7.神戸市北区有野町唐櫃361の道標

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神戸市北区有野町唐櫃361 県道15号有馬口交差点を南東に橋を渡り南へ折れ神鉄踏切から180m三叉路
(29道標地点)を東に入り20m先の三叉路を北に折れ120mの三ツ辻の南石垣にもたらせて北を正面に建つ
自然石 60x39x20p(東側巾17p)
N34.795065 E135.221328

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北面
┌─―――――――――――――――┐
│右 ひやうこ          │
└――――――――――――――――┘
(「ひやうこ」は「兵庫」であろう)

西面
┌─―――――――――――――――┐
│(なし)            │
└――――――――――――――――┘

南面
┌─―――――――――――――――┐
│(不明)            │
└――――――――――――――――┘

東面
┌─―――――――――――――――┐
│(なし)            │
└――――――――――――――――┘


(『神戸の道標』山下道雄、神戸新聞、1985年刊では北区28)
(同書に「この前の道がかっての湯乃山街道である。」とあり明治の地図を見ると確かに、県道51号の水無バス停
 から神鉄の踏切を越え、当道標から右に採り、平見川の東側を南西に県道15号の唐櫃大橋の南に続く道がある。
 この多聞寺下の三ツ辻を「三田わかれ」と地元では呼ぶとお聞きした。同地図では平見川西側(現県道15号)の
 道を「有馬道」とし、当地点の道を聯路として描いている。北(有馬)から来た場合左が直進状である為ここで
 右折の道しるべが必要であったと思われる。
  尚、一般的に「湯乃山街道」は北と南が有り、此方は「南」に当たる。)
(北面の「右」の字が見難くく一画目が左端から入っているが、下部が丸く納められており「右」である。蛇足で
 あるが、「右」は右から、「左」は左からは当てはまらない事が多い。)
(この道標を右(南西)に行くと140mで現在(2019)「唐櫃335の道標」に到達するが、そちらは移設され
 たものである。)

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【1.道標を南西に望む 【2.道標を南に望む 【3.道標を東に望む
 右奥、「ひやうこ」へ  奥(南)山へ  左、有馬方面へ
 140mに唐櫃335道標】  右、下唐櫃集落へ】  神鉄を越え県道51へ】

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【4.道標を南西に望む 【5.道標北面拡大 【6.道標北面上部
 石垣に接しており  「右 ひやうこ」は  「右」の字は左横棒から
 南面は見えない】  「右 兵庫」】  入り右上で左下へ回す】

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【7.北区東部の道標】
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