16.池田市木部町3の丁石

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池田市木部町3 道の南は新町6、能勢街道(173号線)に阪神高速池田線の高架が掛る少し南側、
現能勢街道から、旧余野街道と思われる細道が東に分岐する北側地蔵堂前に、南を正面に三基建つ
(祠の南側には、三基の道標がある。これは更にその南。)
山型角柱(山稜部後ろは下に傾斜=船の舳先様) 42x南面18x15p(頂高6p)
N34.831523 E135.424493


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南面
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│           元禄八天     │
│梵字(カ) 三町            │
│           亥九月吉日    │
└――――――――――――――――――――┘
(梵字カの種子は地蔵菩薩。)

東面
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│(不明)                │
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西面
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│(なし)                │
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北面
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│(なし)                │
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(元禄八(乙亥)年九月1日なら、1695年10月8日土曜日となる。)
(銘のある丁石の中では、古い部類に入るのではないか、宝塚、伊丹、川西にある「永正十四年作成の道標」
 は純然たる丁石ではないが、1517年と古く、その次ぐらいではないかと思う。)
(「三丁」について、伊居太神社、池田市綾羽2丁目4−5とするならば、距離は一致するが向きが逆と
 なる。大阪府池田市綾羽2−20の愛宕神社への丁石とするなら、距離が足りない。
 愛宕神社を示す三丁ならば、現在の五月山幹線道路の秀峰台より更に上に設置されていた事になる。)
(目的地となる他の候補を挙げてみると、永興寺、紀部神社(北1q)、蓮壺寺、松繰寺(北1.1q)、
 松雲寺、中川原神社(1.9q)、東禅寺、東山神社(北3q)、久安寺(北4q)、南を見ると、大広寺
 (南0.8q)、本養寺(南0.4q)、西光寺(南0.6q)、呉服神社(南1.1q)等か。)

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【1.国道173号より 【2.丁石を北に望む 【3.丁石を北に望む
 丁石を北東に望む  手前(南)端に当丁石  左能勢道、右旧余野道
 青い看板の左】  右分岐の道が旧余野道】  手前黄色ポール前が当丁石】

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【4.池田北部の道標】
写真dimg2709
【5.池田南部の道標】
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