30.箕面市外院ウツギ谷と谷山尾根分岐点の道標

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箕面市外院 勝尾寺からウツギ谷参道を南行し、しらみ地蔵のある辻の更に南200m、
南西谷山尾根道の分岐点の三叉路の南部に北を正面に建つ
(南(左)ウツギ谷参道はいきなり下り、南西(右)谷山尾根道を130mで、「35.箕面市外院谷山尾根道の七丁道標」がある。)
頭丸型角柱 東面98x24.5x24.5p(頂高4p)(像部30x15x3p凸部2p)(基部22x東面26x?cm)
N34.857728 E135.4925


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北面
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│(地蔵菩薩立像)右中山      │
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東面
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│左大坂              │
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南面
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│(なし)             │
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西面
┌―――――――――――――――――┐
│(なし)             │
└―――――――――――――――――┘


(『箕面のみちしるべ』箕面市教育委員会、平成三年刊、では、50)
(同書に「「右中山」は西へ100メートル程で道標があるが、ここから尾根道を白島方面に向かって下り
 中山寺へ向う巡礼道を示している。」とあり「巡礼道」を用いているが、当資料内では「巡礼道」を勝尾
 寺から西に進み、政の茶屋から、高山道に入り、西江寺へ続く道を「巡礼道」としている。
  この道標には、南や南西から上ってくる人に対し、「勝尾寺」等北への案内が書かれていない点を見る
 と、下り専用の道標に思える。場所的に設置条件が限定される事もないため、南面辺りにあっても不思議
 ではなく、何か理由があったのであろうか。)
(東面の下部(元は土中部か)を除き、石質(多分砂岩)の割に風化が進んでいない様に見え、制作年代は
 余り古くないのではないか。樹木の下にあるなど、条件が良いのかも知れない。)

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【1.道標を南に望む 【2.道標を南西に望む 【3.道標を北に望む
 右(南西)谷山尾根道  奥(南西)51道標へ  奥(北)勝尾寺へ
 左、ウツギ谷を大坂へ】  左、ウツギ谷参道】  左大坂は手前を指す】

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【4.道標の東面を拡大 【5.道標の北面を拡大 【6.道標の北面上部
 ウツギ谷道から正対し  右中山は谷山尾根道を  像部は3p彫下げ
 見た、左大坂は南を指す】  白島方面へ進む】  蓮台部は2p浮出す】

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【7.箕面市の道標】
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