北面
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│(梵字バ)九丁 │
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その他の面
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│(なし) │
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【1.丁石を東に望む | 【2.丁石を西に望む | 【3.丁石を南に望む | 【4.西横案内板】 |
右電柱横に当丁石 | 左、関学の施設へ | 左(東)八丁石へ | |
奥、十一丁石へ】 | 奥、森林公園、八丁石へ】 | 右、甲山神呪寺へ】 |
【5.西宮南部の道標】 | 【6.神呪寺丁石一覧】 |
大師本堂へ九丁の町石
心ない人の仕打ちで無残な姿となってしまった
町石である。
碑面の梵字「バ」で、水天(密教では西方の
守護神)の種子である。五輪(地水火風空)の塔の
場合は風に該当する悉曇(梵字の字母)である。
このあたりは昔、仏性原といい寛保元年(一七四一)
から十五年間、大師堂のあったところとされている。
しかし、今は開発されその面影はなく、わずかに
六十六部石塔が残っているだけである。
甲東文化財保存会