6.神戸市灘区宮山町3の道標

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神戸市灘区宮山町3丁目1 阪急六甲駅東踏切南西部に南東を正面に建つ
角柱 168x22x22p(社章15x16x0.5p)
N34.719816 E135.234817


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南東面
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│(社章)六甲山前辻ニ至ル 五、五九八・三○メートル│
│               兵庫縣土木課實測  │
└―――――――――――――――――――――――――┘

北東面
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│(社章) 海拔 五九・五七メートル        │
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南西面
┌─――――――――――――――――――――――――┐
│(社章)大阪毎日新聞社建之 大阪下寺町      │
│              石權刻        │
└―――――――――――――――――――――――――┘

北西面
┌─――――――――――――――――――――――――┐
│(なし)                     │
└―――――――――――――――――――――――――┘


(『神戸の道標』山下道雄、神戸新聞、1985年刊では灘区8)
(同書に「この道標と同形態のものが北区有馬町の鳥地獄そばに立っている。」とあるのは、当資料の
 「北区有馬町鳥地獄西の道標」であろう。
  現在地点を国土地理院地図で見ると58.8mとある。水準点が変わったのか、道標が移動したのか、地形が変
 わったのか、色々想像出来て楽しい。国の機関の測量でなく県の測量であるのも珍しいかもしれない。
 前辻は現在の、灘区六甲山町南六甲1034白髭稲荷大善神の南の辻辺りを指すと思われ、六甲川沿いから前ヶ辻
 谷を経る今で言うアイスロードを案内するものであろう。)
(有馬の道標が山頂までと有馬・住吉間の距離を示しているのに、こちらは六甲の上までの距離しか示していないの
 は、前ヶ辻から北へ歩く人が少なかったものであろうか。駅の開業は大正九年(1920)とある。
 尚、センチメートルの単位まで書かれているが今と成っては経路が不明である。)

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【1.道標を北に望む 【2.道標を北東に望む 【3.道標を南西に望む
 右奥、踏切渡り山へ  奥、阪急電車西宮へ  左手、六甲八幡神社
 左(南西)都賀へ】  右(南)JR六甲道駅へ】  右後ろ阪急六甲駅】

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【4.道標を北西に望む 【5.道標南東面下部 【6.道標北西面下部
 右(北)踏切を渡り  「五、五九八・三○」  「五九・五七」は
 六甲ケーブル下駅へ】  5,598.30m経路は】  少し低くなったか】

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【7.神戸市東部の道標】
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