま浅く眠っていて
筋肉が強張っている
- 極度の疲れや限度を超えた飲酒で
眠りが深くなりすぎて、寝がえりすることなく
同じ姿勢が続いている
つまり、眠りが浅すぎても、深すぎても、
寝違えが起きる可能性はあります。
何らかの問題があって、楽な体勢を取れなかった時に
なりやすいというわけです。
睡眠中のことなのでコントロールは難しいですが、
できるだけリラックスした状態で眠りにつくために
好きな音楽を聴いたり、ホットミルクやハーブティーなど
安眠効果の高いものを飲んでみましょう。
それでも寝違えてしまった時に、自分で適当に
首を揉んでみるというのはお薦めできません。
どうしても気になる、早く治したい場合は
専門家にご相談ください。