７０．神戸市北区長尾町の長尾村道路元標（道標ではない）

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神戸市北区長尾町上津　県道17号岩谷口交差点を東に300ｍ三叉路の西部に東を正面に建っている
蒲鉾型角柱　66x25x26㎝（頂高6㎝）（全高112㎝、内基部43㎝）
N34.874311 E135.194060

東面 ┌――――――――――――――――――┐ │長尾村道路元標　　　　　　　　　　　│ └――――――――――――――――――┘ 北面 ┌――――――――――――――――――┐ │（なし）　　　　　　　　　　　　　　│ └――――――――――――――――――┘ 西面 ┌――――――――――――――――――┐ │（なし）　　　　　　　　　　　　　　│ └――――――――――――――――――┘ 南面 ┌――――――――――――――――――┐ │（なし）　　　　　　　　　　　　　　│ └――――――――――――――――――┘

（『神戸の道標』山下道雄、神戸新聞、1985年刊には未記載）
（2020年１月には道路脇に放置されていていたが２月には再建されている。但し2016年当時の位置とは異なり三ツ辻
　の西部に東面して建てられている。ゴミ収集の邪魔にならないよう移設されものと想像する。）
（Wiki『長尾村』に「明治35（1902）年5月、道場村のうち大字上津谷村と大字宅原村が分離独立、長尾村となる。
　昭和30（1955）年10月、神戸市兵庫区に編入合併され、同区長尾町となる。」とあるので「1919年（大正8年）
　の旧道路法では各市町村に一個ずつ道路元標を設置することとされた。」と矛盾は無いでしょう。
　　現在（2020）この地から西に分岐し茶臼山城跡を廻り込んで南西に向かい田栗谷に向かう細い道は大正１５年
　発行の地図では巾1.5間（2.7ｍ）以上の里道として書かれており、「北区長尾町上津１４９０の道標」に繋がり
　三木、明石方面への主要道と思われ、元標を置くに相応しかったのであろう。）
（長尾村は川辺郡にも有り、現伊丹市と宝塚市に跨っており、宝塚市中山寺２丁目１１－２０に「長尾村道路元標」
　が残っている。）


【1.元標を西に望む	【2.元標を西に望む	【3.元標を西に望む
2016年7月の様子	2020年1月の様子	2020年2月の様子
当時は立っていた】	ゴミ置き場左側に倒置】	道の向こうに移動】

【4.元標を西に望む

　旧は北面していた

　今は東面する】

【5.北区東部の道標】

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