本日のカルチャー・クラブなもの(2001年2月分)


2001/02/28
リーバイスのCM情報を探してリーバイスのサイトを探したらそれらしいものを発見しました。なんと、ジーンズを着た人がカラオケを歌っているという動画のデータが、いくつもアップされていました。それもすごくたくさん。ちなみに「カーマは気まぐれ」が入っているのがどれかと言うと…わかりません(きっぱり)。56kbのモデムでデータを一つづつ見ていくのは厳しかったです。というわけで、リーバイスのサイトに「カーマは気まぐれ」バージョンはアップされているか、入っているならどこに入っているか。これ宿題ね。

Levi's(R) Jeans


2001/02/27
2/26の続き
大好きなカレー
シスコのディスコでDJのあと、ぼくはフロアに降りた。お客さんは喜んでくれたんだけど、音響システムがうるさくて、DJをやってる間無料マッサージを受けられたよ。そんなにベースがブンブンいって足ががたがたしたら、まずじっとなんてしてられないよ。バイアグラがいる奴なんているの?LAのダウンタウンのジャイアントって広いクラブでは、今までで一番のギグができたよ。ぼくは事態はよくなるばかりだと言いつづけたし、事実そうだ。ティム・カレーがファーマーズ・マーケットのパック詰めの肉売り場でうろついているのを見た。彼はフランクフルト・ソーセージでも探していたんだろうか。このような伝説を見る機会があるおかげで、LAは訪問する価値があると思う。そして、ぼくは歩いて行って「やあ!」って言わないといけなかったね。カレー氏は礼儀正しくて、チャーミングだった。ボウイみたいに、ぼくに影響を与えた人なんだ。でも、灰色の学生服から香水の世界に連れていってくれた人に、なんてお礼を言えばいいんだろう。

今週唯一きつかったのは、ユナイテッド航空。礼儀正しく、かつお客様に感じよくできてなかった。シカゴから乗ったとき、ペンを借りられるか聞いたんだ。するとそのバカたれは嘲笑って言ったんだ。「持っておりません。」って。ぼくは「何?じゃ、ペンは乗せてないの?」って言い返したよ。親切な紳士が立派なペンを渡してくれて感謝感謝だった。ユナイテッドはアメニティーを切りつめてるか、機内に押し込まれたマナーに過ぎないのか。


2001/02/26
2/25のコラムから。お題は2つでした。ネタ元は100% Boyから。

では、ぼくの個人的グラミー賞は…
今年のグラミー賞のホストをLAでやってる間、スタンダップ・コメディーができるMTVのビデオ・ジョッキーのジョン・スチュワートは本当に残りかすに飛びかかっていた。「バックステージでエミネムに会ったよ。あいつはホントにゲイだね。ぼくとエルトン・ジョンがNFLを見てて、彼は自家製のオードブルを持ち込んだんだ。で、ぼくたちが食べなかったから、ホントにがっかりしてた。」OK、ぼくはそれで笑ったよ。で、そのゲイなジョークが続いて、エルトンとエミネムがデュエットするなんて最大のゲイ・ジョークに行き着くんだ。

エミネムは前にベスト・ラップ・アルバム賞を取り上げて言った。「ぼくのアルバムそのものを見てくれたことに感謝するよ。で、そうじゃない奴には感謝しないよ。」でも、「ぼくの変ないじわるや、歌詞を許して。」って言うほうがまだましだったろうね。残念ながらうわさのデュエットを見逃したんだけど、ショッキングだったって聞いてる。

ぼくにとってのグラミーはジル・スコットがモビィやブルー・マン・グループとゴスペルを歌ったことだ。ジャスティン・ティンバーレイク(ぼくと結婚して!)が素敵な赤いレザーをきて天使みたいに歌ったのは、ため息が出るほど忘れられない。また、彼のバンド仲間のJCチェイヴス(ぼくと結婚して!)が同じくらいきれいに(でも新しいスタイリストが必要)歌ってたのもね。ぼくの目には彼らは作られたボーイ・バンドの中では一番だね。だってちゃんと音程が保ってたから。

ジョニ・ミッチェルはイッセイ・ミヤケのプリーツドレスを着て光ってた。賞を渡すときも金の聞いたジョークを飛ばしてたよ。「この賞は偉大なるジャズの伝説のコルトレーンに。あなたのことよ。」「希望的観測でしょ、きっと。」

いうまでもなく、ナイスなアイルランドの男達は蓄音機のトロフィーに値しなかった。単にラリー・ミュレンがドラムなために。ミュレンはハンサムな奴になったが、まだラリー・"マトン"じゃない。彼を見たとき歌わずにはいられなかったよ。「何年もずっとふくれてるのかい?」って。出、ぼくはハゲコウヅルの飾りのついたピンクのチュチュで背中にプラスチックの十字架をつけて、レッドスクエアを踊った。

ドラッグと言えば、メイシー・グレーはステージに向かって歩いていくとき、自分のの席にあう70年代スタイルの毛皮コートを手に入れてもらった。で、ちょっとしたいざこざの後、彼女はそれを床に置かないといけなくなった。それが本物なら、彼女はふさわしいものを手にしたことになるね。そのコートが逃げ出して、NYの下水道でねずみと住んでたりして。

(続く)


2001/02/25
Official Culture Club Websiteの掲示板に出てましたが、今USではリーバイスのCMで「カーマは気まぐれ」が使われているそうです。カルチャー・クラブ本人が出ている形ではないようですが、出演者たちが「カーマは気まぐれ」を歌っているそうです。それも数パターンのバージョンがあるみたいです。よく流れているみたいで、何人もの人から「見た見た」という報告が寄せられてます。日本でもNECのCMで使われてたし、いいものはみんなが認めるところなのね。


2001/02/24
100% Boyを見てびっくり。USの東部時間で2/23の18:45からボーイ・ジョージのチャットがあったそうです。全然知らなかった!サイトを見たけれど、もう質問は送れなくなってました。残念。ログは残ってましたので、お楽しみください。
ちなみに以下のようなことを言ってました。

「なんでEssential Mixに『イパネマの娘』が入ってるの?ブラジルのポップミュージックは好き?」
「何でも好き。『イパネマの娘』はセクシーで、変で、ホモっぽいバージョンで入れたつもり。いいよ。」
「コンピューターは持ってるの?」
「時々やるけど、退屈だね。ゲイ・チャットは特に。インターネットには困ってるけど、時々やってるんだ。」
「今まで行ったところでどこが好き?」
「難しい質問だけど、日本かな。綺麗だしね。でも、ネパールのポカラは息を飲んでしまうよ。行って泣いちゃった唯一の場所だね。」

USA TODAYのボーイ・ジョージのチャット・ログ


2001/02/23
Official Culture Club Websiteの掲示板にチャズからの書き込みがありました。2/15のマイキーの誕生日にお祝いの書き込みがあったのを受けて、「マイキーに読んでもらえるように、ここのお祝いメッセージを彼のケータイに送ろうと思う。」という趣旨が書いてありました。この掲示板ではマイキーへのお祝いメッセージのトピックが4つくらい出来てたので、チャズが全部マイキーに送ってくれたかどうかちょっと心配なところがありますが、私もみなさんからいただいたメッセージを英訳して載せておいたので、マイキーに読んでもらえてる可能性ありです。


2001/02/22
今日(現地時間2/21)はグラミー賞の日だったので、カルチャー・クラブのグラミー賞ネタなど。

既に知っている方も多いでしょうが、カルチャー・クラブがグラミー賞の最優秀新人賞(Best Newcomer)をとったときのボーイ・ジョージのコメントは次のとおり。
'Thank you, America, you have taste, style, and you know a good drag queen when you see one.'(Take It Like A Manより。)
適当に訳すとこんな感じですかね。
「アメリカよ、ありがとう。君たちは自分達の趣味もスタイルも、もう持ってる。そしていいドラッグ・クイーンに会って、それも知ることになるんだ。」
ちなみに、この後ジョージは投げキスをしたとか。


2001/02/21
最近The Devil In..のサイトにニュースサイトがリンクされています。(内容の保証はないそうですが。)そこをたどったら、Wall of Soundのサイトに昨日リリースになったボーイ・ジョージのEssential Mixの批評が載っていました。なかなか好評でした。ざっくり説明すると以下のとおり。

カルチャークラブ解散後、ボーイ・ジョージはロンドンのクラブシーンに戻った。その後クラブ・カルチャーで彼は名を成し、DJとしてミックスCDを出してきた。今Essential Mixを引っさげてUSデビューを果たした。DJの彼はファンクやジャズの影響を受けてインスピレーションを保っている。Essential Mixはファンキーな「イパネマの娘」やスパイス・アンド・ダイス・リミックスで美しく優しいボーイ・ジョージのボーカルのSee Thruが入っている。そして、ゆっくり都会的なダンスミュージックに変わるのだ。痛い目にあいつつも、めげないボーイ・ジョージは80'sのニュー・ロマンティックスから、00'sのダンスにうまくシフトした。今回彼は満足してバックシートに座るのだ。


2001/02/20
The Devil In..のサイトから。本日発売のボーイ・ジョージのEssential MixのCDをプレゼントしてくれるサイトがあるそうです。London-Sire RecordsとBostonのクラブが手を組んでやってるみたいです。応募のフォームをチェックしたら、海外からも応募ができるそうです。ただもらいのチャンス!
ちなみに、ボーイ・ジョージはただ今USでDJツアー中ですが、USでDJとしてツアーをするのは初めてだそうです。

2/18の補足:NYとSFのサイン会はDJとサイン会のイベントだそうです。2/28はまだ間に合う!お近くの方は行ってみてください。


2001/02/19
2/18のコラムから。お題は2つでした。ネタ元は100% Boyから。今回はタイトルも入れてみました。

アメリカはダンスの神様を起こす
机の上の標語には「我々は法外なサービスをします。」とある。うーん彼らは「法外な」の部分を正しくとらえてはいるけど、「ぞっとする」とか「無礼な」って意味を加えるのを忘れてるね。ずっと飛行機に乗ってきたけど、LA-ラスベガス間のシャトル便のサウスウェスト航空ほど一人よがりな航空会社には会ったことがないと思うよ。
ぼくたちは少なくとも30分前には着いたのに(それで十分と言われてたんだ)、その大半を長い行列で待たないといけなかったんだ。その間怠け者がデスクを仕切ってたんだ。
最終的にめがねの女性がぼくたちを別のデスクに呼んで、言ったんだ。「飛行機が出そうだから荷物は次の便に乗せられます。」
ぼくはデビューDJを深夜のラスベガスでやったんだけど、自分のレコードをなくす危険をおかすなんて考えられないから、安全のために全部機内に引きずっていったよ。
ぼくのギグはロスト・ウェッジズのでやった。ピラミッドの形のルクソールホテルにあるんだ。正直心配だった。どんなクラバーがバレンタインの夜にこんなところに来る?ぼくはカップルでいっぱいかもしれないと警告されたし、彼らがぼくの深くて民族的で進歩的なリズムにどう反応するか分からなかった。
驚き、かつうれしかったことにはそこがいっぱいで、みんなすごくイギリスっぽくみえたんだ。アメリカは結局はダンスミュージックにあわせて目覚めようとしてるみたいだね。
ダンスミュージックがここではじけてない理由の一つはみんなが21までクラブに行けなくて、クラブやバーに入るにはIDが必要なせいだね。もちろん偽のIDを買えるし、たくさんの人がやってるのも知ってる。でもおかげで若者文化がダンスミュージックを見つけることを止めてしまうんだよね。
USのDJやダンスマガジンにはイギリスのDJの流入に仕事を取られたって文句を言ってるところもある。でも忘れないで。デヴィッド・モレイルやダニー・テナグリアなんかはヨーロッパで大変尊敬されてて、すごい稼いでるんだよ。ポール・オークンフォールドは25万枚以上のDJミックス・コンピレーションアルバムを売って、USでの評価を確立すべく6ヶ月前にこっちに移ってきたんだ。
アメリカでDJをするのは土曜の夜のM1に出るのとかなり違う。どこの街も違う国みたいでほんとにスタミナがいるんだ。

奇妙なカップル
アメリカの誰もが、来週のグラミー賞でエルトン・ジョンがホモ嫌いのラッパーのエミネムとデュエットをすることを決めたことに、ぶーぶー言ってる。大きな問題は何を歌うんだろうってこと。ぼくにはいくつか提案があるんだけど、この記事に彼らはすごく無礼なんじゃないかな。Don't Go Breaking My Heartなんかいい選択だけどな。
ゲイのグループはその式を見張る予定だけど、こんなのはエミネムのレコード売上げに貢献するだけじゃないかって思うんだ。エルトンとデュエットするってことはエミネムが「ゲイOK」ということなのだろうか。それともエルトンはぼく達の知らないことを知ってるのか。エルトンがドラマで成功してて、このヘンなカップリングがグラミー賞にスパイスを与えている(ぼくの趣味からはいつもずれてるけど)のは周知のことだけどね。
エルトンは単に作品にでかくて古いピンク・パンサーを入れようとしているだけなのか、皮肉なマーケティングの道具なのか、はたまた単に「自分の友だちやエミネムを身近におく」事例に過ぎないのか。


2001/02/18
The Devil In...のサイトを見たらボーイ・ジョージがUSの2つのレコード屋でサイン会をするそうです。Essential Mixを買った人にサインしてくれるそうです。やっぱり行列ができてるかしらね。で、場所をチェックしたら一つは2/28の18:00からNYのHMV(34th St.エンパイア・ステートビルの近く)ですが、もう一つは2/19の23:00(!)サンフランシスコのヴァージン・メガストアだそうです。契約破棄したわりには使うのね。ジョージってば割り切ってる。


2001/02/17
BBCのサイトにカルチャー・クラブとレコード会社との交渉の話が載っていました。マネージャーのトニー・ゴードンが「クリサリスなどのレコード会社と交渉中」と語ってました。よく考えたらGlobal Cultureのニュースページ(和訳はここ)でも10/28の時点でワーナーやクリサリスと話が進んでるという記載がありました。今にしてみれば納得。


2001/02/16
今日もOfficial Culture Club Websiteの掲示板に書いてあったネタ。2/14にボーイ・ジョージがCraig Kilbourn showというTV番組に出演したそうだ。TVのジョージはチョーいけてたそうだ。彼はカルチャー・クラブでお気に入りの歌はタイムであること、11月に上演予定のミュージカルのこと、それからカルチャー・クラブにはもっと宣伝が必要なことなどを語ったそうだ。
また、グラミー賞のステージでエミネムとエルトン・ジョンが一緒に歌うことについても冗談を飛ばしてたそうだ。「彼らは"Don't Let Your Son Go Down On Me!" を歌うつもりなんだって」と。…ジョージごめん、私にはあなたの冗談の意味がわからないの。誰か解説して!


2001/02/15
今日はやっぱり一言。
Happy Birthday, Mikey!!
Official Culture Club Websiteの掲示板にもいただいたメッセージの英訳を載せておきました。(Happy Birthday Mikey from Japanというタイトルで入れてあります。)ちなみに訳したのは私です。ヘンな英語でも怒らないでくださいまし。これでマイキーが読んでくれれば、万万歳なんだけどな。さすがにお祝いを言いたい人が多いのか、オフィシャルサイトではマイキーへのバースディメッセージの書き込みがわかっただけでも3つ出来てました。
それから、オフィシャルサイトの私の書き込みに、このサイトの掲示板にも書いてくれたCHIEさんがレスを付けてます。こちらもあわせてチェックしてみてください。


2001/02/14
80年代のカルチャー・クラブが全盛だったときに「8ビートギャグ」というマンガがあった。と言っても、当時音楽雑誌を買っていなかった私はボーイ・ジョージが登場しているマンガがあると言ううわさは聞いてたものの、そのタイトルすら知らなかった。つい最近になって、タイトルがわかったのである。そして、その「8ビートギャグ」でジョージがどんな顔で出てるかを知ったのはごくごく最近である。(一応綺麗に書いてくれてた。)でも、彼がこのマンガでどういういじられ方をしていたかは、まだよく知らないのであった…

kimama 8beat(トップページはここ)


2001/02/13
The Devil In...のダウンロード・サービスにABBA Maniaという番組にカルチャー・クラブが出演したときの様子が出てました。Voulez-Vousという曲を歌ってました。カルチャー・クラブの曲でもなく、ボーイ・ジョージの曲でもなさそうな曲でした。(やっぱりアバの曲と考えた方が順当かしら。)ファイル・サイズが小さいものと大きいものが用意されてます。小さいファイルの方は音はもちろん問題なしですが、画像がコマ送りでちょっと笑えます。最後に司会の女性とジョージがあいさつのキスをするんですが、次の瞬間別れてて…ミョーに淡白なジョージがおかしいです。


2001/02/12
2/11のコラムから。お題は2つでした。ネタ元は100% Boyから。
一つ目
さまざまな性別の人が自分の体やお尻を公共の場でむき出しにする権利を主張しているが、いささか「フルーツケーキ」のようだ。チャンネル4のThe Other Sideのドキュメンタリーで裸の抗議の特集を見たが、この国、この世界は母なる自然が作り出した最高のファッションに非常に厳しい問題を抱えていると思わずにはいられなかった。
今は亡きパフォーマンス・アーティストでデザイナーのレイ・ボウリーは自分の一番好きな生地は自分の肌だと言った。大胆にもヴィンセント・ベセルというひげの男が挑戦に応じた。彼は自分の裸体をさらして、ヴィクトリア調の街灯から引きずりおろされて逮捕された。
ヴィンセントは目の保養になるようないい体をしてるといわれたはずだ。でも、仲間の抗議者は武器もなく、キリストのような体格もしていなかった。率直に言って我々の多くは遺憾な点が少々あっても、ずっとよく見えるものだ。でも強制されたと感じるならば、ぼくはあらゆる人の脱ぐ権利を支持するよ。ヴィンセントが声高に論理的に主張したように。「我々はあるがままの姿のために逮捕された。裸の体は美の作品なのだ。」
彼は正しい。ロンドンにあるたくさんの裸の像を見よ。裸はずっと美と力の産物なのだ。ファッション界ではミリタリー・シックが戻ってきていることが言われており、我々には清潔革命を試みるファッション界の悲しい企てに対し、反革命が必要なのは明らかなのだ。
ヴィンセントのお尻はファッションの兵隊とは関係ない。だけど、彼の叫ぶ様は大いに主張している。誤解しないで。ぼくはまだおしゃれ中毒で、服なしじゃ生きていけない。でも、ファッションや音楽が生気をなくすと、彼の反ファッションの反乱が景気づけになりうるんだ。我々はひどく自己満足の時間をすごし、ヴィンセントたちが警察の車に引きずっていかれるのを見るのは、すごくせいせいするのだ。もっと大切なのは彼は悪い奴じゃなさそうだということ。脳細胞は擦り切れてるかもしれないけれど、彼の無邪気な目を見たら、好きにならずにはいられないだろう。人の体は素晴らしい産物ということには賛同するが、中には人よりよく出来てる人もいる。そして多少大きいので、ぼくはイタリアの仕立て屋や箱型の肩にこだわるのだろう。もしヴィンセントたちが自分達の生活を捨てたいなら、おもしろい。彼らに加わるつもりはないが、喜んで誕生日の服で自分の家を訪問して、車のクラクションを鳴らすよ。出てけって。

2つ目。
今週の超おいしいゴシップはカール・コックスという有名なDJからのもの。あるジャーナリストが、ぼくやブランドン・ブロックがデヴィッド・ベッカムにDJのレッスンをしてるとしゃべってるのを聞いたんだって。悲しいことに違うんだな。ベックスが助けを求めてくれば喜んでやるよ。彼がブーツをかけたときは、交替の準備ができてるときだってずっと言われてきた。明らかに彼はダンスミュージックに注目し、ポッシュのレコードはかけないと約束している。でも保証するよ。無慈悲なエージェントやプロモーターには不足しないだろう。でも、彼はどん底からでも這い上がって稼ぐさ。ぼくはいいクラブで彼とまわったり、彼を仕込んだりしてうれしいよ。プロの目で言えば、彼が曲を書くだけでなく、レコードをまわせば、彼を止めるものはないよ。DJ作曲家なんて名前はどう?


2001/02/11
既にご存知の方も多いかもしれませんが、Cyber Chameleonにカルチャー・クラブやボーイ・ジョージが写った各国の雑誌が紹介されてました。日本からも19点紹介されてます。(1点は日本じゃない気がするんですが…)大半はミュージック・ライフをはじめとする音楽雑誌の表紙でした。表紙を読むと雑誌に登場するミュージシャンはカルチャー・クラブ、デュラン・デュラン、カジャ・グーグーなどなど。80年代してます。


2001/02/11
The Devil In...にカルチャー・クラブとヴァージンとの契約の話が載ってました。それによると、契約を切ったのはヴァージンではなく、カルチャー・クラブだったそうです。それも1年も前のことで、秘密にしてたとのこと。USで"Don't Mind If I Do"がリリースされない主な理由はこのためだそうです。
うーん、事の真相がなんであれ、カルチャー・クラブとヴァージンの間に契約がなくなったのは残念ながら確かみたいです(私の解釈が正しければ)。でも考えようによっては、レコード会社との契約がなくても、結構活動できるってことね。USのツアーもやったし。ファンとしては解散しなければOKということにしときましょう。


2001/02/08
1/31のこのコーナーでボーイ・ジョージがラジオ・タイムズのインタビューに答えたということを書きました。そのときは化粧品のCMに出てもいいという話だけでしたが、Official Culture Club Websiteの掲示板にありがたくもUK以外の人のために転載してくれた方がいました。(Thanks Chinny!)ちょっと読んでみましたが、おもしろくって思わず笑っちゃいました。いくつか紹介します。

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最近おもしろいと思うTVは?
アリー・マクビール(アリーMy Love)。アメリカのコメディーは良くないけど、これはよく出来てておもしろい。

あなたの人生を映画化するのに、ジョージ役は誰がいい?
ジョナサン・リズメイヤーがいいって言う人がいるけど、彼は気が利かなすぎ。ぼくは絶対そんなやつじゃない。ぼくはがっちりしてて、胸毛が生えた奴なんだよ。

歌手やDJをしてなかったら今何をやってる?
ファッションとか、PR活動とか、レコード会社でA&R(意味不明)をしてるだろうね。

自分の中で一番変えたいのはどこ?
長い足と短い胴が欲しいね。それから体重も4ストーン減らしたいな。

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4ストーンを調べました。1ストーン約6.35キロでした。つまり約25.4キロってこと。ジョージ、あなた一体何キロあるの?!

(keraさんからの補足)
レコード会社の A&R ですが、これは【Artists & Repertoire】の略で、レコード会社としての所属アーティスト管理・楽曲管理を指します。自社が抱えるアーティストと著作権使用に関する、まぁ役所みたいな部門だと思えばいいってとこでしょうか。因みに、他のレコード会社のアーティストが余所で仕事したりする場合も、この A&R の人たちを通して契約内容等が詰められます。


2001/02/07
Official Culture Club Websiteの掲示板を見たらチャズが久々に書き込んでました。2/3が彼の誕生日だったそうです。でもお祝いしてもらえなかったって言ってました。
それからしばらく書き込みが出来なかったのは、忙しかったからだそうです。マイキーと一緒に仕事をしてたとのことです。(私の解釈が正しければ、曲を作ってたみたい。)何をやってたかは近いうちに教えてくれるとか。
カルチャー・クラブってボーイ・ジョージの活躍が目立つけど、他のメンバーもちゃんと活動してるのよね。ちょっと安心。


2001/02/06
昨日の続き
一つ目のコラム
80年代半ばにぼくのお気に入りのポップ・グループのザ・スミスのリード・シンガーのモリッシーとひどい出会い方をした。ぼくたちはフランスの同じレーベルと契約しており、そのレーベルのボスは「君はきっと彼を気に入るよ。」と言った。
アフタヌーン・ティーが古風なパリジャン・ホテルであったんだけど、ぼくはたたき切ってやったんだ。これはモリッシーがぼくを外見で嫌ってることからきてるんだ。最後にはしゃべりまくって、ぼくが見えなくなるくらい派手なカーペットを要求したんだ。後になって彼がぼくを威張ってるって言ってるのを聞いた。だから、「ごめんね、こんなやつで」って返事しといたよ。もっと子供っぽかったら、家に帰ってザ・スミスのレコードを燃やしてモリッシーの写真を壁からはがしてただろうね。でもぼくは彼のソロレコードを買いつづけてる。人の芸術性に敬意を払えるくらいには、ぼくは賢明なんだ。
それで、ジャーナリストで作家のトニー・パーソンズのことを思い出した。ジョージ・マイケルがトイレで捕まるまえに、彼はタブロイドにぼくに関するひどい記事を書いたんだ。彼の心は冷凍庫の中にあるんじゃないかな。
でも気がつくと彼の本をヒースローで買ってたりするんだ。恐ろしいことにその本を置くことができなかったし、パーソンズ氏が広い心の持ち主だって分かってびっくりしたよ。
「気にしてないよ」って言うときはいつでも苦悩してる。気にするってのは健全な選択肢に過ぎない。ジョージマイケルも歌ってた。「君がぼくを好きにならないとしても、好きになるよう仕向けるなんてぼくにはできない」って。君が惜しみなく愛を与えた人が優しい反応をしないからって、自分の心を「氷のフリジデール」で満たさなくちゃいけないわけじゃないんだ。
長いことトニー・パーソンズを嫌ってたけど、実生活に基づいた彼の本を読んで、彼がぼくの生活を言葉のチェーンソーで裂いたとき、苦しんでたんだってわかった。もちろんぼくも自分の苦しみを人に転嫁したりしてるけど。自分のしてることに気がついたら、口を開ける前に考えてね。


2001/02/05
2/4のコラムから。お題は2つでした。ネタ元は100% Boyから。
今日は都合により2つ目から。
さらに些細なことを。
水曜日の夜コヴェント・ガーデンのティールームの改装オープンを見た。ぼくはもちろんそこにいたわけなんだけど、マコーレ・カルキンもそこにいた。まだ10歳くらいに見えた。フィリップ・サロン率いるクラブのヘンなメンツのレノックス・ルイスやナスティ・ニックもいた。
胸の大きいプリンセスと言う(性別的には怪しい)歌姫がストレートの男の子を追い回してファッション学生をお持ち帰りした。このごろの問題はだれも彼らの正体を知らないと言うことだ。そんなわけでぼくは同化することを恐れるんだ。ヘテロセクシャル(異性愛)のハードコアをぼくにくれよ。
流行が戻ってきてるらしいというのは、いい知らせだね。レイ・ボウリー・タイプの顔で醜さ最大限のメイクをした気色悪いやつらを見たよ。
パンクもたくさんいた。安全ピンやジャケットやTシャツにスローガンを自分でスプレーしたのが。これは高級デザイナー・レーベルが出てくるというぼくの予測が早まってるっていう意味だ。決して早すぎることはないね。


2001/02/04
NHKラジオ第2の「やさしいビジネス英語」を聞いていたら"Don't mind if I do"のフレーズが。直訳したら「私がやっても気にしないで」だなと思っていたところ、ものを勧められたときに「いただくことにします」って意味で使うらしい。けっこうへりくだった響きがあると思うけど、これからは英語でものを勧められたときは、カルチャー・クラブのアルバムタイトルを言えばいいってことよね。でも、間違えて"Kissing to be clever"って言ったら「こいつ私に気があるんじゃ…」と誤解されたり、"House on fire"って答えたら「家が火事?!」って勘違いされたりするかもしれないので(絶対されないって!)、注意が必要。


2001/02/03
今日上書きできるビデオを探してて発見してしまった。自分でも録画した記憶が全くないのだけれど、10年位前に放送されたフジテレビのヒットスタジオ(と言っても「夜のヒットスタジオ」とは別番組)が出てきたのだ。司会の一人が服部まこで日本の番組なのにロンドンからの放送で、その大半が英語という変わったやつだったが、ゲストの一人がボーイ・ジョージだった!ジーザス・ラヴズ・ユーとしての出演で、Generations Of Loveを歌っていた。ちょうどジーザス・ラヴズ・ユーを始めたばかりのようで「今後の彼に期待」などという字幕も出ていた。でも、一番びっくりだったのは、歌が口パクじゃなかったこと。Generations Of Loveはそんなに聞いてないのでちょっと自信がないのだが、たぶん間違いなくちゃんと歌っていた。歌はやっぱりうまかった。
ちょうどインドに凝っていた時代らしく、衣装もインドっぽいもので、両手を正面で合わせるあいさつもしていた。メイクもナチュラルメイクでファンが見たら「カワイイ!」と言いたくなることうけあいだった。
こんな番組にジョージが出ていたなんて聞いたことがなかったので、録画した本人のくせにびっくりしている。


2001/02/02
2/15がマイキーの誕生日なので、ここのサイトではメッセージ募集をしてますが(書き込みよろしく)、Cyber Chameleonのトップページでもマイキーの誕生日をお祝いしてました。私のサイト以外でもお祝いしてくれるところがあってうれしいわ。


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