37.豊能町川尻の献木道標

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豊能町川尻 妙見山上簡易郵便局北東辻から東へ清滝道参道250m、府道605の東20m辺りの参道北側に
東を正面に建つ
角柱 119X28.5X28p(矢筈14X13X1p)
N34.928989 E135.469963


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東面(東南東が近い)
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│(矢筈)桧苗植込献木 山城村□石□ │
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北面
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│ 妙見山□井戸水二町歩       │
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西面
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│ 大正八年三月建□         │
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南面
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│ 發起人 幸田常吉         │
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(大正八年は西暦1919年)
(『石の文化財』豊能町教育委員会発行、平成28年改訂には、未記載)
(北面の「二町歩」を面積とせず、「二丁歩(ある)く」とし、道標とした。植林面積なら御免なさい。
 又、「妙見山□井戸水」の□は「守」「衛」「字」等が考えられ、もし「字」なら面積の可能性は一気
 に増すが、豊能町の旧地名の知見がない。)
(「豊能町野間口の道標」からの参道を清滝道と呼ぶらしくこの道筋のようであるが、現府道を登った為、
 参詣道は未踏査である。)
(東面に矢筈十字がありこれを正面とした、最初くずし字で書かれている為、植樹記念碑と思ったがよく
 見ると「妙見山…二町歩」とあるので道標とした。さて「…井戸水」が解らないのであるがこれより上
 大正の大鳥居を過ぎた先の道辻に「豊能町川尻の井戸道道標」があり、これに「右井戸道」とあるので
 井戸は共通している。この道標迄170m程度と思われるので、そこから50m辺りにあるものか。
  妙見山の中に「歌舞伎役者4代目中村歌右衛門(天保7年以降)が奉納した浄水堂」があり、この水は
 妙見山の井戸水を引いてきているようで、此処だとすると360m(3.5丁)で1丁足りない。
 浄水堂の源泉を示すものか。妙見山のHPにも載り「境内の井戸」とあるが場所は不明です。)

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【1.道標を東に望む 【2.道標を東に望む 【3.道標を西に望む
 ガードレール間から道標へ  奥、府道605から妙龍寺へ  奥(西)府道605号へ
 左、府道を野間峠へ】  背後も府道605号へ】  清滝道は府道を越える】

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【4.道標を東面拡大 【5.道標北面上部 【6.道標北面下部
 下部「山城村一石講」  「妙見山?井戸水」  「?井戸水二町歩」が
 かもしれない】  ?は「間」ではない】  植林面積でない事を祈る】

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【7.豊能町の道標】
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