24.藤井寺道明寺神門東の社標(道標ではない)

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藤井寺市道明寺1-16 道明寺天満宮神門下を東へ15mの北法面中、夏水井の南に南を正面に建つ
尖頭型角柱 142x32x32p(頂高9p)
N34.567862 E135.61743


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南面
┌─――――――――――――――┐
│    大乘経(書写)    │
│天満宮            │
│    夏水井(此内有)   │
└―――――――――――――――┘
(( )部は『神南辺隆光と関係石造物』より)

東面
┌─――――――――――――――┐
│ 泉州堺           │
│    神南邉大(道心)   │
└―――――――――――――――┘
(( )部は天満宮HPより)

北面
┌─――――――――――――――┐
│(なし)           │
└―――――――――――――――┘

西面
┌─――――――――――――――┐
│(なし)           │
└―――――――――――――――┘


(『大阪の街道と道標』武藤善一郎、平成11年発行には、未記載)
(『道明寺天満宮hp』境内、石造物、に『天満宮碑』として載る。)
(『神南辺隆光と関係石造物』月山渉、2012年には、q29)
(施主や発起人の文字がない点で、本人が建てた事を表している。紀年銘は無い。「泉州堺神南邉大…」と
 あり、「邊」や「辺」を使わず、「邉」を用いる点が特徴である。「大」の下に「道心」とあるらしいが
 確認出来なかった。多分間違いないと思うので「道心」の前に「大」を付けているとなり、「大」は尊敬
 を表す表現ではなく、位を表す文字と考えて良いかと思う。)
(「大乘経(書)」は意味が分かりませんが、菅原道真が当所で、大乗経五部を写経されたらしく、夏水井
 (げすいのい)の水を使ったことを示したものか。)
 『今昔マップ on the web』明治の地図から地形は変わらないと思うが、階段前から移設とある。)
(西2q程、神南邊の建てた「藤井寺市葛井寺の道標」には「道明寺」の案内がある。)
(同じく、境内に神南邊の建てた「百度石」を見てみましょう。)

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【1.社標を北東に望む 【2.社標を西に望む 【3.夏水井まえから
 社標は見えない  ナンテンの隙間に  社標を南西に望む
 石垣切目を左に登る】  東面が少し見える】  左、梅花の下に北面が覗く】

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【4.社標の南面下部 【5.社標東面上部 【6.社標東面下部
 「大乘経」  「泉州堺」  「神南邉大」
 「夏水井」は読める】  と読める】  「邉」は「邊、辺」ではない】

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