13.吹田市江坂町3の榎坂東道標

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吹田市江坂町3丁目27−9 南からの道が東西の吹田街道に突き当たり左折(西向き)後すぐに右折(北向き)する
T字路の南東部に南を正面に建つ
(元は西を正面に建っていたとある。)
角柱(上部が狭い) 65x南面下25x12〜19p
N34.764771 E135.49154


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南面
┌─――――――――――――――┐
│左リ勝尾寺          │
└―――――――――――――――┘
(「勝」は「カ」を「水」様に彫る、「勝」とした)

西面
┌─――――――――――――――┐
│(なし)           │
└―――――――――――――――┘

北面
┌─――――――――――――――┐
│(なし)           │
└―――――――――――――――┘

東面
┌─――――――――――――――┐
│(なし)           │
└―――――――――――――――┘


(『すいた歴史散歩』<増補版>吹田市教育委員会では、10番目)
(案内板にあるよう、昭和63年時点では、西面していたとあり、その時点で道標の向きがおかしくなって
 いたと思われ、それからの移動が約80cmとされても、元の位置は80p北とは言えない。とはいえ、近接
 移動であろうと想像出来るのはこの地点が、クランク状の道を成し、西20mの
 「11.江坂町3榎坂西(小)道標」と二基を必要とした場合、この辻の何処かでなければならない為である。)
(参考:(『吹田の歴史学習資料』昭和53年、吹田市教育研究所編、10では、「西向きにやや東傾して
 埋まる」とあり、「90°廻っている」ともしている。)

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【1.道標を東に望む 【2.道標を北に望む 【3.道標を南に望む
 案内板右が当道標  左(西)勝尾寺へ  奥(南)榎木、十八条へ
 奥(東)吹田へ】  右、吹田方面へ】  右、勝尾寺、小曽根へ】

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【4.道標の辻から西を望む 【5.西20mの道標二基 【6.吹田市の道標】
 20m先「榎坂西(小)道標」  左、(小)道標が
 を右(北)勝尾寺へ】  「右勝尾寺」を示す】

榎坂東道標の案内板


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榎坂東道標(江戸時代)
     吹田市江坂町三ー二七ー九
 この道標は、吹田街道から吹田南部を通って
大阪市十八条町に通じる古道が分岐するところ
にたてられています。
 刻字にある勝尾寺は、平安時代以来朝廷の帰
依と保護を得た大寺院で、後に観音信仰が盛ん
になると西国三十三か所観音霊場の二十三番札
所として広い信仰を集めました。大阪方面から
榎木の渡を使って参詣する人が多かったので、
ここにたてられたのでしょう。

┌─―――――――――――┐
│左リ勝尾寺       │
│ (勝尾寺)      │
└――――――――――――┘
 本道標は昭和六十三年に埋
没部分を引き上げ、西向きに
なっていたのを90°回転させて
南向きとし、さらに保存のた
めに原位置から南へ約80セン
チメートル移動させてありま
す。

(吹田の地図)省略

昭和六十三年三月 吹田市教育委員会

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