38.神戸市北区長尾町上津366の道標

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神戸市北区長尾町上津366 県道17号、上津熊野神社参道口から東へ60mの三叉路の南西部に倒置されている。
角柱 65X17X13p
N34.872477 E135.200885

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上面
┌─―――――――――――――――┐
│(梵字)是ヨリ 松林寺三丁   │
└――――――――――――――――┘

右面
┌─―――――――――――――――┐
│(なし)            │
└――――――――――――――――┘

左面
┌─―――――――――――――――┐
│(なし)            │
└――――――――――――――――┘

下面
┌─―――――――――――――――┐
│(なし)            │
└――――――――――――――――┘


(『神戸の道標』山下道雄、神戸新聞、1985年刊では6)
(同書に直立する写真が載るが現在(2020)では倒れている。多分同じ位置ではあると思う。
 「臥虎山松林寺は、延宝六年(1678)三月、道元禅師二十一代法孫雲岸草創の禅寺。」としている。現在の神戸市
 北区長尾町上津873とした。尚、同書「二丁」とするは「三丁」の誤植であろう。)
(明治の地図で当地を見るとほぼ現在と同じ辻が見え、これを測ると600m、直線距離でも400m以上ありとても3丁
 (327m)とは表現しにくい。丁石とした場合には参道上でピタリの距離を示し、道標とした場合は端数切捨ての
 場合が多いが直線距離を示すことは無く、何れにしても元位置では無いと思う。
 昭和63年発行の地図までは圃場整備がされる以前の道が見え
N34.871193 E135.200100
 辺り、長尾町上津391−2の民家の北にあったものが整備に伴い移されたのではないか。
  又、道標であるとするなら上記地点の南西70mの三ツ辻が相応しいがこの地点ならば、現在も石造物が残り、
 移設されなかったであろう。又、他に丁数を示す石もなく丁石とせず道標とした。
  尚、経緯度で示した地点から東180m辺りに「北区長尾町上津421の道標」があるが真直ぐな道は無い。)
(梵字状のものが見えるが、読み取れない。「是ヨリ」は右寄りに少し小さく彫られている。)

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【1.道標を西に望む 【2.道標を南に望む 【3.道標を東に望む
 電柱左下に当道標  奥、松林寺へ600m  奥(東)宅原へ
 奥、岩谷口交差点へ】  元は右端竹藪前か】  右松林寺へ】

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【4.道標を北面させ 【5.道標上面拡大 【6.道標上面下部
 起立させてみた  「是ヨリ」は右寄りに  「…松林寺三丁」
 「…松林寺三丁」】  小さく書かれる】  丁石とすべきか】

写真gimg3361
【7.北区東部の道標】
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