本日のカルチャー・クラブなもの(2001年1月分)


2001/01/31
Yahoo!のニュースにボーイ・ジョージの記事が載ってました。ラジオ・タイムズのインタビューに答えて、「そこで化粧品のキャンペーンをやってもいい」と言ったとか。彼によれば「25年も化粧してきたから」とのこと。ちなみにマックス・ファクターがお気に入りらしい。ジョージっていくつになっても、言ってくれるよね。人の目が点になることをぬけぬけと言うところって、80年代からほんとに変わってないわ。化粧品会社からオファーが来ても、来なくても、彼のコメントが聞きたいよね。

Yahoo!のニュース


2001/01/30
カルチャー・クラブの歌が使われてるってことで「ウェディング・シンガー」は結構有名ですが(でも私は最近知った)、「ロミー&ミッシェル」という映画でもカルチャークラブが使われてるそうです。「ウェディング・シンガー」は「君は完璧さ」が使われていましたが、こちらで使われてるのは「カーマは気まぐれ」だそうです。うーん、こんな映画があるということすら知らなかったよ。

ロミー&ミッシェル(トップページはココ)


2001/01/29
1/28のコラムから。お題は3つでした。ネタ元は100% Boyから。

一つ目
信じられないことが、(今は亡きデザイナーでパフォーマンス・アーティストでミュージシャンで変な人の)レイ・ボウリーにささぐ夕べで起きたんだ。ソーホーのマダム・ジョジョズでいろんな人が故人を偲んだんだ。その日の様子はフランスのTVドキュメンタリーに撮影されて、あらゆる女装や男装をした人やファッション中毒の人を撮る約束をした。
ステージでは"avant no regard(故人に敬意を払わないの意?)"な奴がレイにささぐとして、歌ったり(吠えたり?)、詩を読んだり、踊ったり、何もしなかったり。セレス・ウィン・エヴァンスはスピーカーからトイレの水が流れる音が聞こえたら、ステージでよろめいて倒れちゃったよ。で、金きり声のおしゃべりの間にステージから運ばれていった。ポルノスターのアイバン・ショーは脱がずに詩を読んだ。リチャード・ギアみたいにおびえて見えた。
その日のハイライトはレス・チャイルドの詩だった。ぼくにとって一番誠実なひとときで、元気をもらった。(この場にいたら)レイも楽しんだことだろう。「悲劇的になればなるほどいい」って言ったことだろう。トップを取ったのは司会をしたステラ・ステインだった。
人込みの中にマット・ルーカス、別名ジョージ・ドーズ、ファッション・デザイナーのマイケル・コスティフ、映画監督のジョナサン・ハービーを見つけた。映画やミュージカル、ドキュメンタリーに関しては今年はレイにとって大きな年だろう。知らない人もじきに覚えるよ。レイも雲の上で笑ってるだろうね。

二つ目
次に食べ物をたかるドラッグ・クイーンや変なかわいい子とタイタニックバーに向かうのはひどかった。気がついたら男の子や女の子、女の格好をした男の子とキスしてた。学校で遊んでるみたいだったけど面白かった。ドラッグ・クイーンの友人のロフティは酔ってマネージャーを侮辱した。マネージャーに丁寧にこう言われたのだ。「こちらにいらっしゃってもかまいませんが、お友達の方が…」ぼくたちはチャイナ・ホワイトに向かったけど、混んでたから、一人で抜けてハムステッドに戻ったよ。
木曜日はセラピーの日なんだ。よく寝ておきたかったしね。セラピーを受けるって言うと「何で」って聞かれる。説明するのは意味がないよ。ほとんどの人が必要なんだけどね。
10代のころにセラピーを受けていればよかったよ。母を苦痛から助けてあげたり、自分もエネルギーが貯えられたのに。多くの人がセラピーに熱中してそっちに気が向いてるけど、遅くてもやらないよりはいいよ。

三つ目
トレードマークの展示を見に行った。トレードマークはロンドンのゲイ・シーンでは有名なポップアートの作家なんだ。ちょっとウォーホールっぽいけど、全部手書きなんだ。
何ヵ月か前に彼の作品を買った。それが展示作品に入ってて「ボーイ・ジョージ・コレクションより」とあって、誇らしい気分になった。


2001/01/28
来月ボーイ・ジョージのEssential Mixがリリースされますが、リリース元のLondon-Sire Recordsのサイトに情報がいろいろ載ってました。1/14にこのコーナーで紹介したプレス・リリースや、2月からUSで行われるDJのツアー・スケジュールなどが載ってます。また今後はサンプル音源も提供してくれるようです。(現在は準備中らしく、聞けませんでした。)なかなか充実の内容で楽しめます。

London-Sire Recordsのボーイ・ジョージのコーナー


2001/01/27
VH1のBehind The Musicのサイトを見てて偶然見つけてしまったのですが、2/14の水曜日に再放送をするそうです。ときどき思い出したように再放送してるのかしら。あ、でも日本じゃ見れない…
ちなみにこの番組でボーイ・ジョージはインタビューを受けてるのですが、「残酷で、痛烈な出来事」というコメントがDon't Mind If I Doのライナー・ノーツに出てました。過去の大変なときをいろいろ聞かれたから、きっと本人は辛かったのね。でもこの番組って使われてるBGMのほとんどカルチャー・クラブとボーイ・ジョージなんです。それが効果的に使われてるから、やっぱりカルチャー・クラブっていい!って思ってしまいます。(ちなみに私はThe Devil In...のサイトからダウンロードして見ました。)


2001/01/26
Sunday Sunset Studioと言うFMの番組が関西地区にあるそうです。Yahoo!の掲示板にも書き込みがあったんですが、この番組ではCulture Shock Clubというコーナーがあったそうです。このコーナーの由来は「カルチャー・クラブのボーカルの人は男?女?」から来てるらしいです。それにしてもボーイ・ジョージの性別不明さ加減って、世代を超えて共通なのね。


2001/01/25
こんな話は書いていいのかという話。
Official Culture Club Websiteの掲示板にあったのだが、イギリスの「サン」という新聞(確か有名なタブロイド紙)にカルチャー・クラブの記事が載ってたと言うのだ。内容をざっくり説明すると以下のとおり。
−−−−−−−−−−−−−−−
カルチャー・クラブ、ヴァージンに切られる。
カルチャー・クラブは19年間に渡るヴァージンとの関係を断たれた。
このバンドは80年代大変な人気であった。だが、90年代の大半を沈黙、98年に再結成するもCold Shoulderは43位止まり、Original Goldはチャートに入らなかった。
内部関係者は「彼らとは長い付き合いだったけど、もう稼いでくれなくなったからね。ビッグバンドだったから残念だけど、結局は金だね。」と語った。
カルチャー・クラブはあきらめずに、他のレーベルにアプローチをかけている。
原文(サン紙のサイト)
−−−−−−−−−−−−−−−
信憑性のほどは定かではないけれど、大ショックを受けてしまいました。でも、再結成後に出した"I Just Wanna Be Loved"はUKで4位まで行ってるそうだし、"Greatest Moment"(だと思う)も40万枚売れたというニュースも出てました。サンもそういうネタは隠すのね、全く。
でも、この話がほんとならだけど、絶対次のレーベルは見つかるからがんばれ、カルチャー・クラブ!


2001/01/24
The Devil In...が更新されてました。今回はカルチャー・クラブやボーイ・ジョージがゲストで参加しているアルバムの紹介でした。チャゲアスのOne Voiceも紹介されてました。"Love Is Love"と"The Dream"が入っているエレクトリック・ドリームのアルバムも紹介されてました。(まだ売ってるのね、びっくり。)特に"The Dream"はこのアルバムにしか収録されてないそうです。そういえば、私も"The Dream"はエア・チェックしたものしか持ってないです。しかも"The dream, the dream, the dream"しか覚えてない…貴重な音源かも。どっちって?そりゃCDでしょ、やっぱ。


2001/01/23
YEAH! WE LOVE '80sの空耳アワーのコーナーを見ていたら、まだ見つけていないカルチャー・クラブねたがありました。今回は"I'll Tumble 4 Ya"です。ボーイ・ジョージが九州弁で歌ってるって…

YEAH! WE LOVE '80sの空耳アワー


2001/01/22
1/21のコラムから。お題は1つでした。ネタ元は100% Boyから。

先週末はヴェルサーチとその仲間のヴェルサスの音楽の準備のおかげで、ダブルヴェルサーチ攻撃にあったよ。ヴェルサーチのショーはすごくモンテカルロっぽいか、破産してるかだ。前列にはアイルランドのレーサーのエディー・アーヴァイン、イーグル・アイ・チェリー、ラッパーでプロデューサーのミシー・エリオットがいた。元友人のルパート・エヴェレットもいた。

何ヶ月か前にルパートはぼくのアーティチョークの大きさのことで憎たらしい冗談を言ったんだ。僕はこのコラムでは防御体制を取ってから、似たようなやつできつーいお返しをしといたけどね。ミラノに行くとき彼も同じ飛行機に乗ってた。ぶらぶらしただけじゃなくて、フライトが1時間遅れるってアナウンスがあったときはスチュワーデスに文句を言ってた。僕も頭に来たけど、彼がちゃんとやってくれたから任せることにした。送れるときの航空会社ってのは一方的だよね。着いてからルパートはすごく丁寧に侮辱したことを謝ってきた。ぼくももめるのはいやだから、受け入れることにした。

ミシー・エリオットに話を戻そう。ぼくたちはショーの後のディナーの席でとなり同士になった。最初はちょっとひどかったけど、話が音楽になったら彼女は元気になった。彼女は今度のアルバムのリミキサーに誰がいいか、UKナンバーワンのビッグ・スターは誰か知りたがった。何人かあげたけど中身のない注目を浴びてるだけの人ばっかりだった。

ぼくたちは電話番号を交換して、彼女に山盛りのレコードとプロデューサーのリストを送る約束をした。

アンドリュー・マッケンジーのパーティーに移動した。そこは無法地帯だった。マッケンジーは今ホットなデザイナーなんだ。イタリアンの男の子やドラッグ・クイーン、ファッション中毒であふれていた。貧血が起こってきた。しまいには腰に手を当てて立っていたので、ぼくはホテルに戻らざるを得なかった。ホテルのバーでは別の騒ぎがあった。そこは自分以外愛さない男性モデルでいっぱいだった。たとえ最後に一人でベッドでイイ本を見るだけになっても、彼らをただ見てる分には害はないんだけどね。

その本て言うのはWaitingというんだ。悲劇的コメディーっていうのかな。ほとんど読み終わった。すばらしいんだけど、あんまり面白くないね。ブラックコメディーだと思うだろうけれど、ぼくの週末を総括しているものなんだ。モデルたちが見られてないだろうという事実は皮肉だ。彼らは女々しい髪型なんて排除してしまう。パンツや破れた501や白のTシャツで歩く。彼らは幻想を売り、我々はそれを真に受けているのだ。裏方はその美形たちのおかげでへとへとだ。ぼくはブロンドの子を見てよだれを垂らしてたけど、ヘアドレッサーのグイードは眉をただ動かしただけで、「ぼくはロングアイランド・アイスティー。」と言っただけだった。

ぼくはきれいな男には皮肉っぽくなってると思う。でも気にしない。つまらない種馬に囲まれてるのを知ってるだけさ。

運悪く男性モデルの話を聞いちゃったら、あいつらがキャンペーンやショーの話ばっかりしてるってわかるよ。思わず眉がつりあがっていつもと違った声で言っちゃうんだ。「私はブラッディー・マリー」って。


2001/01/21
検索エンジンで探してたら、こんなページを見つけました。カルチャー・クラブに対して言いたい放題言ってて、結構笑えます。このページにちょこっと書いてあったのですが、坂本龍一さんによると「ボーイ・ジョージの顔の皮の一部がNHKの壁に残っている」とか…ほんとかいな?!
それと、「ハリハリハーリー」はBow Down Misterだって教えてあげた方がいいのだろうか…

カルチャー・クラブ。(トップページはココ)


2001/01/19
The Devil In...で紹介されていましたが、ボーイ・ジョージのEssential Mixが予約できるようになったそうです。Amazon.comのサイトが紹介されてました。私も真似してリンクを付けておきます。ジェシカさん、「真似したー」って怒らないでね。

Amazon.comの予約画面


2001/01/18
昨日の続き
3つ目
セックスといえば、Queer As FolkのUS版をどうにか見た。もちろんゲイカルチャーの性的な面にずっと焦点を当てている。
アメリカ人は感傷的なヒント以上のものを加えてるし、シャロン・グレスをゲイ・フレンドリーな母親にキャストしてる。これはずるい。グレスを見ると心があったかくなって叫んじゃうからね。で、説得されてしまうんだ。Queer As Folkについてはまだ予約があるけど、US版がここで放送されるなら乗り換えるかもね。


2001/01/17
昨日の続き。
二つ目。
ミラノでのベルサーチのショーのための選曲をしてるんだけど、お気に入りのモデルのドナテラにはまだ曲を提供できてない。何ヶ月か前にカーリー・サイモンのYou're So Vainとダフト・パンクの新しいのをあわせたけど、あれはまぐれだったね。そんな天才的なやつを聞いてるから、ヴェルサーチ側からヘンな依頼を受けてるけど、アダム・アントとUKガレージを合わせることはできない。
ファッションショーの仕事は我慢と想像力が試される。でも生活のために働く以上のものがある。かわいい人たちが自分が苦労して作ったサウンドトラックに合わせて歩くのをみると一番興奮する。セックスやロックンロールみたい。
(続く)


2001/01/16
1/14のコラムから。お題は3つでした。ネタ元は100% Boyから。
一つ目。
木曜日にマイアミから寒いロンドンに戻ってきた。ぼくのモットーは「天気が悪いからって一日をだめにするな」なんだ。本国ってのはいつもいいものだ。ぼくはロブスターの焼いたのをたべる。マイアミじゃ曇ってて、ゆっくり日に当たってなかったからね。早いフライトにしたんだけど、これは友達の彼氏がぼくと一緒に戻ることになってて、彼の座席をアップグレードしてもらうためには、彼にぼくの彼氏のふりをしてもらうのが唯一の方法だったからなんだ。
ロンドンの中心まで行ってから、免税品でいっぱいにしたバッグを駐車場に置いてきたことに気がついたんだ。誰か新年のプレゼントをもらえたね。この2ヶ月で2回目だよ。ボケてきたかな?単に10代の万引きのカルマかな?
マイアミは正面に関しては幽霊みたいな古い場所だ。いたるところで筋肉質な男やスレンダーな女の子がいる。みんなが健康を意識してると思い込まされてしまう。でもマイアミで野菜を見つけるのはM1で豆腐を見つけようとするものだ。ベジタリアンのレストランも薄っぺらで、ジュースバーも砂糖がビタミンと思ってるボディビルダーが常連なんだから。
寒い天候はちょっとはプラスだった。夜ドレスアップできたからね。暑さはぼくのスタイルには敵だね。
マイアミではソングライターのデズモンド・チャイルドの家に呼ばれた。リッキー・マーティンのLiving La Vida Locaを書いて有名な人だ。ぼくたちは曲を書きたかったけど、ぼくの頭は働かないし、デズモンドのスケジュールはひどかった。まあ、3件の家を見たのは十分ぞくぞくした。ぼくの家があばら家に見えてきた。でも、それが我が家なのさ。
(続く)


2001/01/14
The Devil In...のサイトに今度出るエッセンシャル・リミックスのプレス・リリースが載っていました。もともとLondon-Sire Recordsが出したプレス・リリースだそうです。内容を要約するとこんな感じ。

ボーイ・ジョージにとって今日カルチャー・クラブで歌うのは一種の趣味である。確かにバンドは世界中で活動している。しかし、ボーイ・ジョージのフルタイムの仕事はカルチャー・クラブで力を発揮したものが役に立っている。ボーイ・ジョージはDJとしてヨーロッパのダンスミュージック・シーンを盛り上げるのに一番時間を使っている。こんなわけで彼は世界クラスのDJの足跡に続くべく選ばれたのだ。
ボーイ・ジョージによれば、「DJブースにいるって言うのは、完全な自由を得る数少ない場所の一つなんだ。」そうだ。聞けば、彼の自由はEssential Mix CDに訳されているのだ。Essential Mixには彼によってミックスされた18曲が含まれ、ツーステップ、ディスコ、テクノ、トランス、プログレッシブ・ハウスが取り入れられている。その編集は音楽的な幅広さとリズムの多様性が印象的だ。ザ・ブギーマックスの「イパネマの娘」、ボーイ・ジョージ自らが歌うカルチャラル・ディヴァージョンの「See Thru」が含まれ、彼が「一番セクシーな音」と呼ぶツーステップのサウンドを紹介している。加えて、ベイビーDの'Let Me Be Your Fantasy'、キンキー・ローランドの 'Born Funky'、アマンダ・ゴーストの 'Filthy Mind'、ボーイジョージが友人と一緒にThe Coleinとして参加している 'Spreading the Light'が収録されている。


2001/01/12
GLOBAL CULTUREのニュースが久々に更新されてました。詳しくはGlobalCultureのNewsの和訳ページに。リミックスアルバムのプロモーションの写真やジャケット写真なども載ってます。

それから、Official Culture Club Websiteの掲示板を見たところ、あるファンの方がボーイ・ジョージのUSでのDJツアーの予定を書き込んでいました。(その人がレコード会社に聞いたら、日程を教えてくれたそうな。)リミックス・アルバムの宣伝のためってことでしょうか。時期は2月。メジャーな都市を何箇所か回るような感じでした。


2001/01/11
ケータイの着メロのダウンロードサービスに「カーマは気まぐれ」が入ってるのを見つけちゃいました。対象になっているのはH"やJ-PHONEなどでした。やった!これで私のケータイでも使える!!とJ-PHONEユーザーの私は喜んだのですが、どうも私のは対象機種ではないみたい…ちゃんちゃん。
以下はそのサービスの情報が載ってるサイトです。ダウンロードサービスを提供しているのはケータイ電話のサイトです。また情報がわかったら載せます。

TAITO携帯電話情報サービス


2001/01/10
「誰が言ったか知らないが、言われてみれば確かに聞こえる空耳アワー」なことを書いているサイトをまた見つけました。今回はMister Manでした。でも私には聞こえないんだけどなー。

mimitako


2001/01/09
世の中には面白いカバーがある。以下のリンクには、カルチャー・クラブのウクレレバージョンの紹介がされていた。いったいどんな感じなんだろうか。やっぱりハワイアンなカルチャー・クラブなんだろうか。仮にカルチャー・クラブがハワイアンをやるとしたら、ウクレレを弾くのはやっぱりロイなんだろうか。で、みんなアロハを着ちゃうんだろうか。そしたら、ジョージが歌いつつ踊るのはやっぱりフラダンスなんだろうか?
想像する方もする方だが、つくづく似合わない…

ウクレレのCD,VIDEO


2001/01/08
ボーイ・ジョージの1/7分のコラム。掲示板に書き込んだものを転記。
ネタ元は100% Boyから。お題は3つでした。

1つめ。
タイミングの話をしよう。マイアミは95年のうちで一番の寒さだった。ぼくはビーチでオープンエアのギグの予定だった。マイアミで凍るなんて思っちゃいないはずだけど、僕はそんな目にあってしまった。カシミヤのスカーフを巻いたけど、契約には温度も条件に入れる事を決めたよ。ホイットニー・ヒューストンは入れてるんだ。
寒さはおいとくとして、音なんだけどひどかった。窒息した猫みたいに聞こえたよ。心配無用。新年だから、参加したお客さんは拍手してくれた。夜中にはB52'sも加わって歯をがちがちさせつつ新年の乾杯をした。
かわいそうにエージェントのトニー・デントンは、タイミング悪く2日前の僕のDJギグでステージから落ちて、足を折っちゃって松葉杖なんだ。病院に運ばれたら、医者と看護婦ときたらドラックの飲みすぎたやつをからかってて、ワゴンにほっておかれるしね。やつらは幻覚をおこしたやつが叫んでるのををからかってたんだ。この事はアメリカの医療関係者にある確信を与えるね。
トニーには祝福しないとね。足を折ってたのに新年のお祝いをしたんだから。人間の精神には回復力があるよ。
ありがたい事に2回目の新年のギグはあたたかいスタジアムでホモセクシュアルがいっぱいだったよ。ディスコのグルーヴが「カーマは気まぐれ」で妨げられたのをどう感じたかは判らないけど、たくましいよね。
新年は悪夢だったけど、負傷したエージェントが自分の友人のスーをプロモーターに紹介するって聞いている。ぼくはフィリップ・トレーシーの帽子を手に入れるつもり。

2つめ。
80'sからのライバル、デュラン・デュランがサウス・ビーチのナイトクラブで演奏した。懐かしさはともかく、彼らの歌詞を結構知ってるのは認める。今のデュラン・デュランのお客を見るのは面白いね。彼らはカルチャー・クラブよりストレートな奴等をファンにしてるよ。
サイモン・ル・ボンはいい声だった。ミックスはだるかったけど。まっとうな選曲で、僕もお気に入りのOrdinary Worldでしめてた。ニック・ローズは黒のタキシードでキーボードを弾いてブロンドの髪をたてがみみたいにしてたよ。
ひとがデュラン・デュランをなんと言おうと、まあ僕も言ったけど、彼らは正当なポップ・グループで歌の書き方やチューニングを知ってる。新曲も古いジャンパーのようにぴったりだった。彼らはすばらしかったよ。
アマンダ・ゴーストは80年代のドラッグの格好をしてたから、リオって称号をあげたよ。で、ぼくはTシャツを買った。

3つめ。
僕の新年の決意、オリジナリティーの無さをゆるしてほしいけど、たばこをトイレにすてちゃうこと。そいつがなくなっちゃえば、ぼくの好き/嫌いの関係も終わるはず。ぼくはマルボロ・ライトを吸ってたんだけど、それがぼくのために何かしてくれるわけじゃないしね。実はたばこを吸うのは嫌いなんだ。でもそれはドラッグで、もっと大変なドラッグを克服するあいだも潜在的なドラッグなんだ。方法を知ってる人はいい方法でも歌でもお祈りでも送って。喫煙者と言う敗者にならないようにぼくをいぢめて。


2001/01/04
ボーイ・ジョージの12/31分のコラム。掲示板に書いたのを転記。とりあえず読んでみました。100% BOYに原文ありです。しかし、ジョージのコラムってば難しい。今年はもっとうまく読めるようになりたいわ。

一つ目。
この2年くらいロンドンの家族から離れてクリスマスを過ごしている。去年はモーリシャス、今年はロサンゼルス。太陽を浴びる事ができてうれしいよ。2000年は僕のキャリアの中でも一番みょーちくりんなDJのギグで締めくくる事になるんだ。
ごめん、ゲインズボロウの事は聞いた事はなかった。もう忘れないつもりだけどね。クリスマスイブで、正直言って仕事する気になれなかったんだ。特に翌日がアメリカ行きだったしね。でもクラブの経営者の女性がキャンセルしたら訴えるって言うから応じたんだ。
クラブに着くなり、カレーを出番の前に食べたいか後に食べたいか聞かれたんだ。頼んでないのにね。誰かが僕のために頼んでたんだ。もちろん断ったけどね。
クラブの中はジョージ・ブッシュの心以上に空いてて、年食った女性はDJブースのそばで立ってて、ダンスフロアに群れてた。 彼らはビールや相手とキスする事に興味があるみたいだったね。始めるや否や説教されたよ。「もっとちゃんとやれ。」って。お客さんはぼくがやってるときだけ踊ってたんだ。唯一肯定的な事を言うと、男の子がすごくイケてたこと。自分がゲイだって言う気はなかったけどね。
翌日の昼は気が付くとハリウッド・ヒルズにいてクリスマスの食事を食べつつ言ってるんだ。「あんまりクリスマスっぽくないぞ。」って。早朝騒ぎがあったんだ。僕のホストが七面鳥につめるハーブをなくしたんだ。ベジタリアンの僕は豆腐を提案したくなったけど、お店を探しに行ったよ。
アメリカにいるときは、どんな時期でもお店は開いてた。でもこのときはちがったんだ。唯一開いてたのはロシア人の食料品店で、僕たちがセージの葉っぱのことを言っても、せせら笑ってるんだ。ラルフスに気が付かなかったらあきらめてるところだった。そこはユダヤ人のデリで、クリスマスを忘れてる
か、僕たちのハーブの悩みに気づいてないみたいだった。
恥ずかしい事にぼくは哀れな生き物が詰め物を入れられて、イエスの名前の下に食される事に貢献してしまったんだ。ぼくは誰が邪かを判ってる唯一の人間なのかな。というのも、友達のお母さんがすごい魚料理を作ったんだ。詰物がされてるんだ。純粋なベジタリアンは僕を偽善者だって責めるだろうね。
でも、魚は冷血動物で進化の過程でも人間からは離れてるんだよ。有名なベジタリアンのロックスターも言ったよ。「魚は正当化される殺しだ。」ってね。
とにかく、太陽の下のクリスマスは至福のもので、家に電話するとみんな行きたいって言うんだ。

2つめ
マイアミってのはなんといいところなんだろうね。こんなにたくさんのジムに通う男を見た事はないよ。でも嫉く事はないよ。天気予報じゃ数日は雨なんだ。暑さと雨は、女装には大敵。
一番変だったのはマイアミに着いて、荷物を拾うベルトコンベアーのところで友達2人に会ったんだ。いっしょの便に乗ってるって知ってたら、飲んでたのに。誰もがここにいるみたいだし、新年は完璧なコンガみたい。ぼくは文明化されようとしてる。見てて。


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