22.西宮市仁川百合野町1の十一丁丁石

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西宮市仁川百合野町1 上ヶ原浄水場から下る道の西側に北東を正面に建つ
(十三丁の丁石より北西)
尖頭角柱 91x北面21x22p(頂高4p)
N34.772025 E135.343171


写真cimg5006

写真cimg5007

北東面
┌─―――――――――――――――┐
│(梵字ダ)十一丁        │
└――――――――――――――――┘
(案内板に梵字「ダ」とあるが怪しい。)

その他の面
┌─―――――――――――――――┐
│(なし)            │
└――――――――――――――――┘


(『西宮歴史散歩案内マップ』市教育委員会、平成20年刊では、丁石「十一丁」)
(『西宮の道標』宮崎延光、昭和44年刊では、32。
 同書では、「北側の山裾にある…昔…細い山道で…現在はその道幅もぐんと広く」としており、移設は無かった様
 に書く。)
(13丁からは、260m(2.4丁)の距離にあり、現神呪寺を指す丁石であるとし、明治の地図で十一丁進むと、
 寺の南東にある「二丁」丁石のある地点の西(甲山大師下バス停の西)あたりとなり、約二丁不足している。
 依って、十三丁石と同様、元位置は約二丁西で、上ヶ原浄水場建設の折などに、東寄りの今の場所に移設された可
 能性が大であると考える。(明治の地図で旧道は、現浄水場の位置を直進している。))
(他の丁石、「68.神呪寺丁石一覧」も参照下さい。)

写真dimg4623 写真dimg4624 写真cimg5005 写真dimg4625
【1.丁石を南東に望む 【2.丁石を北西に望む 【3.丁石を西に望む 【4.北横案内板】
 右浄水場フェンス前丁石  左、上ヶ原浄水場  左、十三丁石
 奥、十三丁石へ】  奥、九丁石へ】  右、甲山神呪寺へ】

写真dimg3829 写真dimg3838
【5.西宮南部の道標】 【6.神呪寺丁石一覧】


甲山大師へ十一丁の町石案内板
丁石の北西側に建つ


 甲山大師へ十一丁の町石

関西の名刹、甲山神呪寺へ寄進された
町石群中十一番目の標石である。頭に戴く
梵字「ダ」は果たしていずれの釈尊の種子
であろうか。これら町石は十三基たしかにあった。
しかし、この周辺でも十、十二町二基が心ない者の
ために持ち去られたかそのあとかたもない。
          甲東文化財保存会



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