南面
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│(梵字ドマ)十三丁 │
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東面
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│(友)山六十 │
└――――――――――――――――┘
((友)は説明板より)
北面
┌─―――――――――――――――┐
│(なし) │
└――――――――――――――――┘
西面
┌─―――――――――――――――┐
│(なし) │
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【1.丁石を南に望む | 【2.丁石を東に望む | 【3.丁石を北に望む | 【4.西横案内板】 |
右水路西が当丁石 | 左石垣前が当丁石 | 奥(北)東折れ後仁川へ | |
左、関学敷地内へ】 | 奥、関学敷地内へ】 | 左、甲山へ】 |
【5.西宮南部の道標】 | 【6.神呪寺丁石一覧】 |
甲山大師へ十三丁の町石
文字通り十三番目の町石である。寄進者は武蔵国の
友山となっている。このように願主の刻銘のある
ものはこの町石だけである。しかし、他の一連の町石も
石質や書体などからあるいはこの友山氏の寄進とも
考えられる。碑面上部に戴く梵字「トマ」は
いかなる仏の種子か明確でない。この町石群の
建立は、神呪寺が仏性原から甲山山麓の
現在地へ移ったのが宝暦五年(一七五五)なので、
勿論それ以後のことである。
甲東文化財保存会