13.箕面市箕面1576(政の茶屋)の道標

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箕面市箕面1576 東西の道(ドライブウェイ)の北側ガードレールと川の間に西を正面に建つ
(箕面自然教室前交差点から東40m道路北側。自然教室前は、高山道との四辻を成す。)
頭丸型角柱 89x西面26x19p(頂高3p)(像部21x19x2p)
N34.857642 E135.479439


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西面
┌―――――――――――――――――┐
│       川尓付登ル     │
│(馬頭観音像)□かち於じ     │
└―――――――――――――――――┘

東面
┌―――――――――――――――――┐
│川尓付下ル            │
│ みのふ道            │
└―――――――――――――――――┘

南面
┌―――――――――――――――――┐
│(なし)             │
└―――――――――――――――――┘

北面
┌―――――――――――――――――┐
│(なし)             │
└―――――――――――――――――┘


(『箕面のみちしるべ』箕面市教育委員会、平成三年刊、では、59)
(同書に「川にそって上れば勝尾寺、下れば箕面であると案内してある。」とある。
 辻の無い一本道に、川上と川下の案内を建てる必要があったのでしょうか。丁石の様に、勝尾寺まで後、
 何丁であれば理解は出来るがそうでは無い。
  そこで西面を見てみると、いわく有り気に四角い窪みがあり、又その左下隅に、「ノ」のハネ部分の様
 なものが残っているこれは、「右」又は「左」の字を削ったとして、現在より下流40mを見ると、高山道
 (西江寺〜豊能郡豊能町高山)と思われる道が、川筋の道(現ドライブウェイ)と四辻を成し、北へは橋
 が架かり、現ビジターセンターとなっている地点に、現西面が南面して建っていたならば、道標があるの
 もうなずける。この時、削られた文字は「右」となる。現地に移すにあたって、削られたものであろう。
 依って、元位置は
N34.857412 E135.479162
 辺りとし、箕面から高山道を北に来た人を、右(東)川上へ登り、勝尾寺へと案内する道標であったとし
 たい。
  但し、この位置は、現在ババタレ坂(高山道)への登り口が南にあることから、三ツ辻であり、北への
 高山道が、川下に付け換わった可能性も考えられ、そうなると位置問題は複雑になる。)
(文字を削り、再度、刻み直したとする道標は、「粟生間谷東5の道標」を参照。)

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【1.道標を東に望む 【2.道標を西に望む 【3.道標を上から望む
 奥(東)勝尾寺へ  奥(西)箕面へ  下が西方向になる
 手前、箕面へ】  奥の橋は南北の高山道】  相当東に傾いて立つ】

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【4.西面上部拡大 【5.西面下部拡大 【6.東面右部拡大
 像部と文字部  「かち於じ」の  「川尓付下ル」
 は一線で画す】  上の凹みは何か】  川に沿いの意味か】

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【7.箕面市の道標】
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