47.西宮市門戸西町3二基の社標

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西宮市門戸西町3と西宮市門戸西町4 南北の道から西に分岐する参道の三叉路の北西と南西部に、東を正面に二基が建つ。
(北側が門戸西町4にある。二基とするより一対であろう。)
尖頭型角柱 283x東面40x36p(尖塔部含まず)(北側のみ測定)
N34.761058 E135.355244


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北側
東面
┌─―――――――――――――――┐
│日本三體            │
└――――――――――――――――┘

西面
┌─―――――――――――――――┐
│大正十三年十二月樹焉      │
│      當山現□道英    │
└――――――――――――――――┘

他の面
┌─―――――――――――――――┐
│(なし)            │
└――――――――――――――――┘


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南側
東面
┌─―――――――――――――――┐
│厄神明王            │
└――――――――――――――――┘

西面
┌─―――――――――――――――┐
│大阪              │
│  洗心講           │
└――――――――――――――――┘

他の面
┌─―――――――――――――――┐
│(なし)            │
└――――――――――――――――┘










(『西宮歴史散歩案内マップ』市教育委員会、平成20年刊では、27)
(道標とするより、社標、又は寺標に分類すべきかと思うが、境内からは離れている為、案内の意が大きい。)
(この道を明治の地図で見ると、門戸から、上ヶ原、甲山へ登る主要道として描かれており、この道標の西
 50mでクランク状に曲がる様子もそのままである。
  この道標の北30mには、9.西宮市門戸東町8の道標もあり、厄神さん近辺にきて、道が分かり難く
 なっており、今も初めてお参りの方は迷うことが多い様である。)
(西面、「樹焉」の意味不明。「焉」は文末の助字、1.ここにの意、2.決定を強める、3.疑問の意を持つ、等と
 『新明解漢和辞典』にあり、1.か2.であり、同じく「樹」には、タてるの意味があり、「樹立」などと使う。
 こう見ると、道標によくある、「建之」と同じような使い方なのかも知れない。)

写真dimg4288 写真dimg4289 写真dimg4286
【1.社標を北に望む 【2.社標を西に望む 【3.社標を東に望む
 左(西)厄神へ  正面に厄神が見えるが  左右に通る道は昔の
 奥(北)宝塚へ】    旧道の名残か北に曲がる】

写真dimg3829
【4.西宮南部の道標】
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