交わる世界 Faile(43)「あいつぐ訃報」

このところ訃報があいついでいます。年賀状の季節になったせいか、年賀の辞退をするお知らせもありますが、このところあいついで届く訃報には、いささかショックを受けています。

彼らがほとんど私の同志であり、後輩である人々だったからです。友人としての長い付き合いをしてきた人々、仕事での深いかかわりを持っていた人々、思い出が詰まった人々が、早々と去って行ってしまいます。

「宇宙戦艦ヤマト」のプロデゥサーの死については、「観る世界」で書くことにしましたので、ここでは触れませんが、ここへきてあまりにも訃報が多すぎるので、いささかショックを受けています。

人の常とはいいますが、いつか訪れる死は覚悟しなくてはなりませんが、少なくとも私よりも後輩が去って行くのは、いささか耐えられません。

癌による死というのは、ごく初期的な状態を除いて、治癒のしようがない現状では、受け入れなければならないかもしれませんが、中には老齢のために、ちょっとした不注意から、死に至ってしまう事故につながってしまうということもあるようです。

このところ自宅の階段にかかわる事故死が数多く聞かれますし、実際に身近にもありました。安心している家庭内の事故が多いのは、残念でなりません。誰でも一番気を許している空間ですから、緊張感を欠いているのは当然のことですが、ここでの事故がかなり多いという子とを知って愕然としています。

外出した時の不慮の事故は、いささか避け難いものがあるのかもしれませんが、家庭内事故だけは避けたいものです。

気持の整理が出来なくなってしまうのではないかと思います。

それにしても加齢に洋って、次第に体力が衰え、瞬発力も衰えていくのは、嫌でも感じてしまいます。

幸い目下のところ健在であることには感謝しながら、何をすべきかを考える今日この頃です☆