48.堺市戎の町東菅原神社の梅標石(道標ではない)

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堺市堺区戎之町東2−1−38 菅原神社拝殿の北部、手水舎の後に北西を正面に建つ
尖頭型角柱 164x35x35p(頂高10p)
N34.579501 E135.476601


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北西面
┌─――――――――――――┐
│天満宮影向梅       │
└―――――――――――――┘

南西面
┌─――――――――――――┐
│施主 栗本氏       │
└―――――――――――――┘

南東面
┌─――――――――――――┐
│(なし)         │
└―――――――――――――┘

北東面
┌─――――――――――――┐
│ 執次 神南邉      │
└―――――――――――――┘


(『隆光と関係石造物』月山渉、2012年では、q蜊15)
(国立国会図書館の『和泉名所圖會』1巻コマ51に「影向梅(やうがうのむめ)」が載り、「本社の乾
 (北西)にあり、紅梅なり」とある。
 次のコマにある絵にも本社の北西にある「本堂」(現在は拝殿か)の更に北西に「影向梅」があり、土塀
 に囲まれている様子が描かれており、南側には金毘羅社が有ったようです。
  影向(ようごう)を辞書で引くと「神仏が一時その姿を現わすこと」「えいごう」とも読むらしい。)
(北東面に「執次神南邉」とあり本人が書いたのかは断定できない。他の項で問題にしている「邊」「邉」
 問題に関しては、「邉」となります。)
(この南東、東門の社務所北に「菅原神社の百度石」が有ります。)

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【1.拝殿を南東に望む 【2.当標石を南東に望む 【3.当標石を南東に望む
 当標石は左狛犬の後ろ  手水石に半分隠れる  「天満宮影向梅」
 写真では見えず】  当標石、右拝殿】  手前は手水】

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【4.北東面拡大 【5.北東面下部拡大 【6.北東面「邉」部拡大
 「執次 神南邉」  「神南邉」のみで  「邉」の上「自」の
 「執次」は「とりつぎ」  名前はなし  部分は「白」と刻む
 「取次」と同じ】  字は上手に見える】  「邉」とした】

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【7.南西面下部拡大 【8.菅原神社境内図 【9.菅原神社の
 「栗本氏」は  「本殿、拝殿」の  随身門を北東に望む
 施主となっている】  左辺りに当標石】  当標石は入って北へ】
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