17.神戸市東灘区岡本9の道標

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神戸市東灘区岡本9丁目8−1 岡本9丁目交差点東50mの四辻北西部、民家の石垣前に東を正面に建つ
山型角柱 72x19x10.5p(頂高4p)(セメント台12x22x18p)
N34.729832 E135.265688


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東面
┌─―――――――――――――――――┐
│(梵字)右不動山道         │
└――――――――――――――――――┘
(梵字は「カーン」不動明王の種子か)

北面
┌─―――――――――――――――――┐
│ 明治三十年            │
└――――――――――――――――――┘

西面
┌─―――――――――――――――――┐
│(不明)              │
└――――――――――――――――――┘

南面
┌─―――――――――――――――――┐
│(なし)              │
└――――――――――――――――――┘


(明治三十年は西暦1897年である。)
(「不動山」が神戸市東灘区西岡本6−3−8にある「不動山明王院」であれば同寺HPに「不動明王」像があるとし
 ており、梵字の種子とも一致し、此処を示すものとして良さそうである。此処ならば当地点より北(右)に採り、
 200m程の距離である。途中に「東灘区西岡本6の道標」もあり間違いはないであろう。
 明治の頃の様子はホームページにも記載がなく興隆の様子は不明であるが、明治の地図には寺の記号と共に大きな
 建物が有った様である。
  又、同地図では当地には北への道が無く三ツ辻でであり、西20m辺りから北に分岐する三ツ辻が見え、南から
 来た場合は、クランク状に通過したと思われる。案内から見て当道標はやや西の辻にあったものとしたい。
 現在(2020)では北への道は痕跡もなく直交する四辻に変わっている。)
(西面下部の折れた部分を跨いで深い縦線が二本、手に触れるが文字としては読み取れなかった。)

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【1.道標を北に望む 【2.道標を南に望む 【3.道標を西に望む
 石垣前に当道標  左、阪急岡本駅へ  左奥、岡本9丁目交差点へ
 右奥(北)不動山】  右(西)新落合橋へ】  右(北)明王院へ】

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【4.道標東面拡大 【5.道標北面拡大 【6.道標西面拡大
 「…右不動山道」  「明治三十年」  折れた面に文字が
 と読める】  と読める】  あるかも知れない】

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【7.神戸市東部の道標】
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