８１．神戸市北区山田町下谷上の道標

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神戸市北区山田町下谷上６－１　国道428と県道15号の皆森交差点の北東部歩道上に南を正面に建つ
角柱　60x30x23㎝（台石14x47x42㎝面取3㎝）
N34.760168 E135.156545

南面 ┌─―――――――――――――――――――┐ │右　有馬　三田　　　　　　　　　　　　　│ │左　三木　淡河　　　　　　　　　　　　　│ └――――――――――――――――――――┘ 東面 ┌─―――――――――――――――――――┐ │御大典記念　　　　　　　　　　　　　　　│ │　　昭和三年十一月　　　　　　　　　　　│ └――――――――――――――――――――┘ 北面 ┌─―――――――――――――――――――┐ │　　　能登百太郎　　　　　　　　　　　　│ │施主　高木一一　　　　　　　　　　　　　│ │　　　谷口喜一郎　　　　　　　　　　　　│ └――――――――――――――――――――┘ 西面 ┌─―――――――――――――――――――┐ │郷社八幡宮　　　　　　　　　　　　　　　│ │　　　十八丁　　　　　　　　　　　　　　│ └――――――――――――――――――――┘

（昭和三年は西暦1928年となる。）
（『神戸の道標』山下道雄、神戸新聞、1985年刊では№９６）
（『神戸の道標』に「以前あった道標を、御大典記念にこの道標に建て替えた。…一時上谷上小学校…昭和55年この地
　に再建された。」としている。ただ大正12年測図の地図で見ると、現在地には辻が無く当地から南南西130ｍ程の旧
　有馬街道から北に分岐して原野方面に向かう道が描かれ、三ツ辻が有ったように見える。昭和10年地図では三ツ辻に
　なっていた様であるがいずれも東の有馬方面に向かい「左、三木、淡河」を満足する辻ではなかった。
　　よって、現在地点へは移設となり、元位置は上で述べた
　神戸市北区山田町下谷上２９－１の西側
N34.759077 E135.155879
　辺りの三ツ辻北部に南面して建っていたとしたい。）
（西面の「郷社八幡宮／十八丁（1.96㎞）」を道案内とすると北への道を示すと思われ、六条八幡神社（約2.9㎞）を
　案内するものとすれば少し距離が足りず、栗花落（つゆり）水天宮と思われる原野厳島神社とすると1.8㎞とほぼ近
　くなるが郷社ではなさそうである。距離を短く表現することはよくあり「郷社」重視して、六条八幡神社を案内した
　としたい。）
（有馬方面（東）２km程に「谷上東町の道標」があります。）


【1.道標を北西に望む	【2.道標を北東に望む	【3.道標を北東に望む
左奥、国道428原野へ	左、現県道15号	赤い旗の前に当道標
上は阪高蓑谷料金所へ】	旧道は県道の南側】	奥、有馬、三田へ】


【4.道標南面	【5.道標東面	【6.道標西面
「右／左」の字が	「御大典記念…」	「郷社八幡宮」は
大きく書かれる】	は即位の紀年か】	六条八幡神社か】

【7.道標元位置を北に望む

　左、国道くぐり原野へ

　右、旧有馬道を皆森交差点へ】

【8.北区南部の道標】

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