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 シベリア鉄道は、モスクワからウラジオストックまでのユーラシア大陸 約9,288Kmを6泊7日かけて横断します。もちろん世界最長の大陸横断鉄道です。
 列車内では、人との出会いあり、ハプニングありと、普通の旅行では味わえないものがたくさんあります。そんなシベリア鉄道に一生に一度は乗って旅したいものです。
シベリア鉄道の旅で撮影した写真を掲載しました。
また、首都モスクワ、古都サンクト・ペテルブルグの写真も掲載しました。



ロシアの旅の後に立ち寄った チェコの首都 「プラハ」、 ドイツ最高峰 「ツークシュピッツェ」 の写真も掲載しました。
学生の時(1992年)に初めてシベリア鉄道で旅をしました。その時は(新生)ロシアができて1年目でだったため、まだ不便なことがいろいろありましたが、しかし、とても活力にあるれているのを感じました。そのため「10年後にはロシアの時代か来る・・・」とも思ったりもしました。それがきっかけでラジオのロシア語講座をかじったりもしています。(だだし、いつも3ヶ月くらいで挫折しますが・・・。弱いですねぇ・・・)
今回(2003年)、再びシベリア鉄道に乗って旅し、ロシアを感じてきました。
 ロシアは今、空前の好景気です。日本の自動車や家電メーカーの進出は目を見張るものがあります。優秀な人材が多いロシアでは、この後数年すれば、IT産業も発展し、日本のIT企業もどんどん進出していくことでしょう・・・。そんなこもを感じたりもしました・・・。

冬のシベリア鉄道の写真を以下のリンク先に掲載しました。ご興味があればご参照ください。
※別ウィンドウで開きます。
冬のシベリア鉄道 Part.1
ウラジオストック→イルクーツク
Go!Go!キョロちゃん
「気温マイナス35℃!!!
真冬のシベリア鉄道でユーラシア大陸横断!!!」
Part.1
ウラジオストック→イルクーツク

冬のシベリア鉄道 Part.2
イルクーツク→モスクワ
Go!Go!キョロちゃん
「いよいよモスクワに到着!!!
真冬のシベリア鉄道でユーラシア大陸横断!!!」
Part.2
イルクーツク→モスクワ


ウラジオストック ( ВЛАДИВОСТОК / Vladivostok ) 〜 イルクーツク ( ИРКУТСК / Irkutsk )


ウラジオストック駅
 シベリア鉄道の東端の出発/終着駅です。独特な形の建物が目立ちます。ウラジオストックはアジアにあるのに、建物などはヨーロッパの雰囲気の街です。
 ソ連時代は、ここはソ連では数少ない不凍港であったため、必然的にソ連最大の軍事港でした。最高機密の街であるため、当時は外国人の立入はできませんでした。
 そんな重要な場所に"敵"の飛行機が飛んできたら(向かって来ようとしていたら)、たとえそれが民間航空機であっても撃ち落すだろうなぁ・・・、1983年の大韓航空機007便撃墜はそんなことだったのかなぁ・・・と思ったりもしました。 ( 便名が"007"というのが何かミステリアスですねぇ・・・。)
 そういえばこの事件の数年前、大韓航空機は、急に進路を大きく変え、ウラジオストックに次ぐソ連第2の軍港であるムルマンスクに向かった事件があったのを思い出しました・・・。(強制着陸させられ、死者も出たはず・・・。これらの大韓航空機の動きって偶発的なのかなぁ・・・。)


シベリア鉄道のモニュメント
 ウラジオストック駅構内に建っているシベリア鉄道のモニュメントです。この写真では見づらいですが、真ん中あたりに "9288" と刻まれています。これはモスクワからの距離をあらわしています。


ウラジオストック駅の構内
 ウラジオストック駅構内です。シベリアを走る長距離列車はもちろん、近郊の町へ行く通勤列車もここで乗ることができます。
 この写真を撮っている歩道橋を渡ったところ(左方面に行ったところ)がウラジオストック港です。
 前回(1992年)の旅は、学生で時間が豊富にあったため、横浜の大桟橋からルーシー号というフェリーに乗り、3泊4日かけてこのウラジオストック港に上陸しました。懐かしく感じました。
 現在は横浜からのフェリーは廃止されていますが、新潟・富山からのフェリーはあるようです。


7号列車
 ロシアの列車は列車番号がついています。駅の案内板にはこの列車番号で掲示されています。
 一部の列車には愛称がつけられています。例えば、1号列車(ウラジオストック⇒モスクワは "ロシア号"。 9号列車(イルクーツク⇒モスクワ)は”バイカル号”などのように。
 今回乗る7列車は愛称がないようです。この7号列車はウラジオストックからシベリアの大きな街であるノボシビルスクまで走ります。


ウラジオストックのお店
 ウラジオストックの街中にあった果物屋さん。いろいろな果物が並べられていました。
列車内で食べる果物やパン、野菜(キュウリ、トマト)などを買いました。


ここは日本ではありません・・・。
 ウラジオストックには多くの日本の中古車が塗装がそのままの状態で走っています。そのためこのような日本語表記の車をよく見かけます。 おそらく現地の人は何が書かれているかは読めないでしょう・・・。


列車内の廊下
 シベリア鉄道列車内の廊下です。寝台車両はコンパートメント(個室)に別れています。1両に約20のコンパートメントがあります。
 2等寝台は、1つのコンパートメントに2段ベッドが2つあり定員4名です。 1等寝台はベッドが2つ(定員2名)で洗面台もあるようです。
 各車両ごとに車掌さんが1〜2名乗っており、その車両の乗客のお世話をしてくれます。たいていの場合女性です。


2等寝台のコンパートメント
 2等寝台のコンパートメント(個室)です。一日中列車内にいるので、自然にいろいろな人たちと友達になります。なんか修学旅行をしているような気分です。
 2等寝台の場合、2段ベッドなので、昼間でも眠たくなったら上のベッドで寝られるので便利です。
モスクワまでの間、時差が1日に1時間づつくらいでてくるため、昼間でも眠たくなってきます・・・。


食堂車
 食堂車です。結構すいています。現地の人はほとんど利用しません。みんな乗車時に、必要なパンや缶詰や野菜、カップラーメンなどを持ち込んでそれを食べています。そのため食事時になると車内はおいしそうな匂いが漂ってきます。
 私も今回は食料を持ち込んだので、食堂車は1回しか利用しませんでした。


本日の私のメニュー
 食事の時間です。コンパートメントのテーブルに新聞を敷き、食事の準備です。
 今日のメニューはパン、ハム、キュウリ、トマト、イクラの缶詰、キャビアの瓶詰め、紅茶。このほかに果物とヨーグルト。
 すべて乗車前に市場で買い出ししたものです。


キャビア!!!
 キャビアをジャムのようにパンにべっとりと塗って食べます。とてもおいしいです。日本ではキャビアは高価なのでこんなこと考えられません。(日本のレストランでは、クラッカーにキャビアがちょこっとのって千円くらいしますよね・・・。)
 このキャビア(直径10cmくらいの瓶づめ)で日本円で約\2,500-。ぜひ試してみてください。
 市場の魚売り場に行って写真のデザインのものを探せばすぐに見つかるはずです。蓋に "ИКРА" ("イクラ"と発音)と書かれています。("イクラ"はロシア語では「魚の卵」を意味しますのでキャビアも"イクラ"といいます。日本の"イクラ”(サケ・マスの卵)とは多少意味が違います。
 写真では青色の蓋ですが、このほかに赤や緑などの蓋もあります。ロシア人曰く「青色の蓋のものが一番おいしい!!!」と言ってました。その分値段も少し高いですが・・・。


車内のサモワール(給湯器)
 各車両ごとにサモワール(給湯器)が設置してあり、熱いお湯が無料で使えます。そのためカップラーメンを作ったり、お茶を入れたりするのには不自由しません。
 列車内での滞在は長いので、紅茶やコーヒー、日本茶などは持っていくと便利です。
 日本のような車内販売はほとんどありません。 ときどき、出来たてのピロシキ(ロシア風揚げパン)を売りに来るくらいです。



停車中の列車
 列車は1時間に1回くらいの割合で駅に停車します。たいていの場合、2〜3分間の停車です。
 ただし、数時間に1回、牽引している電気機関車の交換のため20分くらい停車します。その時乗客は列車を降りて、なまった体をほぐしたり、気分転換します。子どもたちは近くの草むらで花を摘んだりしていました。
 長距離列車は編成が長いため、端の方の車両はホームからはみ出し、写真のように線路端で気分転換します。
 列車のトイレは水洗式ですが、線路へのたれ流しです。そのため、駅に到着する少し前(10〜20分くらい前)になると、使用できないように車掌さんが施錠してしまいます。気をつけましょう・・・。


ホームでの買い出し
 長時間停車の駅では、地元のおばちゃんたちが出店を開いています。ここで列車内で食べる食料や水、お菓子などを買うことができます。
 たいていの場合、駅舎の周辺で店を開いているため、列車の端の車両に乗っている人は走って出店に向かいます。


アイスクリーム屋さん
 アイスクリームも売られています。ロシアのアイスクリームは濃厚でとてもおいしいです。
 ロシア人はアイスクリームが大好きで、必ずといっていいほどアイスクリームが売られています。真冬のマイナス気温の時でも食べるらしいです。
 ちなみにアイスクリームはロシア語で "МОРОЖЕНОЕ"(マロージュナヤ)といいます。
 "マロージュナヤ"という声が聞こえたらぜひ買ってみましょう・・・。


キヨスク
 駅のホームには、このようにガラス越しに商品を並べた小さな小屋(お店)もあります。このようなお店をロシア語で " キヨスク " (КИЮСК)といいます。どこかで聞いたことのある名前ですねぇ・・・。
 ロシアではこのようなキヨスクは一般的な販売形態で、駅のほか、街中でもよく見かけます。とても便利です。


車両点検中
 長時間停車のときは、保守員がハンマーで車輪などをたたいて点検して回ります。カーン、キーン といった澄んだ心地よい音が響き渡ります。
 深夜でも長時間停車の時は点検をしています。寝ている時この音が聞こえてくると、「旅をしているんだなぁ・・・」という感じがしてきます。


水を補給中
 長時間停車の時は、各車両に水の補給をします。
 ちなみに水タンクは天井裏にあり、水圧をつかってこの給水口から水を送り込みます。


シベリアの湿地帯を走り抜けます・・・
 シベリアの湿地帯を走っていきます。冬になればマイナス何十℃となり、カチカチに凍ることでしょう・・・。
 暖かくなるといっせいに緑が広がり、小さな花もたくさん咲いています。短い夏を満喫しているようにも見えます。
 列車の編成が長いので、後ろの車両に乗っていると、カーブのとき先頭車両が見えます。写真では伝わってきませんが、気分はまるで "世界の車窓から" です!!!


 真夏のシベリアは結構蒸し暑いです。列車には冷房がついているので快適です。しかし車両によっては壊れている場合もあります。
 ちなみに冬は石炭又は木材を使います。電気式の暖房ではありません。一見この方法は原始的にも思えますが、マイナス数十℃にもなるシベリアでは、もし暖房機器が壊れたりしたら人命にかかわるので、このような昔風の暖房方法になっているとのことでした。 あたりに生えている樹々を切って燃料にすることもできますし・・・。


シベリアの川のほとりも走り抜けます・・・
 水が見える風景はけっこういいものです。車窓からはときどき、このような小さな川を見ることができます。

 シベリア鉄道の列車内(コンパートメント、廊下、トイレ)は禁煙です。ただしデッキでは吸うことができます。みんなちゃんとマナーを守っていました。
 ロシア人はよく「タバコ1本ちょうだい」と言ってきます。別にお金が無いわけではありません・・・。タバコをもらったり、あげたりするのがロシアの習慣のようです。私はタバコを吸わないので「持ってない・・・」と言うと、とても悲しい表情を見せます・・・。タバコを吸う人は、ぜひ日本のタバコを持って行って、タバコ交換でコミュニケーションをとってみましょう・・・。


キロポスト
 線路端にはこのような「キロポスト」が1Kmごとに建っており、モスクワからの距離が書かれています。この写真でいえば、現在モスクワから6,554Km地点を走行中ということになります。
 ウラジオストックからだと、9,288-6,554= 2,734Km 走ったことになります。
 万一列車が故障や事故した場合に、現場の特定をしやすくするために建っているのだと思います。日本の高速道路にもありますよね。
 1Km間を走る秒数を計測すれば列車の時速も割り出せます。(約80〜120Km/hでした。)


もちろんシベリアの白樺林の中も走ります。
 シベリアのタイガ地帯の白樺林の中も走り抜けます。
 白樺林を走っている時、時々 ぐにゃっと曲がった白樺の樹を見かけます。(稲穂がたれ下がったような感じで。)
ロシア人が言うには、「冬の寒さに耐えられなかった弱い樹はあのように曲がる・・・」とのことでした。寒さに強いといわれる白樺の樹が耐えられないほど冬のシベリアは過酷なようです。
 でも、そんな冬のシベリア鉄道の旅もしてみたいものです・・・。


シベリアの小さな街
 こんな自然環境の厳しいシベリアにも人が住んでいます。生まれ育った土地は、なかなか離れられないのでしょう・・・。
 多くが木造の家ですが、どうみてもすき間風が入ってきそうな感じです。窓は二重窓ですが、サッシのような立派なものではないように見えます。
 各家の庭先には大量の暖炉用木材が積み上げられています。


対向からの列車
 乗っていると気付きますが、けっこう対向列車とすれ違います。シベリア鉄道というと「のどかな田舎の鉄道」というイメージをもちますが、実際は違います。頻繁に列車が走っています。そのほとんどが貨物列車です。大量の木材を積んだものや、石油を満載したタンク車、自動車や荷物を積んだ貨車、それに戦車や軍用車を積んだものまで・・・。
 貨車の大きさも日本のものよりはるかに大きく、編成もかなり長いです。湿地帯などの環境から大きな道路が作りにくいため、シベリア鉄道が唯一の大量輸送手段となっているようです。シベリア鉄道は "大動脈" です。


ロシア国鉄のマーク(?)
 ロシア国鉄のマークだと思います。列車の車体に描かれていました。
 ロシア人のイメージとして、大きな毛皮でできた帽子をかぶっているのを思い浮かべます。列車で知り合った現地の人の話では、「冬のシベリアではあのような帽子がないと脳に障害が出る・・・。シベリアの街を歩いていると、時々「おかしな人」をみかけることがあるが、あれは寒さで頭をやられたため・・・。」とのことでした。また「凍傷で足の指がない人もけっこういる・・・」とも話していました。


モンゴルからの線路と接続
 北朝鮮や北京からモンゴルを経由して延びている線路です。ここでシベリア鉄道と接続されます。(ウラン・ウデという街の近くで接続します。)
 その他にも、満州を経由してシベリア鉄道に接続する線路もあります。(チタという街近くで接続します。)


北極海が見えてきた!!!
 ウソです。 シベリア鉄道は北極海沿岸は走っていません。これはバイカル湖です。地図帳を開くとシベリアの真ん中に縦に長い湖をみつけることができます。シベリア鉄道はその南沿岸を走ります。湖といっても水平線が広がり、まるで海のようです。
バイカル湖のキャッチフレーズは、
 @世界で一番深い湖(1,637m)
 A世界で一番透明度のある湖
 B世界で唯一淡水に住むアザラシ(バイカルアザラシ)がいる などです。
 バイカル湖とその周辺の森林一帯は、1996年に世界遺産に登録されています。



イルクーツクに到着
 バイカル湖から少し離れたところにイルクーツクという街があります。ここで途中下車しました。丸4日間(3泊)列車内で過ごしたので、お風呂に入って汚れを落とすためです。この街で一泊し、再び列車に乗って、一気にモスクワを目指します。
写真はイルクーツクの駅舎です。
 ロシアは日本と同様に街中では英語は通じません。列車の車掌さんや警察官でも通じません。
でも困っているとすぐに多くの人が集まりいろいろ教えてくれます。とても親切です。ただしロシア語ですが・・・。
 ホテルや空港のカウンタでは英語は通じます。


シベリア鉄道のモニュメント
 イルクーツクの中を流れるアンガラ川の土手にシベリア鉄道のモニュメントがありました。しかし改修中でこんな感じでした。
 アンガラ川沿いには、ビール・カフェがたくさん並んでおり、みんな楽しくビールを飲んでいました。前回(11年前)の旅では見られなかった光景です。川のほとりで夕陽を見ながらくつろくと、とてもいい気分です。


 前回(1992年)ロシアを旅した時、モスクワなどの街中でウォッカのビンを持ってふらついている酔っ払いをよく見かけました。
でも今回はそのような人はまったく見かけませんでした。持っているとしたらミネラルウォータやジュースペットボトルでした。これは私が驚いたことの1つでした。


地球は青かった!!!
 アンガラ川の土手を歩いていると、"ガガーリン”(ロシア語表記:Ю А ГАГАРИН)と書かれたモニュメントを発見しました。これってもしかして、人類で初めて宇宙に行き 「地球は青かった!!!」 という有名な言葉を残したガガーリン大佐? と疑問をもちながら、とりあえず写真を撮りました。
 帰国後調べたところ、やはりあのガガーリン大佐でした。なぜここにモニュメントがあるかは不明です。(出身地?)

頭の上の少ない髪の毛がおちゃめです。


種類豊富なパン屋さん
 イルクーツクの市場の中にあるパン屋さんです。この市場では野菜、果物、肉、魚、ケーキ、花、お菓子・・・何でもありました。種類も豊富です。
 シベリア鉄道で食べる食料も買いました。もちろんキャビアも購入しました。


昔ながらの家
 イルクーツクを歩いていると、このような昔ながらの家が結構残っています。もちろん人が住んでいます。


ネコ発見
昔ながらの古い家を見ていたら、窓越しにネコが座っていました。なんか絵になる光景でしたので写真をとりました。もちろんこのネコは生きています。
 ロシア人はネコ好きが結構いるようです・・・。

イルクーツク ( ИРКУТСК / Irkutsk ) 〜 モスクワ ( МОСКВА / Moscow )


9号列車 ”バイカル号”
 イルクーツクからモスクワまでこの9号列車 愛称:バイカル号に乗って行きます。
 ”バイカル” とは、タタール語で 「豊かな湖」 という意味らしいです。
 車内ではバイカル湖を紹介したビデオや本、絵はがきなどを売っていました。


バイカル号の客車
 バイカル号の客車は、これまでの濃緑色の車体ではなく、全車両青色に塗られているものでした。バイカル湖の青をイメージしたものだと思います。車体には大きく ”バイカル(Байкал)"のロゴが描かれていてかっこよかったです。
車体も新しいもので快適でした。


バイカル号の車掌さん
 各車両ごとに必ず車掌さんがいます。終着駅までその車両の乗客のお世話をします。
 ここからモスクワまで片道3日かかるので、この車掌さんは往復すると 1週間くらいの出張 ということになります。


車内の電光盤
 バイカル号の車内には電光盤もありました。他の列車ではみたことがありません。この客車が新しいからでしょう・・・・。
 表示内容は左から、現時刻(モスクワ時間)、気温、車両の号車、トイレの使用中 となります。
 ロシアは各地で時差があるため、列車の発着表示はすべてモスクワ時間を使います。時刻表や駅の案内板、切符の表示もモスクワ時間です。ロシアは夏はサマータイムがあるため、旅行する時は時刻の計算に注意が必要です。


踏切
 踏切が閉まると同時に地面に貼られている鉄板もせり上がり、車の進入を防止します。
 シベリア鉄道は "大動脈" であるため事故などで止まってしまうと影響が大きいのでこのような仕組みがあるのかもしれません・・・。
 ちなみに、ほとんどの踏み切りには踏切番の人がいて、手動で操作していました。


ある停車駅で。
 長時間停車でみんな車外に出て気分転換したり買い物したりしています。
 モスクワに近づくにつれて乗客も増えてきました。といってもまだ数千Kmありますが・・・。
 ホームにあるキヨスクもより豊富な品数になってきました。


シベリアの夕暮れ
 白樺林のむこうに夕陽が沈みます。なかなか見られる光景ではありません・・・。


深夜の駅
 深夜の駅です。とっても静かです。時々駅の構内放送や列車点検の音が響きます。
 深夜の駅の光景を写真に撮りたくて、無理して起きて撮影しました。


夜明けの駅
 早朝の駅です。朝早いため、列車から降りてくる人はあまりいません。地元のおばちゃんの出店もありませんでした。


いよいよヨーロッパ!!!
 列車はウラル山脈をガンガン登っていきます。ウラル山脈って学校で習うだけで、まさかそこに来るとは思いませんでした・・・。
 ウラル山脈はアジアとヨーロッパの境界です。線路の脇にはその境界を示すモニュメントがあります。(キロポストで1,777Kmあたり。)
 モニュメントには 左がアジア 右がヨーロッパ の表記がロシア語で書かれています。旅行者はこれを撮るためにみんな窓側にカメラを構えます・・・。対向列車が来ないことを祈りながら・・・。


シリベリア鉄道の線路
 シベリア鉄道は全線複線化されています。また2002年には全線が電化されました。
 前回(1992年)は、いくつかの区間はまだ電化されておらず、その区間はディーゼル機関車が牽引していました。先頭に近い客車ではススで顔やシャツが薄汚れた思い出があります。
 乗りごこちも前回に比べかなりよくなっているような感じでした。前回はかなり揺れました。
 今回、いくつかの区間で線路の大規模な改修をしていました。線路を撤去し、土台を堀り起こしての大改修でした。そのため乗り心地もよくなったのかもしれません。


ロシア号
 ある駅でロシア号(1号列車)が止まっていました。モスクワとウラジオストックを6泊7日かけて一気に走り抜けます。
 車体全体がロシア国旗の色と同じように塗られていました。窓の上には ”ロシヤ(РОССИЯ)"のロゴが描かれています。ただ車体は古かったです。バイカル号の方かかなり立派でした。


ピョンヤン−モスクワ
 ある駅でハングル文字で書かれた列車を見つけました。地理的な条件から韓国の列車は来れないので、おそらく北朝鮮から来たものでしょう・・・。
 あとで知人にこのハングルを解読してもらったところ、「ピョンヤン」と書かれていることがわかりました。
 もし韓国と北朝鮮間に統一鉄道が開通すると、「プサン発モスクワ行き」のような列車も登場するのかもしれませんね・・・。


倉庫ではありません。
 列車に乗っていると、駅の近くには必ずといっていいほど写真のような建物を見ることができます。初めはじめは 倉庫かな と思っていました。しかしこれは自動車のガレージということがわかりました。ここに車を置いて列車に乗るのでしょう・・・。
 冬は寒いのでこのように屋根つきのガレージでないと、寒さのために動かなくなったり、凍ってドアが開かなくなるのかもしれません・・・。


モスクワに到着
 モスクワに到着しました。ユーラシア大陸 9,288Kmを完走した気分は最高です。

持って行くと便利なもの・・・
 果物ナイフ。 缶切り。 マグカップ。 ビタミンC入りお菓子(疲れがたまった時にどうぞ。) お菓子いろいろ。
紅茶/コーヒー/日本茶など。

 列車内の子どもたちと遊ぶのであれば、折り紙や「黒ひげ危機一髪」のような簡単なおもちゃがあると楽しめます。(多少荷物にはなりますが・・・。)


駅に設置してあるモニュメント
 駅の車止めのところに、シベリア鉄道のモニュメントが建っていました。上部には 0 (ゼロ)の表記がありました。ここが出発点という意味でしょう・・・。ちなみに裏側は 9,298 と表記されていました。終着点という意味でしょう・・・。
※シベリア鉄道は公称 9,288Km ですが、なぜここには 9,298 と表記されているのかは不明です。 ま、こんなに長い鉄道なので10Kmくらいは誤差ということにしておきましょう・・・。


ヤロスラブリ駅の駅舎
 モスクワには複数の駅があります。行先方面によって駅が違います。東方面はこのヤロスラブリ駅を使います。シベリア鉄道もここが発着駅となります。
 ロシア以外でもヨーロッパの大都市はたいてい複数の駅があり、行先方面によって駅が違ってきます。 これって旅行者にとっては結構不便なんですよねぇ・・・。
 でもよく考えれば、東京でも同じですよね。つまり、西方面へ行くには東京駅、北方面は上野駅、甲信越方面は新宿駅を使うことですし・・・。


ソ連時代のなごりを発見!!!
 ヤロスラブリ駅の駅舎のてっぺんにソ連時代のなごりである "СССР"の文字 とソ連のマークを発見しました。
 "СССР"は ソビエト連邦をロシア語表記しその各単語の頭文字をとったものです。"エス・エス・エス・エル”と発音します。(最後のエルは巻き舌で発音)
 ソ連のマークは、工業の象徴であるハンマーと農業の象徴であるカマを図案化したものです。
 かつてのソ連の国旗はこのマークと、革命で流された労働者の血の色”赤”で構成されていました。


冬のシベリア鉄道の写真を以下のリンク先に掲載しました。ご興味があればご参照ください。
※別ウィンドウで開きます。
冬のシベリア鉄道 Part.1
ウラジオストック→イルクーツク
Go!Go!キョロちゃん
「気温マイナス35℃!!!
真冬のシベリア鉄道でユーラシア大陸横断!!!」
Part.1
ウラジオストック→イルクーツク

冬のシベリア鉄道 Part.2
イルクーツク→モスクワ
Go!Go!キョロちゃん
「いよいよモスクワに到着!!!
真冬のシベリア鉄道でユーラシア大陸横断!!!」
Part.2
イルクーツク→モスクワ






赤の広場とクレムリン
 モスクワといえばやはりここでしょう!!!
ソ連時代、ここでおこなわれていた軍事パレードの映像をニュースで見たことがありますが、今はやっていないんですかねぇ・・・。
 左側にクレムリンの時計塔が見えます。毎時、大きな鐘の音が響きます。右側のドームは大統領府です。真ん中の低い建物は レーニン廟 です。つまり社会主義革命の父とよばれたレーニンのお墓です。
 薬剤処理で永久保存されたレーニンの遺体がこの中に安置してあります。一般公開されており、片手のこぶしをおなかに置いたレーニンを見ることができます。必見です。(無料です。)
 カメラ持込は一切不可ですので注意してください。

 クレムリンと赤の広場は、1990年に世界遺産に登録されています。


ヴァシーリー寺院とクレムリン
 右側ににょきにょき建っているのはヴァシーリー寺院です。中央がクレムリンの時計塔です。
 この絵はがきにもなりそうな光景は、宿泊した「ロシアホテル」の部屋からです。手配時にクレムリンが見える側の部屋をリクエストした甲斐がありました。
 クレムリンが見えない側の部屋より\3,000〜\5,000くらい高いだけです。それでも一泊\17,000程度です。


夜のヴァシーリー寺院とクレムリン
 ライトアップされた夜はこんな感じです。

赤の広場の由来・・・
 何で「赤の広場」とよばれるかといえば、社会主義で”赤”が好きだから・・・というのはウソです。
 ロシア語でのこの広場の名称を訳すと「美しい広場」となります。しかし「美しい」というロシア語は古語で「赤い」という意味があったようです。そのため、誰かが「赤の広場」と訳し間違え、それが世界に広がったようです・・・。(ちなみに英語では red square といいます。)
 由来はどうであれ、赤の広場とクレムリンを見ると、その名の通り「美しい!!!」と感じることができるでしょう・・・。


鐘の王様
 クレムリンの城壁の中へ入って見学することができます。城壁の中には大統領府をはじめいくつかの教会や寺院があります。当然ですが、大統領府など重要な建物には近づくことはできません・・・。
 見学スポットのひとつにこの「鐘の王様」という大きな金があります。


ホワイトハウス
 ロシアの国会議事堂で、通称はホワイトハウスと呼ばれています。クレムリンからは少し離れたモスクワ川沿いにあります。見学はできないようです。
 1993年10月、当時大統領だったエリツィンと対立する勢力がこの建物にたてこもりました。それに対してエリツィン大統領側は戦車で砲撃し、火災でこの白いビルがまっ黒になったのをTV二ユースで見ていました。(前回の旅行の1年後にこの事件があったので印象に残っています。)
 今ではその跡は残っていませんでした。


マトリョーシカ
 ロシアのお土産といえば、マトリョーシカでしょう・・・。木でできた人形の中に人形があり、その中にまた人形があり、その中にまた人形が・・・というようにたくさん入っています。
 伝統的な絵柄以外に、ロシア/ソ連の歴代大統領の絵柄や、人気キャラクターの絵柄などいろいろありました。


モスクワ川のクルージング
 モスクワの街中をぐにゃぐにゃ蛇行しながらモスクワ川が流れています。そのモスクワ川ではクルージングが楽しめます。のんびりと揺られてみましょう・・・。地元の "モスクビッチ" (モスクワの人たち) にも人気があるようです。
 写真中央の大きな建物は、外務省のビルです。かなり目立つ建物です。


カール・マルクス
 レーニンと並んで社会主義を作り上げた人です。下の方にはあの有名な言葉 「万国の労働者よ、団結せよ!」 の文字がロシア語で刻まれているのが見えます。
 頭や顔についたハトの糞が凋落を物語っているようにも見えました。


ボリショイ劇場
 あの世界的に有名なボリショイバレエの本拠地です。歴史を感じさせる建物です。
 夏の期間は世界巡業のため、ここでは公演はしていません・・・。世界中の観光客が訪れる夏期間に公演をしないのはどうかと思ったりもします・・・。
 ボリショイとはロシア語で「大きい」とか「優れた」などの意味があります。



エルミタージュ美術館
 ロシアの古都 サンクト・ペテルブルグにあるエルミタージュ美術館です。世界三大美術館(※)の1つとして有名です。一日では回りきれないほど大きく、またこの建物はロシア帝国時代の宮殿でもあったため、展示室自体もかなり豪華です。
 この サンクト・ペテルブルグは、ソ連時代はレニングラードと呼ばれていたので、日本人には、この名前の方がなじみがあるかもしれません。
ただし現地の人に”レニングラード”という言葉を使うとかなり嫌がられます。(革命の父と呼ばれた レーニン から由来した名前のためでしょう・・・。)

※ 世界三大美術館
・ルーブル美術館(パリ)
・メトロポリタン美術館(ニューヨーク)
・エルミタージュ美術館(サンクト・ペテルブルグ)


建都300年
 サンクト・ペテルブルグは2003年に建都300年を迎えました。そのためいろいろなイベントが開かれていました。
日本でもいろいろな番組やニュースの特集で取り上げられていました。

日本とロシアと大黒屋光太夫・・・
 江戸時代、大黒屋光太夫(だいこくや こうだゆう)という漁師が難波してカムチャツカに漂着。帰国の許可を求めるため、極寒のシベリアを渡り、当時首都だったここサンクト・ペテルブルグに到着。女帝エカテリーナ2世に直訴し、帰国を果たす。これがきっかけで日本とロシア間で通商が始まるきっかけとなりました・・・。

 この実話は 「おろしや国酔夢譚」 という映画にもなっています。 楽しい映画ではありませんが興味があればぜひどうぞ。


サンクト・ペテルブルグの夜
 サンクト・ペテルブルグはネバ川のほとりにあります。そのためとても美しい街です。
世界を席巻したロシア帝国の首都でもあるため、美しい建物もたくさんあります。
世界的に有名なキーロフ・バレイの本拠地でもあります。
 社会主義という暗い時代がなければ、この街はパリやウィーンなどと並んで有名になっていたかもしれません・・・。
 ロシア旅行の時は、ぜひこの街にも寄ってみてはいかがでしょうか・・・。
 エルミタージュ美術館を含めた一帯は、1990年に世界遺産に登録されています。


マリインスキー劇場
 世界的に有名なキーロフ・バレエ、キーロフ・オペラの本拠地です。モスクワのボリショイ・バレエよりもこちらの方が格が上と言われたりもしているようです。


白鳥の湖
 ここの公演のチケットはすぐに売り切れるため、簡単には手に入らないようです。が、偶然にもこの日の公演で空席がありました。しかもプログラムは、あの有名な「白鳥の湖」!!!。 観ることにしました。
 こんな有名な劇場で、こんな有名な演目を観られるのは、ある意味すごいことなのかもしれません・・・


マリインスキー劇場の客席
 客席はこんな感じです。ヨーロッパの文化の匂いが漂ってきます。写真左側はVIP席です。ステージを真正面に観ることができます。値段もかなり高いようです。



プラハ城とプラハ旧市街
 チェコ共和国の首都プラハです。芸術の街でもあります。
 この国出身のスメタナの「我が祖国」で始まり、ベートーベンの「第九」で締めくくる「プラハ音楽祭」は世界的にも有名です。
 近現代史では 「プラハの春」 という出来事が有名です。
 プラハ旧市街とプラハ城一帯は、1992年に世界遺産に登録されています。
※かつてはチェコスロバキアと呼ばれていましたが、1992年にチェコ共和国とスロバキア共和国に分離独立しました。


市庁前の広場
 まわりりには多くのビア・カフェがあり、大勢の人がビールを飲んでいました。チェコはビールがとても有名です。たくさんの種類のビールがあります。ぜひチェコのビールを飲んでみましょう・・・。マクドナルドでもビールが売られています。しかもコーラなどと同じ値段で。
 チェコのボヘミア南部にビール産地で有名な ブドワイゼ (Budweise) という街があります。世界的に有名なアメリカのビール「バドワイザー(Budweiser)」 の起源は、この ブドワイゼ という街とのことです。
 そういえば ブドワイゼ は英語風に読むと バドワイザ と読めますね。


天文時計
 市庁舎にある天文時計と呼ばれるからくり時計です。
毎時00分には、からくりが動きます。そのため、その間は観光客がどーっと集まってきます。


プラハ旧市内
 プラハはとても美しい街です。私が思い描いていた ”ヨーロッパ” のイメージどおりの街で、まるで おとぎの国 に来たようでもあります。
 前回(1992年)に訪れた時は、社会主義崩壊後1年くらいしかたっていなかったため、そんなに観光客はいませんでしたが、今回訪れてあまりにも多くの観光客が来ていたためびっくりしました。ある意味ではそれくらい魅力がある街なのかもしれません・・・。


うら道探検
 メインストリートは観光客であふれていますが、ちょっと裏道に入ると急に人が少なくなります。迷路のような街の路地を探検してみましょう。いろいろな発見があるはずです。
 プラハの街の石畳は有名です。ときどきこの街で撮影された自動車のTV-CMが流れているのを見ることがあります。


おしゃれなホテル
 プラハ滞在時に泊まったホテルです。おしゃれなホテルでした。旧市街の中心にあり、とても便利です。
 いくつかの街の建物には建設された年が彫られています。 1400年とか1500年とか1600年などのようなものがあちこちにあります。もちろん今でもちゃんと使われています。びっくりです。そのころの日本の光景を想像すると、やはり文明・文化の違いを感じてしまいます・・・。



ツークシュピッツェを目指す
 旅行中に、ドイツ最高峰ツークシュピッツェという山があることを知り、急きょ行くことにしました。
 プラハから寝台列車でドイツ・ミュンヘンに入り、そこからローカル線で約1時間走ると、ふもとの街 ガーミッシュ・パルテンキルヘン に着きます。ここから登山列車とロープウェーを使って頂上を目指します。
 山頂まで乗り物で行けるので登山ではありません・・・。



登山電車
 アプト式の登山電車で登っていきます。アプト式とは、線路の真ん中にもう1本凸凹のレールが敷いてあり、その凸凹レールに電車の歯車を噛ませて急な勾配を上り下りします。
 この山は冬はスキー場としてもでも有名なようです。登山列車の終着駅がスキー場になっています。もちろん夏は雪はありません。
 日本人スキーヤーも多いためか、案内板などにはドイツ語・英語それに日本語の表記がありました。


この山を電車が登ります
 信じられないかも知れませんが、この写真の山の山頂近くまでこの電車が登っていきます。途中からは山腹に掘られたトンネルを通っていくので景色は見れません。 


アプト式電車のレール
 2本のレールの間に凸凹のレールが敷かれています。ポイント(分岐)部分は複雑な構造をしています。


ドイツ最高峰 ツークシュピッツエ (2,962m)
 登山電車で2,600mまで登り、そこからロープウェーで一気に山頂へ向かいます。山頂には展望台やレストランがあります。実際の山頂はこの展望台があるところではなく、写真のところです。ただしそこに行くには多少危険です。勇気ある人はチャレンジしてみましょう。展望台から5分くらいです。
私は行きましたが、かなり恐かったです。


ハプニング発生!!!
 山の天候は急変します。ロープウェーで下り始めたら、みるみるうちに天候が急変。出発して1〜2分後には雲で視界がなくなり大風と大雨になりました。そしてゴンドラが急停止!!! 5分ぐらい閉じ込められました。その後、ゴンドラはゆっくりと山頂駅に戻りました。


ガーミッシュ・パルテンキルヘン
 ツークシュピッツェのふもとにある街 ガーミッシュ・パルテンキルヘンの宿です。ミュンヘンまで1時間くらいなので、ミュンヘンでの滞在も考えたのですが、大きな街は面白さにかけるので、この街に泊まることにしました。静かで落ち着ける街です。部屋からはツークシュピッツェも望めました。


ドイツの新幹線 ICE
 ドイツが誇る新幹線 ICE。
ミュンヘンからフランクフルト国際空港まで乗りました。立派な車体で内装もバツグンでした。
ただし、日本の新幹線のように専用の線路を走るのではなく、一般の線路を走るので、超高速というわけではありません・・・。


ベンツだらけ
 ドイツなので当然なのかもしれませんが、空港のタクシー乗り場のほとんどがベンツでした。なんか感激!!!
思わず写真を撮ってしまいました!!!


冬のシベリア鉄道の写真を以下のリンク先に掲載しました。ご興味があればご参照ください。
※別ウィンドウで開きます。
冬のシベリア鉄道 Part.1
ウラジオストック→イルクーツク
Go!Go!キョロちゃん
「気温マイナス35℃!!!
真冬のシベリア鉄道でユーラシア大陸横断!!!」
Part.1
ウラジオストック→イルクーツク

冬のシベリア鉄道 Part.2
イルクーツク→モスクワ
Go!Go!キョロちゃん
「いよいよモスクワに到着!!!
真冬のシベリア鉄道でユーラシア大陸横断!!!」
Part.2
イルクーツク→モスクワ




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