19.宝塚市売布3の自然石道標

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宝塚市売布3−15 南西−北東の巡礼道から、北に売布神社への参詣道(清荒神への抜け道)に分岐して30m、
道なりに西に曲がった所、南側民家の壁沿いに、東を正面に建つ。(分岐点に建つ二基の道標のすぐ北)
自然石 78x36x17〜35p
N34.81657 E135.36027


写真cimg2505

写真cimg2506

東面
┌─―――――――――――――――┐
│   (みぎきよしか)ふ志んみち│
│(梵字)右清荒神道       │
│   (これより)       │
└――――――――――――――――┘

その他の面なし。


(( )は近畿地方の歴史の道9より)
(『たからづかの道標』(昭和61年刊)67では、
 「みぎきよしこうじんみち/右清荒神道/すく」となっている。
 上部の梵字(ウーン)は「阿しゅく如来」としているが、読み方は不明だが、「奪一切衆生精気
 (だついっさいしゅじょうしょうげ)」の方がより似ている。
写真dimg1442
「奪一切衆生精気」は、十羅刹女(じゅうらせつにょ)の内の1柱とされる。(Wikiより)。)

(この位置では、既に清荒神への道に入っており、辻にもなっていないので、元は30m南の
 巡礼道との分岐点(2016年現在二基の道標が立つ)辺りにあったものと思われる。)
(『たからづかの道標』では、「読み仮名を一緒に記しているは珍しい。」とある。
 他に読み仮名(ルビ)を持つ道標は、2022/2/12作成中「神戸市中央区葺合町徳光院の道標2」がある。
 同名『たからづかの道標』昭和50年発行(上記旧版か)52に、左下部に「すく」がありその下は剥落
 とあり、『近畿地方の歴史の道9』とは異なっている。)

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【1.道標より西を望む 【2.道標より南を望む 【3.南二基道標より北を望む
 坂の上が売布神社の鳥居前  右、売布神社鳥居前へ  当道標はカーブミラーの
 その西は小学校と中国自動  左、人物右側に二基の  反対側の壁際にある】
 車道で道は途切れている】  道標がある。元位置か】

写真dimg0759
【4.宝塚東部の道標(明治44年)】
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