西宮市仁川百合野町1 上ヶ原浄水場から下る道の西側に北東を正面に建つ
(十三丁の丁石より北西)
尖頭角柱 91x北面21x22p(頂高4p)
N34.772025 E135.343171


北東面
┌─―――――――――――――――┐
│(梵字ダ)十一丁 │
└――――――――――――――――┘
(案内板に梵字「ダ」とあるが怪しい。)
その他の面
┌─―――――――――――――――┐
│(なし) │
└――――――――――――――――┘
(『西宮歴史散歩案内マップ』市教育委員会、平成20年刊では、丁石「十一丁」)
(『西宮の道標』宮崎延光、昭和44年刊では、32。
同書では、「北側の山裾にある…昔…細い山道で…現在はその道幅もぐんと広く」としており、移設は無かった様
に書く。)
(13丁からは、260m(2.4丁)の距離にあり、現神呪寺を指す丁石であるとし、明治の地図で十一丁進むと、
寺の南東にある「二丁」丁石のある地点の西(甲山大師下バス停の西)あたりとなり、約二丁不足している。
依って、十三丁石と同様、元位置は約二丁西で、上ヶ原浄水場建設の折などに、東寄りの今の場所に移設された可
能性が大であると考える。(明治の地図で旧道は、現浄水場の位置を直進している。))
(他の丁石、「68.神呪寺丁石一覧」も参照下さい。)
 |
 |
 |
 |
| 【1.丁石を南東に望む |
【2.丁石を北西に望む |
【3.丁石を西に望む |
【4.北横案内板】 |
| 右浄水場フェンス前丁石 |
左、上ヶ原浄水場 |
左、十三丁石 |
|
| 奥、十三丁石へ】 |
奥、九丁石へ】 |
右、甲山神呪寺へ】 |
|
 |
 |
| 【5.西宮南部の道標】 |
【6.神呪寺丁石一覧】 |
甲山大師へ十一丁の町石案内板
丁石の北西側に建つ
甲山大師へ十一丁の町石
関西の名刹、甲山神呪寺へ寄進された
町石群中十一番目の標石である。頭に戴く
梵字「ダ」は果たしていずれの釈尊の種子
であろうか。これら町石は十三基たしかにあった。
しかし、この周辺でも十、十二町二基が心ない者の
ために持ち去られたかそのあとかたもない。
甲東文化財保存会
文字ずれ時はブラウザの幅や「Ctrl」と「+」、「-」キーで倍率変更等して下さい。
↑先頭へ