9.吹田市青葉丘南1の道標(宇野辺北道標)(茨木市bQ5)

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吹田市青葉丘南1―10 南からの旧亀岡街道が北北西(山田道)と北東(亀岡(清坂)街道)に分岐する三叉路の北部に建つ
尖頭形角柱 90x21x21p(頂高10p)2017年10月9日時点では、かさ上げ、整備されており、ガード棒も設置された
N34.804868 E135.555159


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南東面
┌────――――――――――――――┐
│  たんは             │
│右    道            │
│  妙見              │
└――─―――――――――――――――┘
(「は」は変体仮名「者」、丹波であろう)

南西面
┌────――――――――――――――┐
│左 山田道             │
└――─―――――――――――――――┘

北東面
┌────――――――――――――――┐
│   施主             │
│     忠左衛門         │
└――─―――――――――――――――┘

北西面
┌────――――――――――――――┐
│(なし)              │
└――─―――――――――――――――┘


(『すいた歴史散歩』<増補版>吹田市教育委員会では、9番目
  同書では、住所が茨木市宇野辺1―3となっているが、辻の北側にあるので、吹田市青葉丘南1―10
 とした。)
(『わがまち茨木』(道標編)三版、教育委員会、平成19年刊では14)
(道標を南から見ると、正対する面が無く、道の分岐に合わせて時計方向に45度、廻して置かれている。
 山田への道は、北北西(左)に分かれた後、岡の裾を大きく西に回り込み、最終的には南西へ進むことに
 なる。)
(「右妙見」は妙見山で、西国街道の中河原を経由するものと想像でき納得するが、「右丹波」となると、
 何処を示すのであろうか、単に地方名(当時の国名)で目的を果たせたのか、或いは、丹波=亀岡と解釈
 できたのであろうか。
 因みに、在の方に尋ねると、「丹波だけでは、篠山をイメージします。」と言っておられた。)

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【1.道標を北に望む 【2.道標を南に望む 【3.道標北東面下部
 左(北北西)山田へ  奥(南)から左手前が  白部分は埋もれていた
 右、穂積へ】  旧亀岡街道となる】  「…左衛門」と見える】

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【4.2014年4月の道標
 写真3.と同じ昔の様子
 右回転がやや少ないか】

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【5.吹田市の道標】 【6.茨木南部の道標】

追記、2022/2/7、丹波に関連して
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【7.「ささやま」を案内する道標】(Google mapに加筆)

 Google mapの『丹波篠山を案内する道標』『番外3.川西市にある「ささやま」を示す道標』を参照。
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