23.藤井寺市葛井寺の道標

↓末尾へ 文字ずれ時はブラウザの幅や「Ctrl」と「+」、「-」キーで倍率変更等して下さい。
藤井寺市藤井寺2-2-18 葛井寺山門前辻の南東角に西を正面に建つ
尖頭型角柱 140x24x24p(頂高5p)
N34.569246 E135.596702


写真jimg7860

写真jimg7861

写真jimg7864

写真jimg7866

西面
┌─――――――――――――――┐
│  つぼさか よしの     │
│右              │
│  者せ い勢        │
└―――――――――――――――┘
(「ぼ」は「本゛」「者」は「は」変体仮名)

南面
┌─――――――――――――――┐
│(なし)           │
└―――――――――――――――┘

東面
┌─――――――――――――――┐
│  堺 神南邉大道心     │
└―――――――――――――――┘

北面
┌─――――――――――――――┐
│  道明寺 た川多      │
│左              │
│  ほう里うじ なら     │
└―――――――――――――――┘
(「川多」は「つた」「里」は「り」変体仮名)


(『大阪の街道と道標』武藤善一郎、平成11年発行では、31)
(施主や発起人の文字が入っていない事は、本人が建てた事を表している。紀年銘は無い。「堺神南邉大道心」
 とあり、「邊」や「辺」を使わず、「邉」を用いる点が特徴である。又、「大道心」と「大」を付ける。
 これにより、「大」は尊敬を表す表現ではなく、位を表す文字と考えて良いかと思う。)
(案内先「つぼさか、よしの、者せ、い勢」は壺阪寺、吉野山、長谷寺、伊勢、「た川多、ほう里うじ、なら」
 は龍田神社(大社)、法隆寺、奈良として不明な点はないでしょう。
 『今昔マップ on the web』明治の地図からもほぼ元の位置ではないかと想像できます。)
(東、道明寺には神南邊の建てた「藤井寺道明寺神門東の社標」がある。)

写真jimg7856 写真jimg7887 写真jimg7888
【1.道標を東に望む 【2.道標を北に望む 【3.道標を西に望む
 左(北)に山門  山門を背景に当道標  奥(西)辛國神社へ
 左奥(東)道明寺へ】  左(西)辛國神社へ】  左、壺阪、吉野…伊勢へ】

写真jimg7889 写真jimg7868 写真jimg7873
【4.道標を南に望む 【5.道標を南東に望む 【6.道標東面拡大
 奥(南)壺阪…伊勢へ  左が北面  「堺 神南邉大道心」
 左「道明寺」は読み難い】  右が西面の案内】  「邉」は「邊、辺」ではない】

文字ずれ時はブラウザの幅や「Ctrl」と「+」、「-」キーで倍率変更等して下さい。 ↑先頭へ