27.西宮市甲山町43の四丁丁石

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西宮市甲山町43 西宮市甲山町43の(愛嬌のある)道標から、旧道を北西へ約百メートル、東側に南西を正面に建つ
(甲山森林公園、大師道東側駐車場を北西に120m入る、現大師道からは見えない。)
尖頭角柱 104x西面24.5x21p(頂高5p)(基礎部20p含む)
N34.772327 E135.33346


写真cimg5042

写真cimg5044

南西面
┌─―――――――――――――――┐
│(梵字ウーン)四丁       │
└――――――――――――――――┘

その他の面
┌─―――――――――――――――┐
│(なし)            │
└――――――――――――――――┘

(案内板には、「梵字(ウン)は阿しゅく如来」としているが、七丁の丁石と同じで(ウーン)難勝仏や愛染明王等
 かも。)
(しゅくは、門ガマエに介の様な字(介の部分は人を三つ重ねる)。)
(又、「昭和四十年頃に発見され、元位置は定かでない」とある。)
(『西宮歴史散歩案内マップ』市教育委員会、平成20年刊では、丁石「四丁」)
(『西宮の道標』宮崎延光、昭和44年刊では、27。
 同書では、著者が見つけ、地上に横たわる写真が紹介されており、「従来の場所へ再建できないものだろうか。」
 ともしており、移設されたとしても仕方がないであろう。
 又、梵字に関しても複数の種子が考えられるとしている。
 案内板の解説は、この本に寄る所が多いと思われる。又、「三丁丁石からほぼ一丁」とするが、現三丁丁石は新大
 師道の西にあり、直線距離では、100mで、ほぼ一丁ではある。明治の地図では、この四丁丁石辺りから道が分岐
 しており、北廻り(現遊歩道か)と、新大師道に吸収されたであろう南側の道が見え、現在では見当たらないこの
 南側の道としたものであろう。
(他の丁石、「68.神呪寺丁石一覧」も参照下さい。)

写真dimg4672 写真dimg4671 写真dimg4673 写真cimg5043
【1.丁石を北西に望む 【2.丁石を南東に望む 【3.丁石を北東に望む 【4.西横案内板
 左20m現在の大師道  奥に愛嬌のある道標の  左(北西)神呪寺へ  三丁丁石から
 奥(北西)神呪寺へ】  仁川、西宮の分岐点】  右、愛嬌のある道標へ】  ほぼ一丁とする】

写真dimg3829 写真dimg3838
【5.西宮南部の道標】 【6.神呪寺丁石一覧】
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