19.池田市栄本町12池田文庫内(小)道標

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池田市栄本町12−1、池田文庫(逸翁美術館南側)東入口南部の庭に建つ大小二基あり。
「小さい道標」
蒲鉾型角柱 52x北面18x14p(頂高3p)
N34.825078 E135.428562


写真cimg1151

写真cimg1152

写真cimg1153

写真cimg1154

北面
┌────――――――――――――――┐
│右 大坂みち            │
│左 みのを道            │
└――─―――――――――――――――┘
(「のを」は変体仮名で書かれている「能於」)

西面
┌────――――――――――――――┐
│左 妙見多田道           │
└――─―――――――――――――――┘

東面
┌────――――――――――――――┐
│右 中山寺             │
└――─―――――――――――――――┘

南面
┌────――――――――――――――┐
│(なし)              │
└――─―――――――――――――――┘


(『池田を歩く』市教育委員会平成16年では10)
(同書に元位置として、文庫の南は、昔は入れ違い状四辻で北側に設置されていたと思われる。」と
 あり、星の宮神社道標の案内板にも、東からの能勢道が池田文庫東の南北の道に突き当り、南下後
 すぐ、西に折れるように描かれている。即ち三叉路の辻の北東部に、現北面を南面(180度回転)さ
 せて建てられていたものと思われる。現在も池田文庫入口の東に、その痕跡のような路地がある。
  よって、元の位置は、現在地よりわずか10m東の
N34.825080 E135.428711
 辺りと思われる。)
(180度回転して置いた時の案内は、現北面の、右大坂は東大坂で能勢道を、左みのをは、北順礼道へ。
 現西面の、左妙見多田は、南へ曲がり、その後西折れして、職安前へ、即ち能勢道を西方面へ。
 現東面の、右中山寺は、南へ直進し、その後西折れして、職安前へ、即ち能勢道を西方面へ。
 となり、案内に不整合は起きない。)
(上部やや東よりに、窪み(盃状穴?)がある。)

写真dimg3416 写真dimg3553 写真dimg3563
【1.池田文庫入口を南に望む 【2.道標を南西に望む 【3.道標を東に望む
 白壁塀の手前が入口  左手前が当道標  元は白壁の東に建っていたか】
 奥(南)70mで能勢道へ】  工事シートの右は18.大道標

写真dimg3543 写真dimg3554 写真dimg3550
【4.星の宮北壁の案内図 【5.能勢道の痕跡?を 【6.池田文庫を北に望む
 元は緑点線で描かれて  東庭より東を望む  旧能勢道が北から下って
 いる道の突き当りの辻か】  生垣と白線の間が道】  左(西)に曲がる地点】

写真dimg2709 写真dimg3555
【7.池田南部の道標】 【8.道標を上から望む
 
 中央やや左の黒い点
 
 盃状穴かも知れない】
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