54.神戸市北区有馬町鳥地獄西の道標

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神戸市北区有馬町 ととや道登山口から50m、初めての折返し東側に北西を正面に建つ
角柱 145x23x22p(社章16x16x1p)
N34.79288 E135.24785

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北西面
┌─―――――――――――――――――――――――┐
│  六甲山頂上ニ到ル 三、七二六・00メートル │
│(社章)                    │
│  住吉ニ到ル   一二、四一三・00メートル │
└――――――――――――――――――――――――┘

南西面
┌─―――――――――――――――――――――――┐
│  大阪毎日新聞社建之             │
│(社章)        大阪下寺町       │
│              石権刻       │
└――――――――――――――――――――――――┘

南東面
┌─―――――――――――――――――――――――┐
│(なし)                    │
└――――――――――――――――――――――――┘

北東面
┌─―――――――――――――――――――――――┐
│   海拔 三一九・0九メート(ル)      │
│          兵庫縣(土木課実測)    │
└――――――――――――――――――――――――┘
(( )部は『神戸の道標』より)


(『神戸の道標』山下道雄、神戸新聞、1985年刊では15)
(同書に「この道標と同形態のものが灘区六甲八幡裏手の阪急電車の踏切に立っている。」とあるのは、当資料の
 「灘区宮山町3の道標」であろう。
 此処に立てられた理由が不明で、現状ならば50m下(北)の登山口が相応しいと思うが、海抜、距離等が正確に
 書かれている為移設を受けなかったと解釈し、明治の地図を見ると「鳥地獄の道標」の元位置とした辻から達路
 として書かれた「ととや道」が東に山肌を登り出し、始めて大きく西に曲がりつづら折れに住吉へ向かっている。
 この始めての折返し地点に、現(2019)北東鳥地獄からの間路が西に登って来て(今の登山道)交わり、射場山
 の西を廻り山頂に続いている。即ち当時は三ツ辻であり東西どちらから上って来ても見れるように、この地点に
 建てたと考えられる。尚、現地点は西にやや広くなっており当時の西からの道跡かもしれないがその先は無い。)

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【1.魚屋道入口を西に望む 【2.道標を南東に望む 【3.道標を北東に望む
 右、ロープウェイ駅へ  奥、山頂、住吉へ  右奥、鳥地獄へ下る
 左(南西)ととや道へ】  現在は辻ではない】  左には道が無い】

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【4.道標を東に望む 【5.道標北西面拡大 【6.道標北西面下部
 この状況では  「六甲山頂上…」  山頂「三、七二六」は
 住吉へは右に登る】  「住吉ニ到ル…」】  少し伸びたかも知れぬ】

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【7.道標北東面中部 【8.道標北東面下部 【9.道標上部を東に望む
 「海拔」は「海抜」  「三一九…」  新聞社の社章であろう
 と同じであろう】  と読める】  二面に浮彫される】

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【10.有馬の道標】
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