51.宝塚市平井2の大宝寺門前地蔵台座の道標

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宝塚市平井2丁目16 大宝寺の門前東側の地蔵の二段目の台座にある。西面が正面か。
地蔵尊台石 42x西面48x43p
N34.825280 E135.389187


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西面
┌─――――――┐
│みぎ     │
│満願寺    │
│       │
│すく     │
│中山寺    │
└―――――――┘

北面
┌─――――――┐
│六親 妙体  │
│妙智 貞心  │
│妙三 栄□妙智│
│六親 箕山□□│
│箕山 貞心  │
│六親     │
└―――――――┘

南面
┌─――――――┐
│(なし)   │
└―――――――┘

東面
┌─――――――┐
│(不明)   │
└―――――――┘


(案内内容や、上部の地蔵と石質が違うなど移設と思われる。元巡礼道沿いか)
(『たからづかの道標』(昭和61年刊)39では、
 「巡礼道から満願寺へ分岐する所にあったものであろう。」とし、
 「左側面に戒名を刻み、供養塔の意味も兼ねている。」とある。)
(住職さんも、地蔵の台石かどうかは不明です。とおっしゃっておられ、ここへの
 移設についても分からないそうである。因みに、寺自体も南から移築されたとの事。)
(平井から満願寺へ抜ける道は二本考えられ、一本は東3、400mの丹波道(平井山荘
 から山道)とされるもの、もう一本がこの道標の西から最明寺滝を通る道である。
  この西側の道が巡礼道から分岐する地点は三ヶ所あり、一つはbR5「平井2の道標」
 のある所、二点目がその西100m、三点目が更に西90mとなる。
 三点目では、少し西に行き過ぎており、候補は二ヶ所になるであろう。
 二点目の北への道は村中を通るメインの道でもある為、此方の方が相応しいと考えて
N34.822998 E135.390579
 宝塚市平井2丁目6、辺りとしたい。
 現西面(右満願寺が北を指す)が東面していたであろうから、戒名が目に触れる側にな
 るとして、T字路の北西部(現在は四辻となっている)に立っていたとしたい。)

写真dimg2102 写真dimg2105
【1.大宝寺を北に望む 【2.地蔵堂を南東に望む
 門の右小瓦屋根が地蔵堂  地蔵下台石が道標(格子の奥)
 左民家との間が最明寺滝道】  後ろは、ユバ池】

写真dimg2112
【3.宝塚南部近世の街道】

写真dimg2119 写真dimg0759
【4.宝塚西部の道標(明治44年)】 【5.宝塚東部の道標(明治44年)】
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