[ス ポ ー ツ]
観るのに加えて突如やるほうにも目覚めちゃったサッカーはもはや生活のリズムを作っているほどだし、メジャーリーグの野球も楽しませてもらった。オリンピックも、イヴェントとしては素直に共感できないけど競技自体の魅力はやはり特別だった。
観戦したサッカーの試合は13(W杯=4、J=6、日本代表の練習/親善=3)。中で興奮、感動した2試合と、悲しみに襲われた1試合が特別な体験でした。ベスト・スタジアム(ったっていくつも知らないが)は鹿島とウルサン。
直接スポーツの話じゃないんだけど、今回のW杯、韓国で起きていたことをぜんぜんまともに報道しなかったことで、マス・メディアのしょーもなさを多くの人が知ることになったのは思わぬ副産物だった。
◎ドイツvsアイルランド 6月5日鹿島スタジアム
◎スペインvs韓国 6月22日韓国・光州スタジアム
◎横浜Fマリノスvs京都パープルサンガ 10月6日三ツ沢競技場
アスリートとして、すごいなあ、と改めて思わされたのは、
野茂英雄
イチロー
清水宏保
中田英寿
の4人かな。サッカー選手は挙げていくとキリがないけど、この4年間見続けている中田がやっと本来の力を発揮できる環境を手に入れたのが嬉しい。サッカーのベスト・イレヴンも選んでみようかと思ったけど、たいへんなのでやめました。
[活 字]
読んでない。とにかくぜんぜん読めてない。編集者がこんなことでいいのか、ってぐらい、手つかずと読みかけの本がたまっていく……。ベスト・マガジンは「季刊サッカー批評」(編集長は半田雄一、双葉社)。「海辺のカフカ」はけっきょく半端な作品だと思いました。自分で担当した仕事では、斎藤完「飲めや歌えやイスタンブール トルコの酒場で音楽修行」にもっとも手応えを感じた。マンガは、うーん、なんだろ? 高野文子? 井上雄彦? もっと開拓したいよお!
◎四方田犬彦「ソウルの風景 記憶と変貌」岩波新書
◎高岡英夫+松井浩「サッカー日本代表が世界を制する日」メディアファクトリー
◎宇都宮徹壱「ディナモフットボール」みすず書房
◎吉井妙子「神の肉体 清水宏保」新潮社
◎富野由悠季、上野俊哉+大塚英志+ササキバラ・ゴウ「戦争と平和」徳間書店
◎サポティスタ編「タレコミW杯」流星社
[ワ ー ス ト]
◎FIFA、バイロム、JAWOCによるワールドカップ2002のチケット販売
悔しかったのは
◎夏を費やして編集していた本が年内に出版できなかったこと
◎ウイグル音楽関連の企画が通らなかったこと
◎ドイツvsアイルランド戦のチケットを2枚しか買わなかったこと
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